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これが僕らの国

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これが僕らの国

7 - 殺意と証拠。

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2025年01月24日

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前回の続き。


︎︎☁︎︎*.┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈︎︎☁︎︎*.


Knside


Kn「薬……?」


薬?そんなの処方してない、他の医者が処方したのか?、否、ありえない、特に王族は俺の家が受け持ってる、勿論スクアーロ家もその一つだ。


Sh「お前が処方した薬だろうが、薬が切れたから態々ここまで来たんだよ。」


Kn「俺は処方した覚えがない、もっと言えばお前と数年あってねぇだろうが。」


Sh「じゃあ、あの使用人が持ってくる薬って……ッ…」


そういえばぶるーくに抱えられていた彼は頭を抱えた。


Br「シャークん?!」


Kn「ぶるーくそのままスクアーロのこと持ってて!!」


俺は直ちにスクアーロに採血をするために注射器を彼の腕に立てた。

きっと何かしらの薬を盛られてる、この数年間で?、そうしたらかなりの量をスクアーロは取り込んでることになる、まずいかもしれない。


Kn「いつから薬飲みまくってんだよ。」


Sh「……ぁ、おまえと、あわなくなって、から……?、」


Kn「5年前…結構飲んでるな。」


毒性の物だったらかなり不味い、と思ったが、血液検査をして少し安心した、どうやら、筋弛緩剤のせいらしい、どおりで力が抜けててあまり力が入らない訳だ、なかむを刺した時の傷口がそこまで深くなかったわけだ。


Kn「ちょっと、動かすね。」


そう言ってスクアーロを持ち上げてソファに寝かせた。


ミオナールだ、脊髄に直接効くから動きが鈍くなりやすい、ミオナールの副作用は食欲不振だ、どうりで5年前よりもはるか痩せてるもんだよ。

取り敢えず点滴だけ打って暫く経過観察、次は…。


Kn「なかむか、」


取り敢えず止血は出来た、包帯を巻いて輸血…


Nk「…ゆけつやだ、」


Kn「だめ、唯でさえ打たれた時に輸血出来てないんだから。」


そういえば大人しくなり、輸血をさせてくれた。


Kn「スマイルはなんでスクアーロが薬飲んでること知ってたの?」


Sm「前、此奴が使用人に無理矢理薬飲まされてるところ見て聞いたんだよ、」


Kn「なんで止めなかった。」


Sm「……」


Kn「命に関わってたかもしれないんだぞッ!」




Smside


Sm「落ち着けよ。」


Kn「命が、命が目の前で散るかもしれないのに落ち着けるわけねぇだろうがッ!!!」


ああ、そうだ、此奴は仲間を失うのが1番怖いことだってよく分かってる、


Sm「使用人に聞いたら安定剤って答えてたんだよ、」


きんときの言葉を遮る様に声に出した。


Kn「……安定剤?」


Sm「ラルラント家を自分の手で壊した自分を酷く後悔して、それで使用人通してきんときに相談したらあの薬が出されたって。」


きんときは酷く驚いた顔をした。


Br「僕、その使用人殺してこようか?」


そうだよな、お前が黙ってないよな。


Kr「待て、証拠が無いから勝手に殺したらスクアーロ家に叱られるだろうが、」


Sm「証拠?そんなの探せば山ほどあるよ。」


俺はニヤリと笑った。

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