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見玉 美月
太陽が輝き、空はどこまで青く広がる快晴のそんなある日、美月は天気とは裏腹に私の心は恐怖に駆られていた。なぜなら、見玉の後ろをずっとつけてくる黒い影。そう、ストーカーである。最近、美月が学校から下校していると、必ずその気配を感じる。だから、美月は急ぎ足で帰り、家の鍵を締める。そこで、美月は考える。
「このまま負けたままでいいのか?」と…
美月は週二回ではあるが空手教室に通っているので、そんじゃそこらの雑魚に負けるはずがないと自負していた。そして、美月は今年最大の決断をする。
ストーカーをストーキングする。
「まあ、私をストーキングするということは少なからず、私に興味を持っているということ。以外と私ってモテる!?まあ、私ってクラスで一番可愛いし当然か!」
(クラスでも、中の上くらいなのは秘密である)
「絶対に正体を暴いてやる。」
(彼女にはストーカーに負けるという思考回路は皆無だった)
と、そんなことを考えると、ストーカーくんは足を止める。ストーカーくんは中腰になり猫を撫でいた。
「ストーカーのくせに猫好きとか、ありえんだろ。ストーカーと言う最低の行為をしているくせに…」
(本当に人のこといえるのか?)
指をくわえながら、ストーカーくんを睨みつける美月の中で少しだけ、ストーカーの評価が上がったのであった。