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捏造、nmnm小説です
苦手な方は回れ右をお願いします
大丈夫な方はどうぞ
『明日は世界を恐怖へ陥れた紫の死神が失踪を始めた日。死神の消えた日です。そこで被害を受けていたD国にーーーーー。』
そんな不気味なニュースが食堂に響く
そのニュースをジーッと穴が空くほど見ていたのは緑色パーカーのゾム。
「なぁエミさん、紫の死神って誰なん?」
そんなゾムは隣にいた死にかけのエーミールの服を引っ張りテレビを指さし言った
「紫の死神?…あー懐かしいですね…紫の死神って言うのはですね…
7年前位にD国を中心に無差別殺人を繰り返した殺人鬼のことです。まぁでも丁度明日の■日に急に姿を消したんです。」
丁度この国が出来上がったころですよ
と言いながら笑うエーミールの話を
ジーッと聞いたゾムは目を輝かせた
「じゃ、じゃあ強いん?」
「それはそうでしょう」
ゾムの応答ににっこりと微笑んでエーミールは答えた
「へぇ〜…戦って見たいなぁ…」
ゾムは少し頬を緩ませてそう言った
それを聞いてエーミールは少し苦い顔をしたがそれはゾムには見えていないだろう。
そして、まだ続いているニュースにゾムは耳を傾け、箸を進めた。
時は変わって夕暮れが始まる時
ゾムはコネシマとシャオロンと訓練をしていた。
訓練という名の戦闘をコネシマと繰り広げていた時コネシマがふと言った
「そういや、明日兄さん帰ってくるらしいで」
カキンと剣を鳴らし合いながら言った
「「マジで!?」」
ゾムもその戦闘を見ていたシャオロンもそれを聞いて目を輝かせる
「よっしゃあ!!新しいスコップ貰えるわ!!」
「い、イフリートにも伝えな!」
それを聞いた
シャオロンは大きくガッツポーズをして喜びの舞を踊り
ゾムはそれを聞いた瞬間戦いを放棄して愛犬、イフリートの元へ駆けて行く
「おい!!ゾムぅまだ終わっとらんで!!」
コネシマは駆けていったゾムの背中へ爆音を浴びせた
がゾムはそれどころでは無いのだろう夢中で走っていく
諦めたのかコネシマははぁとため息をついて
「みんな兄さん好きすぎるやろw」
コネシマは夕暮れにふさわしくないほど大きな声で笑った。
※うるさすぎてこの後トントンに怒られた。
そんな彼も3週間おきに必ず兄さんの帰国についてトントンに聞き、帰りを待ち望んでいる兄さん大好きチワワだということは
私とこれを読んでいる読者だけの秘密である
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