テラーノベル
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Dom/Subユニバース第2弾ですね!!はい!!
何故なら私の癖だからでs(
リクエストもじゃんじゃん消費していきますし、いつでも募集中なので良ければコメントお願いします〜!
同棲(?)済み。
🌟🌸さんS強めかも
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💫🎨 『…なぁ、』
🌟🌸『何?』
💫🎨『..れるはいつまでお前の家におらなあかんの』
ソファの端と端。
まるで磁石の同じ極同士みたいに距離を取って座りながら、れるは目の前のコイツに不満をぶつけた。
こえくんは手元のスマホから顔も上げずに、面白がるような声色で答える。
🌟🌸『さあ? れるが僕なしで平気になるまで、じゃない?w』
💫🎨『ッッ、れるは、..れるは、1人でも余裕やし!』
🌟🌸『へぇ〜…この前の夜中に半泣きで僕の服の袖掴んでたのはどこの誰だっけ?』
💫🎨『う、うるさいッッ!///あれは事故、やし..!』
顔に熱が集まるのを感じて、れるは思わず顔を背けた。
こえくんとれるがこんな奇妙な同居生活を始めて、もうすぐ一ヶ月が経つ。
きっかけはれるのヒートだった。
それはもう、理性なんて簡単に吹き飛ぶほどの衝動で、強力な抑制剤を飲むか、自分と相性のいいDomにコマンド――命令を下してもらうしか、収める方法がない。
でも、れるに適合する抑制剤は、まだこの世に存在しなかった。
初めてのヒートでパニックになったれるが、朦朧とする意識の中で必死に掴んだDomの気配。その持ち主が、よりにもよって同じグループのメンバーで、日頃から犬猿の仲として有名なこえだったなんて、何の冗談かと思った。
しかもこいつも、れると同じ『SSSランク』のDom。
運命の番(つがい)だなんて医者には言われたけど、僕にしてみれば悪夢の始まりでしかない。
🌟🌸『Reluが強がるのはいつものことだし、別にいいけど』
こえはスマホを置いて、にやりと人の悪い笑みを浮かべた。小悪魔なんて言葉が、こいつほど似合う男をれるは知らない。
..実際小悪魔組やし?
🌟🌸『でもさ、そろそろ来るんじゃない? “あれ”』
💫🎨『は?なんの事やねん』
🌟🌸『とぼけないでよ〜wれるの体、正直なんだから』
その言葉に、心臓がどきりと跳ねる。
隠していたつもりが、こえにはお見通しらしい。
事実、さっきから体の奥がじくじくと疼いて、微かな熱っぽさを感じていた。
息が少しずつ浅くなって、無性に誰かに甘えたくなるような、あの嫌な感覚の前兆。
💫🎨『…ッ、べつに、なんでもないわ』
強がってそう言い放つけれど、声がわずかに震えたのを自分でも感じた。だめだ、こえくんの前では平静を装えない。こいつが放つDomのオーラが、れるのSubの本能をじわじわと侵食してくる。
🌟🌸『…顔、赤いよ』
こえがすっと立ち上がり、れるの座るソファの前に回り込んできた。見下ろされる形になって、思わず顔を逸らす。
💫🎨『〜ッ///、照明のせいやろ』
🌟🌸『ふーん?w 』
楽しそうな声とともに、ひやりとした指先がれるの頬に触れた。思わずびくりと肩が跳ねる。
💫🎨『ひぁッッ..、!?///』
🌟🌸『熱いじゃん。やっぱり、僕に”お願い”したいことがあるんじゃないの?』
💫🎨『さ、わんなや..ッッ!///』
振り払おうとした手は、いとも簡単に掴まれてしまう。力の差は歴然だった。悔しさと、抗えないもどかしさで視界が滲む。体は正直に、もっと触れてほしいと訴えかけてくる。
💫🎨『はぁっ…///、ん、ぁ… 』
🌟🌸『ほら、息も上がってきた』
わざと耳元で囁かれる意地悪な声に、背筋がぞくぞくと震えた。
もう限界だった。思考がとろりと溶けて、目の前の支配者にすべてを委ねたくなる。
自分で自分を制御できないから本当に厄介だ。
💫🎨『….や、ッ///』
🌟🌸『やだ、じゃないでしょ?』
こえくんの雰囲気が変わる。さっきまでの悪戯っぽい笑みは消え、絶対的な支配者のそれに。空気が張り詰めて、逆らうことなんて許さないという圧がれるを包み込む。
🌟🌸『れる』
低く、静かに響いたその声だけで、れるの体の自由は完全に奪われた。
『Come』
たった一言のコマンド。
抵抗しようとする意思とは裏腹に、れるの体は勝手に動き出す。ソファからゆっくりと立ち上がり、ふらつく足でこえの胸元に吸い寄せられるように、こてんと額を預けた。
💫🎨『…っ、ぅ….///』
🌟🌸『ん、いい子』
悔しくて涙がこぼれるのに、頭を撫でる大きな手に、安心してしまう自分がいる。
『こっちむいて』
次のコマンドに、れるはゆっくりと顔を上げた。涙で濡れた瞳でこえくんを見上げると、彼は満足そうに目を細めていた。
🌟🌸『ちゃんとお願いできる? 僕にしてほしいこと』
