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続きです。
少し🐒さんが痛い目にあいます。
喧嘩してる場面もあります。
能力と代償についてなので見る方はお気をつけください。
なんでも許せる方向け。
🐶さん視点
ぺんとに叩き起され、色々話された。半分くらい頭に入ってこなかったけれどこの世界の情報を漁るということだったので村の図書館に行った。
気がついたら夕方だった。
この世界について分かったことは黒龍ことエンダードラゴンが支配しているということだけ。つまり何も分からないわけだ。
結局いつものマイクラだった。
🐧さん視点
「ただいま」
そう言って帰ってきた彼は血塗れだった。ところどころに傷があり愛用しているはずのパーカーには赤黒いものが染み込んでた。当の本人は痛がる様子もなくいつもの顔でクエスチョンを浮かべている。ただその顔もフードでかくれあまり見えていない。どこか…違和感がある。
「えっと…えんちょう君、痛覚はあるかい?」
「……?」
「なるほどわからん…と…。」
「どうしt……って、なんでそんなにえんちょう血塗れなの!?!?」
「多分…洞窟でスケルトンやゾンビに攻撃されたんじゃないかな…」
「…そういえば…攻撃されわ」
「痛くないの?それ」
「うん」
「……とりあえず手当しよっか」
「…わかった」
なんだかよく分かっていないえんちょう。を引っ張り、拠点へと戻った。
マイクラの世界で手当道具なんて聞いたこともないけど。あるのかな。
聞いてみたところそんなものは無いらしい。怖。
「うーん…どうしよっか…」
「…っ…」
時間が経って痛覚が戻ってきたみたいで寝かせたベッドの上でえんちょう。が辛そうにしている。包帯とか塗り薬とかないなんて…どうすれば?
「…ぺんと、どうする?」
「……」
俺は…治したい…仲間を…えんちょう。を…!!
「…ぺんと?」
「…ぺん、てぃ…?」
「!……あ、あれ…?……俺今……あれ、?」
「…なんか、光ってるよ」
「……ほんとだ…なに、これ…」
「……草…だ…それ、ひーる…」
どこか幼さが残っている声色でえんちょう。がそう言ってきた。喋るの辛そうなのにごめん。ヒール…?つまり治癒能力ということだろうけど…。
集中させたらできたり……?
「…ちょっとごめん、えんちょう。」
「?」
「……」
えんちょう。に手をかざすと、緑色の光が体を包んだ。これがヒール?
「……ぺんてぃ…」
「!えんちょう。!大丈夫?変な光が…」
「…なおった、ありがと」
「すごいね、ぺんと……」
「俺……ヒーラーってこと?」
「ぴったりだね」
「ぺんてぃに似合ってるよ」
「…これ絶対代償あるやつだよね…」
「そうだよ。」
「え?」
何かをわかっているかのようにえんちょう。はそう言った。
「どういうこと?」
「代償。ぺんてぃの能力は草/ヒール。ヒールを使うとその人の治した場所が痛くなる。」
「な…え、…ッ!い、痛いっ…!!」
「…ちょ、えんちょう。!なんで言わなかっ…」
「俺だってそんなに痛いの知らなかったし」
「だからって!」
「ならお前も痛み体感するか?したいのか!?」
「ちょ、2人とも喧嘩しないで……!もう痛くないから!」
「…ごめん、頭に血が登った…」
「……ちょっと風に当たってくる。ついてくんなよ」
「あ、えんちょう。…!」
えんちょう。は外に行ってしまった。今はもう夜だから不安だけど雑魚と言われる俺達にはどうにもできない。行ったってしぬ未来が見える。
「…ご飯作ろうかな」
「…何作るの?」
「…ハ、ハンバーグ?」
「マイクラにないもの作れるんだね」
「何故か作れるよw」
「さすがぺんと?www」
「関係ないよwww」
笑っていないと悲しくなってしまうから、料理を作って気を紛らわしていぬたぬきと帰ってきたえんちょう。とご飯が食べたいな、なんて思った。
続く。