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にょたゆりってかわいくないですか。


(地雷回れ右)


要するに女体化百合の半稀です。



本作ではやってないけどやった事実は出てきます。



改め地雷回れ右

意味わからなかった人回れ右推奨。



それでは、妄想120%でお送りします。




「稀咲さん、これ。」


張り付けられた笑みは目の前に立つ女が仕込んだものだった。にこりと笑い幾つか資料を手渡す。部下の前だからか「ありがとう」と言いにこりと笑う。口元がにやけていたのがバレたのか、見えないようそっとヒールで踏まれた。


「___。______!」


「___、___。」


気持ち悪い程素直に話を聞く、”敵のアジトに潜り込んだスパイ”のような目の前の部下にさっき稀咲に渡した資料をそのまま丸投げし、それじゃあ、と稀咲が一方的に話を切る。


「……」


「半間」


「…りょーかい。」


暫く無線イヤホンに耳を傾け、静かに、と促すが、それもすぐ終わり呆れ半分位で次のターゲットが決まった。資料の端には盗聴機を着けたのだ、配信先は稀咲。どうやらアウトだったらしい。大人しくしてりゃ稀咲に近づかない限りはかわいがってやんのに。


「アイツ稀咲の尻ばっか見てた」


「……嫉妬か?後敬語。」


可愛いのは分かるが公共の場だぞ、とか後ろに恋人居ます、とかマウn…言いたいことはあるが目を瞑った。とは言っても、嫉妬なのかもしれない。触るもんなら生きたまま手首を切り落としたりもした。


「…まさか。アタシはもっとイロイロできるし」


「うるせぇ、もういい」


「『はんま、もっと、』って♡かわいかったぜ?」


「ッ〜!!死ね!」


こういう事を言ってると学生時代の時が懐かしくなる。稀咲の、面倒くさくなったらもういいで終わらせようとする所は変わらない。真っ赤になった稀咲の顔や少し前の夜中を思い出すと頬が緩む。が、それを咎める様に細い足で蹴られる。


「あは、いった〜♡」


「痛そうには見えねぇな…?」


本当にあの蹴りで痛がるやつなんて居るならとっくに捨ててんだろ、とは言わなかった。怒られると面倒だし。む、としている稀咲は珍しくこそ無いが可愛らしい。片手で緩く顔を隠しているが耳はまだ赤いのが見える。



「どうでしょうねぇ?……”今夜”何時もの場所で。」


「ッ…誰が行くか、」


そろそろ”処理”しなければ。元々警戒対象で大した内容は書いてないにしろ、メンツにも関わる為できれば外部に漏れる前に。敬語に戻し張り付けの笑みを浮かべる。


約束の場所に来るか否かは稀咲の気分次第だ。

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天才☆もぅ好きぃぃぃぃ!!

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