涼太「たまには2人の写真も良いね」
涼太がニコニコと笑う
翔太「ゆり組がぁーって騒がれるな」
2人で撮れてる写真を見ながら
翔太はため息を漏らす
涼太「やだった?」
翔太「涼太の可愛いがまた1つ世に出たことが悔しいだけ」
涼太「なに言ってんの おれは ずっと」
翔太「ふっ 冗談 涼太この後は?」
涼太「おれは終りだよ?」
翔太「あと1本残ってんだよな」
さすがに涼太を連れて行くわけにはいかないよなー
涼太「ご飯作って待ってる」
翔太「帰りは大丈夫か?」
涼太「心配しすぎだよ」
翔太「んー」
眉間にシワの翔太は考えてる
心配なのだ
だって涼太は可愛いから
小さい頃から可愛さは変わらない
ばぶいと称されるおれでも
涼太の前ではお兄ちゃんのように見えるくらい
いくつになっても可愛い
亮平「翔太ー」
翔太「阿部ちゃん なぁに?」
亮平「舘様が心配なんだろ?送っていく 今日は車だから 」
翔太「ほんと?助かる ん 心配なんだ」
涼太「子供じゃないのに」
亮平「まぁまぁ 翔太あの眉間のシワ取れないままの撮影になるよ?」
涼太「それは 困るね」
亮平「心配されて?」
涼太「わかったよ」
翔太「ちゃんと 寒くないようにしてるんだぞ」
涼太「んっ 待ってる」
翔太「阿部ちゃん よろしく」
亮平「任せといてー」
すっかり阿部ちゃんにお世話になって
スーパーまで寄ってもらって
亮平「明日ね〜」
涼太「上がって行かない? ご飯でも」
亮平「いいの?」
涼太「翔太から 阿部ちゃんにお礼してって」
亮平「ありがとー」
翔太の気持ちは亮平には丸わかり
きっと自分が帰るまで1人にさせたくないんだ
涼太は帰ってくると
亮平をソファに座らせてコーヒーをだす
涼太「ご飯までテレビでも見てて?」
亮平「ありがとー 舘様」
2人で先にご飯を食べて
色んな話しして翔太を待つ
涼太「あ 帰ってきた」
翔太「ただいまー 阿部ちゃん今日はありがとね」
亮平「こちらこそ ご馳走になっちゃって じゃあそろそろ帰るね」
翔太「ゆっくりでいいのに」
亮平「帰って準備があるからね」
翔太「そうか また 今度ゆっくり」
亮平「お邪魔しました」
涼太「こちらこそ ありがと」
ゆり組から見送られ天に召されそうな亮平
亮平「良い夢みれそう」
パタンと扉が閉まると
翔太は涼太を抱き寄せた
翔太「ただいま 涼太」
涼太「おかえり 翔太 」
軽くキスをする
翔太「なぁ 涼太」
涼太「どしたの?」
翔太「ご飯食べさせて?」
涼太「翔太 赤ちゃんだ 可愛い」
涼太はテーブルの対面越しに
翔太の口にご飯を運ぶ
翔太「うまぁ」
涼太「ん 良かった」
涼太の側から片時も離れない
涼太「どうしたの?」
翔太「涼太が可愛くて心配でザワザワすんの」
涼太「これからも 2人の写真 ほしいのに 」
翔太「ん いつかは結婚式の写真撮ろうな」
涼太「話しが」
翔太「約束忘れたの?」
涼太「ちゃんと覚えてるよ」
お風呂の中でぷぅっと顔を膨らます翔太に
よしよしをくり返す涼太
髪を乾かしあったり
スキンケアを一緒にしたりしてベッドの上
涼太「しょた? あの」
翔太「ん?どうした?」
涼太「あの 翔太と その 」
翔太「?」
涼太「翔太が欲しいんだ いい?」
翔太「·····」
涼太「だめなの?」
悲しそうな表情の涼太の顔を包みこんでキスをする
翔太「涼太から誘ってくれるなんて うれしい」
涼太「しょ た 」
翔太「寝かせてやんねー」
涼太の可愛いが出る度に
翔太の独占欲に火が付く
というより独占欲はいつもだよね翔太?
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あの写真からここまで🤭🤭