sha「ロボロ
かーえろ♡」
rb「…」
ut「あれ、シャオちゃんやん
さらっとこっちのクラスきてんじゃねーよ笑
今から遊びにいかねー?」
sha「予定あるから行かねー」
ut「え!彼女!?」
sha「結局中学3年間クラス一緒にならなかったな~」
rb「…別に今更同じクラスになる必要ないやろ」
sha「一緒の方がおもれーやんか
帰ったらゲームの続きしようぜ」
rb「お前予定あるんやないん?」
sha「ロボロと遊ぶ予定!」
シャオロンと俺は幼なじみだ
家は隣、親同士の仲も良く、小さい時から兄弟みたいに育ってきたからシャオロンが隣にいることは当たり前のことだった
でもいつからだろう
一緒にいることが窮屈になったのは
勉強も運動も大して得意じゃないうえに
あまり自分から話すタイプではなく、友達も少ない俺と違って、
明るくてなんでもできるシャオロンは常に人に囲まれていた
それなのに
シャオロンはなぜか俺から離れようとしない
みんなの中心にいるシャオロンが俺を優先する優越感より、その隣に居続けるプレッシャーの方が俺には重かった
sha「高校は同じクラスになれるとええな~」
rb「気がはえーよ」
きっとこの先の人生シャオロンと一緒に居続けるんだろう
ずっと、ずっと、ずっと_______
なーんてな!!
高校からはおさらばや!!
地元から離れた寮のある高校…
(男子校なのがちょっと痛いけどっ)
母さんと先生には口止めしてあるから恐らく誰にもバレない!!
rb「mobさんっ…!」
mob「ごめんロボロくん、ロボロくんの近くシャオロン達いるから怖いわ」
思い返せば仲良くなれたと思った友達はみんなシャオロンがいるせいで近寄ってこなかった
女子はなんかシャオロンの方見てるし…💢
だがしかし!!
ここからは違う、俺だって高校からシャオロン抜きの学校生活送りたい!!
そのうち彼女とかもできたりして……
……
まあ男子校だしいきなり高望みしすぎ……
まずは友達作るところからだし
……シャオロンには悪いけど こうでもしないと離れられない
あいつだって俺がいなくても大丈夫なはずだ
……そのためにも勉強あるのみ!!
とにかくバレずに勉強して絶対受かってやる!!
ざわざわざわ……
rb「すみませんっ、……」
506番506番……
rb「……っ
やっ……!!」
sha「おー俺の番号もあった
おめでとロボロ♪」
sha「なんで?って顔してんなー
俺がロボロのことでわかんないことなんてあるわけねーじゃん」
rb「???」
sha「寮だから今よりもっと一緒にいられるな♡」
sha「知ってたよ
俺に内緒で遠いところに1人でいこうとしてたの」
sha「でもロボロがそばにいないなんて俺つまんねーし」
……もしかしたら俺は一生
sha「逃がさねーよ、ロボロ」
こいつから逃げられないのかもしれない……!!
前言ってた新しいストーリーです!
午後6時に毎日投稿しまーす
コメント
2件
もう初手から最高