「今日早くない ?」
突然声をかけられ 、驚きを隠せずに 、動揺しまくりながら返した言葉は
「え、あ、な、何 、?」
今日早くない?という問いに相応しくない返答だ。
それでも親友は気にしず動揺した俺に笑った 。
「なんでそんなびびんのww」
「そんなにびっくりした ??」
親友は少し嬉しそうだった 。そんな親友を見て少し悔しくなったのだろうか、自分でも感情は分からないが 、
「急に出てきたら誰でもびびるっしょ 、」
そう苦笑いしながら 、かばんの中の教科書たちを引き出しに入れた 。
「あ。そういえばさ、今日ワーク提出っしょ?」
「いつ出せばいいの?」
そんな問いに俺は手を止めることはなく 、
「知らん。今日じゃね 。」
素っ気ない返事をしてしまった 。
それでも親友はわかってくれる 。勝手な認識だった 。
隣の席はサッカー部 。今日も部活は無いはずなのにいつも8時くらいに投稿してくる 。
それほどまで遠いのか 。でも 、決まっていつもそいつは歩きでくる 。
うちの学校では2km以上離れていなければ自転車通学は認められない。
自分はギリギリ2km以上だった 。
「そういえば 、昨日ごめん。」
「は?何が ?」
「お前 、昨日遊びに来たのに寝落ちしたっしょ ?」
「だからごめん 。」
そう親友に謝ると親友は「いいよ別に気にしてないし 。」
気を使ってくれているのだろうかと思いながも 、
「ありがとう。」
そう答えると親友は微笑んだ 。
「 何 、え?嘘 、、こんな点数…とったことない 、」
社会の単元テスト 、点数のところには90の数字が刻まれていた。
「やった 、、」
記憶の中では初めての点数だった 。
褒めて 、、貰えるかな 、、
「頑張ったね 。」
教師からこそって言われた。嬉しくて目が潤った 。
じわじわと感じた 。零れかけた涙をこらえ
笑顔を作り誤魔化した。
「え?90点!?凄いじゃん!!」
「すごっ!!」
「いや 、簡単なテストだって言ってたじゃん先生」
「でも凄いよ!!」
そんなに褒めらることなんてあまりなかった。
嬉しかった 。友達にも褒められて 、気分が良くなった 。
両親は褒めて貰えだろうか 。
「今日さ 、大したことないんだけど 、」
「テスト帰ってきた 。」
母親に告れば 、「どうだった?」と問いかけてきた 。
テストを渡し 、母親は「お!!凄いじゃん!!」
褒めてもらった 。でも本題は父親だ 。
どういう返答を貰えるだろうか。
がちゃ________ 。
父親が帰ってきたようだ 。
「今日さ 、テスト帰ってきた 。」
「見せてみ 。」
「そんな対した点数じゃないけど」
「いいから見せて 。」
テストを持ってきて、彼に渡すと彼はまじまじと見つめ 、
「ん 。まぁ 、」
それだけだった 。それが何故か寂しくなった 。
「このままキープし続けるよう頑張れ 。」
頑張れ 、か 、そりゃ分かってるけど 、
褒めてくれても良かったじゃん 、
認めて貰えない 、無理だ 、自分にこの点数をキープだなんて無理な話 。
「うん 、頑張るわ 、」
そう曖昧な笑顔を見せて 、自分の部屋へと向かった 。
それから数日後 、、
いつの日からだろうか 、、
雨の日には滲みる左手 、お風呂でタオルを巻かなければ滲みて痛くなる 。
左手は 、きっと右手が嫌い 。
何も悪いことしてないのに傷つけてくるから 。
右手は 、きっと脳が嫌い 。
長年付き合ってきた親友の左手を 、
傷つけるように指示をするから 、
脳は 、きっと 心 が嫌い 。
こんなこと思わらなければ 、こんなこと指示しなくて済んだのに 、
こんなこと検索しなくても良いのに、
心は きっと 自分 がきらい 。
みんなに出来てるのに出来ないから 、
みんなと同じようにできるならば 、こんな思いにはならなかったのに 、
自分は この世界 も、みんなも 嫌い 。
自分をにじめな思いにさせるから 、死にたくなるようなことばかりだから 。
『 本当はこんなこと したくないのにな
思いたくないのに 』
コメント
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流石ちぷぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!90点は凄すぎんのよ👍 私この前の理科の点数37だったぞおい。まぁ私数学と英語できるし(( っていうかもっと褒めろ。褒めないんだったら私がなでなでして褒めてやるぅぅぅぅぅ!!!!!!!! あ、それか私がちぷの事貰おうか?
90点?!?!すごいじゃないの千冬ちゃん!! 私はいつも30点とかなのに………。 てか!!なんでお父さん褒めてくれないのよ!!90点とか!普通褒めるだろ!! ケチ!!千冬ちゃん次も頑張れぇぇぇ!! 応援してるからね!!!私だったら80点でさえも取れないからその家に生まれてたら家追い出されてたのかナ?(˙◁˙ )パァ