テラーノベル
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エロよりも感動系を書きたい人です。
楽しい時ほど時の進む速度は速くなる。そしたら今の俺の中の体内時計は進みがとても遅いかもしれない。この気持ちは別に儚くもなくただ苦しいものだと思う。こんな時こそ俺は俺の気持ちに嘘をつく。「大丈夫だ」と。俺もすぐそっちに行くから。みんな、安心して。みんなが居ないこの世界なんて生きてられない。なーんてこのさっきまでの言葉全部、今の俺は言わないと思うなぁ。孤独で悲しくて。みんながそっちに行った時、もう俺は既に変わっていたかもしれない。あれ、なんでこんな事になったんだっけ。なんでこんなに身体が重いんだろう。
「ここの家族凛くん以外全員亡くなっちゃったらしいわよぉ」
「あら、それは大変ねぇ。凛くん可哀想にねぇまだ、10歳なのに」
「頼れる大人はいるのかしらぁ?」
「本当に大変ねぇ。凛くんもとても辛そうだしぃ。大丈夫かしらぁ?」
うるさい。うるさいうるさいうるさいうるさい。お前らに俺の気持ちなんて分かるはずがない。勝手なこと言ってんじゃねぇよ。何でだよ。何でなんだよ!思えばあの時、俺が助けていれば。俺が死ねば。良かったのに。
俺には母さんと父さんと兄さんがいた。4人家族だった。それまでの俺はまだこんな表情をすることはなかったと思う。小さかった俺に兄さんはとても優しくしてくれて何もかも俺に譲ってくれた。それで今10歳の時交通事故で亡くなった。俺が助かったのはみんなのおかげ。あの時、押してくれたおかげ。
(はぁ、寒。今日は帰るか)
あの3人が亡くなって7年経ち、今はもう高校二年生になった。兄さん達がいない今はとても退屈。適当に入った部活、サッカーをやっていて才能があるのか他の人達に褒められている。でもそんなことどうだっていい。今はただあの3人のところに逝きたい。
(あ、雪だ。もうこんな季節か)
もうそろそろ大学の受験も考えなきゃだ。俺はある程度勉強が出来る方だから心配は要らないと思う。だからといって志望のところがある訳でもないし、どこだっていい。あの時から俺はもう生きる理由がないと思って全てにおいてやる気は0。でも成績はトップだった。運動も出来る。意味無いのになぁ。
ガチャ
「ただい」
ああそうだった。居ないんだった。今はアパートで一人暮らしをしている。食費などはギリギリだけど生活はできている。何にせよ高校はバイトが禁止だけれど俺だけ特別に許可されている。だから夜、沢山働く。
(今日も8時から10時までコンビニでバイトかぁ。)
もうそろそろ12月になる時期だ。まだ12月じゃないのに寒いのか。また一人で過ごすのか。毎年家族と過ごしてきたからな。約束したのに。
今作品は長めです!
コメント
1件
うわ、これめっちゃ重い…冒頭の「大丈夫だ」って自分に嘘つくクセとか、もう切なすぎるわ。10歳で家族全員失って、7年経っても生きる理由を見失ってる凛くんの内心がひしひし伝わってきた。特に「うるさい」って心の中で叫ぶシーン、周りの大人の無神経な言葉に余計傷つくんだろうなって思うと胸が痛い。バイトしてギリギリ生きてる日常と、雪の描写がまた孤独を引き立ててて、この先どうなるかすごく気になる。続き読ませてほしいわ😢
#冴潔
蒼猫
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多 動 症 .
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