TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


過呼吸⚠️




明那side


『 はぁ…はぁ、』


咄嗟に不破くんを家に連れてきてしまった

まだ一回しか話したことがない人を家に連れ込むなんて、おかしいよな


でも、あのままじゃいけない気がした

何にも事情はわからないけれど

不破くんを放っておけなかった


不破くんの方を見ると

静かに俯いていた

…きっと事情を聞かれたくないんだろう



不破くんのシャツに汗が滲む

そっか、長い距離走ったから暑かったよな


『 不破くん、とりあえずお風呂入る?』


[え]


『 あ、変な意味じゃなくて!汗もかいたし、服もボロボロだしさ!』

『 ほらこっち来て!』


俺は半ば強引に不破くんをお風呂場へ連れて行く


『 タオルはこれで、着替えはこれ使って!

なんか困ったことがあったらいつでも呼んでね』


ガシャン


俺は逃げるようにドアを閉めた


『 はぁー、急にお風呂入る?って

完全に変な人だったよなぁー…』


1人反省会をしながら

少し部屋の片付けをする

好きな人が家に来たんだ

それなりに綺麗にしなければ!



ガタン


いきなり大きな音が聞こえた


この音お風呂場から?


俺は急いでお風呂場へ向かう


『 どうしたの?!不破くん大丈夫?!』


ドア越しに呼びかける


・・・


返事がない、どうしよう


『 不破くんごめん、』


俺はお風呂場のドアを開けた




[はぁーヒュッ、カヒュ…ッ、ヒュー]

[ヒュー、ケホケホ、ハァー…っ、ッ]


『 不破くん!?どうしたの!?』


不破くんは浴槽の近くでうずくまって

胸を押さえていた


過呼吸だ


『 大丈夫だよ、おちつい、』


[ごめっヒュー、ッカヒュ…ごめんなさっケホケホ、グズ]


ごめんって誰に…?


[ゆる、グズ、ヒュッ、して、くださカヒュ、ハァ、ッ]


許すって一体何を?


[と、とうさん…ヒュッ、カヒュッ、ごめんな、ゲホッさ

ハァッ、]


バタッ


『 不破くん!?不破くん!!』


不破くんは意識を失ってしまった





どうして急に…?

お風呂場で何かあったのか?




父さん?

ここから連れ出して akfw

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

336

コメント

2

ユーザー

父親からの虐待は暴力か、寝る前に見るBL楽しすぎる

ユーザー

前回の怖い人の声は、父だったのか… 虐待確定演出…?

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