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syp side
syp「ふっ…ん、ふぁ…」
耳の傍でアラームが響く。
外はとても明るい朝になっていた。
あぁ〜、今日も質問攻めに会うんか、と言う嫌悪感と、
ciの顔が見れるんか、という幸福感?で、学校に行きたいのか行きたくないのか分からない。
制服を着て、朝飯をてきとーに食って家を後にする。
通学路を歩いていると、ciがいた。
いや、居るのはいつもなんだけど、今日は何時も隣にいるやつが居ない。
隣を通り過ぎようとすると、
ci「あっ、syp君!!おはよぅ!!」
syp「は、え?…おはよ、」
ci「今日rpが居なくて寂しかったんよね、一緒に学校行かん…?」
普段は何も会話もなく通り過ぎるため 、話しかけられるとは思わんやん。
少し嫌な話し方になってたら申し訳ない。
ただ、嫌でも無いため、俺は一緒に学校へ行く事を承諾した。
syp「ええで、行こ。」
ci side
今日はrpが体調を崩し、学校を休むらしい、
おい!!何してくれてんねん!!今日ぼっちやん…泣
そんなこんなで学校に向かっていると、
あれ、syp君…?
頭で考えるよりも、行動に移してしまった。
ci「あ、syp君!!おはよぅ!! 」
syp「は、え?…おはよ、」
何してんねん、俺!!
syp君も困っとぅやん…
とりあえず、てきとーに理由考えな…!!
ci「今日rpが居なくて寂しかったんよね、一緒に学校行かん…?」
うわぁ、絶対目泳ぎまくっとる…
断れてもええから早くこの場から逃げ出したいぃ…
少しの沈黙の後、syp君は
syp「ええで、行こ。」
と、まさかのおーけーが出た。
良かったけど良くない〜!!
なんか話題出さな…!!
syp「……お前って可愛ええよな」
え、は?ん?え、?
今、俺の事『可愛ええ』って言った?
ci「へ、は、え?今、可愛ええって…⸝⸝⸝⸝ 」顔赤
syp「…!?声に出てた、!?はず…
忘れてくれてええよ…」微顔赤
ci「う、うん⸝⸝
俺もsyp君の事イケメンやと思うで…」ぼそっ
syp「なんか言ったか?」
ci「い、いや!!言ってへんで!!それよりほら、もうすぐ遅刻になってまうで!!急ご!!⸝⸝」
syp「せやな…」
俺たちは走って学校に行く。
ぎり遅刻にはならんかったが、少し気まずさはあり、どぎまぎした空気が漂う。
でも、ちょっとsyp君と距離が近くなったのはほんの少しだけだけど、嬉しいかも…?⸝⸝
少し時は進み、俺たちは体育の時間になった。
俺はそんなに運動が得意な方ではなく、体育の授業は憂鬱でしかない。
その点syp君は、運動神経が良く、得意げに今日のやることを終わらす。
体育は嫌いなため、嫌だなぁとぼーっとしていたら、
「ci!!危ない!!」
どんっ
ci「!?いったぁ…」涙目
「ごめん!!大丈夫、?」
ci「あ、全然大丈夫だよ、
こちらこそ周りみてなくてごめん」
「いや、俺が周りみてなかったから…」
ci「んーん。全然大丈夫、笑」
「ほんとにごめん、!!」
俺は、隣でやっていたサッカーのボールが当たったらしい。
幸い気絶とまでは行かなくて良かったが、少し目眩…が、
ci「あれっ…?」
くらっ…
ぽすっ
syp side
体育の授業。
俺は運動神経が良いと行っても、動きたくは無いためあまり好きではない。
一旦休憩の時間になり、何となくciの方を見てみる。
syp「!?ci、!?大丈夫か、!!」
ciがふらふらで明後日の方向を向いている。
明らかに元気が無いし、顔色も悪く今でも倒れそう……!!倒れる!?
ぽすっ
syp「ちょ、大丈夫か、?」
俺は勢いで、倒れかけたciを抱える。
肩で呼吸をしているし、汗も大量、顔色も真っ青である。
俺は先生に事情を説明し、ciを保健室へ連れていった。
「よし、これでひとまず安心かな」
syp「ありがとうございます。」
ciを抱え、ダッシュで保健室まで向かう。
焦りすぎて姫抱きして走ってしまったので、ciには申し訳ない。
てか、此奴ちゃんと食ってんのか?やばいぐらい軽かったねんけど…
「どーする?このまま付き添いで授業さぼっ…付き添う?」
syp「はい。付き添います。先生もこれから出張ですし、あとは俺に任せてください。」
「ははっ、ありがとう。じゃー私は行くわね。ci君の事ちゃんと見てあげてね。」
syp「もちろんです。」
がらがらっ、ばたん。
扉が締まり、俺とci2人だけになる。
ciの付き添いという名の、さぼり。
でも、今の俺はciと2人だけになりたいという欲もあったのかもしれない。
ci「んーんぅ…」
酷くうなされている。
相当痛かったのか、それとも悪い夢を見ているのか…俺には分からない。
syp「大丈夫か…」
そう言ってciの頭を優しく撫でる。
今までの俺だったら絶対にこんなことしない。
でも、今はそうしてあげたい。
ci「んー……んへへ、 」
頭を撫でると、嬉しいのかうなされていた声が笑い声に代わる。
もっとというように頭を手に押し付けてくる。
笑顔がかわいい。
この感情は一体なんなんだろう。
心が高揚して踊る。
ciが笑顔な時は俺も嬉しい。
ciが危険な状態、さっきの状態の時は今までで1番焦っただろう。
何故俺がci、1人の為にこんなにも感情が動かされるのか、まだ、知らなくてもいい事なんだろう。
今は目の前のciだけに集中していたい。
俺は寝ているciの手の甲にそっと唇を落とした。
ci side
ci「…んぅ、」
あれ、俺ボールに当たって、
あ、倒れたのか…
隣を見ると、ここまで運んで来てくれたと考えられる、syp君がいる。
ずっと付き添ってくれていたのか、隣で寝ている。
外はもう、オレンジがかっている時刻になっており、こんな時間になるまで付き添ってくれていたのか、と、少し嬉しさと罪悪感がある。
ci「syp君、ずっと見守ってくれてありがとっ⸝⸝」
syp「んふ、なーに可愛ええこと言ってんの?笑」
ci「へっ、いつから起きて…⸝⸝」
syp「んー、ciが起きた時から?」
ci「めっちゃ前から起き てんやん!?
はずぅ…⸝⸝」
syp「んははははっ笑」
syp「なぁ、ci?一緒に帰ろや」
ci「ええけどっ!!⸝⸝」
そうして一緒に帰路に着く。
久しぶりに騒がしい1日だったな、
でも、
今日1日でsyp君と仲良くなれたのは、ちょっと、いや、かなり嬉しい、かも…?
2026/05/02 21:51:35
2700文字。
投稿頻度、気にしないでくれ。
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