早くコマンドで、こえくんでぐちゃぐちゃにして欲しい。
しかし、反発心の方が勝ってしまった様だ。
💫🎨『…ッッ///うるさい..!コマンド、、要らんし…!』
🌟🌸『…へぇ〜』
低く、小悪魔めいた囁きが、れるの最後の強がりを打ち砕こうとする。しかし、ヒートの熱はもう、れるの全身を焼き尽くさんばかりに燃え上がっていた。
こえくんの見開かれた瞳には驚きが浮かんでいたが、それは一瞬のこと。すぐにその表情は、面白いおもちゃを見つけた子供のような、意地悪な笑みに変わった。
『れるが要らないって言うなら、僕は別にいいけど本当に?』
💫🎨『〜ッ、当たり前やろ..!///誰がこえくんなんかに頼るか..!』
強がるれるの言葉を最後に、こえくんは肩をすくめた。
🌟🌸『そっか。じゃあ、頑張ってね』
それだけ言うと、こえくんは本当にれるに背を向け、さっきまで座っていたソファに腰を下ろした。そして何事もなかったかのようにスマホを手に取り、ゲームを始める。画面から流れる軽快なBGMが、やけにれるの神経を逆撫でした。
💫🎨『なっ….、おま..ッ』
言葉が続かない。本気で放置するつもりなのか。
じわり、と背中に嫌な汗が滲む。ヒートの熱は勢いを増すばかりで、体の芯がドロドロに溶けていくような感覚に襲われる。息が苦しい。誰かに触れてほしい。支配されて、めちゃくちゃにされたい。
後悔してももう遅い。れるのくだらないプライドが、唯一の救いを遠ざけてしまった。
ちらり、とこえくんを盗み見る。こえくんはれるのことなんて一切気にしていない様子で、スマホの画面をタップし続けている。その無関心な態度が、れるの心を余計に締め付けた。
『ぅ…っ、はぁ、ッ///』
立っているのも辛くなって、れるはその場にずるずるとへたり込んだ。カーペットの毛足が頬に触れる。誰でもいい、なんてことはない。こえくんじゃなきゃ、ダメなんだ。SSSランクのれるのSubの本能が、同じランクのDomであるこえくんを渇望している。
💫🎨『…こえ、くん….』
蚊の鳴くような声で、こえくんの名前を呼んだ。
返事はない。
『..なぁ、こえくんってば…!』
もう一度、今度はもう少しだけ声を張る。すると、こえくんはスマホから顔も上げずに面倒くさそうに言った。
🌟🌸『ん、何?僕に頼らないで一人でどうにかするんでしょ?』
💫🎨『….っ、そ、れは…』
🌟🌸『邪魔だから、向こう行っててくれる?今集中してるんだよね〜』
突き放すような冷たい言葉に、視界がぐにゃりと歪んだ。だめだ、涙がこぼれる。悔しいのに、惨めなのに、体は正直にこの状況に興奮し始めている。放置されて、意地悪くされて、どんどん追い詰められていくこの感覚に、心の奥底が痺れていく。
れるは震える足でなんとか立ち上がると、よろよろとソファに近づき、こえくんの足元に膝をついた。そして、彼の服の裾を、小さな子供みたいに指先でぎゅっと掴んだ。
💫🎨『….ご、め…なさ..っ』
涙と嗚咽で、言葉がうまく紡げない。
『さっきのは..うそ、やから…。ほんとは、一人じゃ…むり、やから……///』
こえくんは、ようやくスマホから視線を外して、れるを見下ろした。その目は、獲物を前にした肉食獣のように、ギラギラと輝いていた。
🌟🌸『…聞こえないなぁ。もっとちゃんと言ってくれないと』
💫🎨『…ぅ、ぁ..っ』
🌟🌸『僕に、どうしてほしいの? れる』
煽るような、囁くような声。
れるはもう、プライドなんてかなぐり捨てていた。顔を上げて、涙でぐしゃぐしゃになった顔で、必死にこえくんに訴えかける。
💫🎨『おねが、いします…っ、コマンド、ください…///れるを、めちゃくちゃに、してください…』
言い切った瞬間、こえくんの口角が満足そうに吊り上がった。
🌟🌸『…やっと素直になったね』
こえくんはスマホを放り出すと、れるの顎をくいと掬い上げる。
🌟🌸『最初からそうやって、可愛くおねだりすればよかったのに』
『―いいよ。れるが望むままに、めちゃくちゃにしてあげる』
その後の事はあまり覚えていないけれど、感覚が無くなるほどに痛い腰と音を発さない喉で全てを理解した。
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コメント
11件
コメント失礼いたします! 先日僕もこえれるのDom/Subユニバースを投稿したのですが、構成やセリフなど色々なところが似ている。というコメントをいただいて、確認させていただきました。もちろん、パクリなどもしていないのですが僕の方が後に投稿したので、もしご本人様が不快に思われるようでしたら小説を削除しようと思いコメントさせていただきました💦
ヤッているシーンがみ、みたすぎる
せ、せんせぇぇぇ🥹 癖ぶっ刺さり🫠🫠🫠🫠🫠🫠 S×ツンデレはいいぞ!!!!!!!全世界に広めよう…💖