前回の続き
書き溜めしたいと願ってる主です、どうも。
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Shside
王様からラルラント家を殺せ、一族を誰一人として残すな、と命令され、ラルラント家に出向いた、手始めに命令されていた焼き討ちという形で家を燃やした、その後に生き残りを確認する為にラルラント家の敷地を跨いだ、嗚呼、そうだ、ラルラント家の一人息子だけ死体が見つからなかった、けれど仲間は死んだ、と口を揃えて言う、こんだけ跡形もなく焼き尽くされ、暗殺が入り、数人殺され、死体も確認されてるのにまだ10歳の子供が1人で逃げれるわけがないという結論になった、きっと死体ごと焼き尽くされてこの世から無くなったんだ、と。
この時は子供だったから、こんな言い訳通用する訳ないけど、死んでも帰ってくるって思ってた、また明日にはおはよー!!って元気に戻ってくると思ってた、けどそんな現実は甘くなくて、ラルラント家が消えて全てが崩壊した、自分のせいだ、自分が崩壊させたんだ。
Sh「……ご、め…」
Brside
Br「魘されてるね。」
Kn「……」
Kr「1番根に持ってるのはシャークんだろ。」
Sm「ラルラント家、な。」
ほんとに一夜にして国が変わってしまった、ラルラント家が居なくなった損害はでかかった、良い方に進んだのは王様だけ、僕達だって死ぬ程傷付いた、ラルラント家の息子の顔なんて誰一人覚えてない、顔にもやがかかってて思い出せない、間違いなくみんな壊れた、けれど音を立ててどんどん壊れていくのはシャークんだった。
Kn「スクアーロがこんなんになってること知らなかった。」
Br「スクアーロじゃなくてシャークんって呼んであげなよ。」
Kn「……俺が呼べる資格はない。」
ラルラント家が消えてシャークんときんときはかなり揉めたっていう、だからスクアーロ家とパングワン家はまだ仲が悪いまま。
もう昔みたいには戻れないのかな。
Knside
スクアーロ、ごめんな、けど、どうしても俺はお前を許せない。
けど、俺と同じくらいにお前も人間を相手に恨んでる。
Kr「シャークんもきんときも似てるね」
Kn「……え?」
Kr「誰かの為に人を恨んで、お互い頑固で、その後に後悔して。」
似てるか。
Kr「本当は2人とも仲良くなりたい癖に。」
嗚呼、なりたいさ、戻れるなら戻りたいさ。
あんなに楽しかったのに一夜にして全部ガラリと変わったんだもん、理由がどうであれ恨むさ、俺は間違ってない。
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