テラーノベル
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#独占欲
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「はぁ……はぁ……。し、白石さん……もう、これ以上はシステムが……」
僕はベッドの端で、文字通り「燃え尽きた真っ白な灰」のようになって横たわっていた。
そんな僕の背中に、しっとりと汗ばんだ素肌が再び密着した。
「……陽一さん。寂しがり屋のうさぎさんを放置して、遅くに帰ってきたこと、本当に反省してますか?」
耳元で囁く彼女の声は、甘く、それでいて逃げ場を許さない重圧に満ちていた。
「……反省してる。死ぬほどしてるから……」
(お願いだ、今日はもう、シャットダウンさせてくれ……!)
「ダメですよ。ノルマまだ残ってるでしょ?」
彼女は僕の肩に顔を埋め、クンクンと、またあの「チェック」をするように匂いをかいだ。
「……まだ、焼肉の匂いがちょっと残ってます。私の愛で、骨の髄まで完全に上書きしないと……ね?300秒、私を不安にさせた罪は重いんです♡」
(ひ、ひえぇ……! 5分だぞ!? たった300秒の遅刻で、なんで一晩中フル稼働しなきゃいけないんだ!)
彼女は僕の上に跨ると、はだけたウェアを完全に脱ぎ捨て、剥き出しの独占欲で僕を包み込んだ。
独身最後の夜。
僕は、体力をすべて「愛の延滞料金」として差し出し、再び甘い地獄へと引きずり込まれていった。