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え、めっっちゃ良かったよ!? 。゚゚(´□`。)°゚。
完全駄作。 語彙力皆無の限界。 誰か語彙力を頂戴。
In the black eyes
それは夏を感じさせない涼しげのある日の事だった
0:32
長身の男が物騒な道を行く。
何処か悲しそうな瞳を靡かせて。
片目は包帯で隠されており、
いかにも闇深そうな見た目をしていた。
0:35
「此処に呼び出して何の用?」
氷の様な声でそう告げる。
「お前にしか頼めない仕事だ」
すると何処からか包帯の男の問いかけに応じる者が現れた。
「へぇ、興味深い」
「一体どんな内容なんだい?」
「…警察に化けてくれ」
「…ほう、警察に犯罪者が紛れてるって事だね」
「嗚呼。警察なら外側から追えば終わり、内面から暴き出す」
「それなら君の異能力の方が最適ではないのかい?織田作」
包帯の男に織田作と呼ばれた男は少し間を置いて口を開く。
「太宰、俺は今回の仕事に深く口出しは出来ない」
「この仕事は正確にはポートマフィアが受け取るべき仕事では無いんだ」
「そう。判った」
「それで? 森さんにでも頼んだの?」
「いや、お前にしか云っていない」
「俺はお前だから頼んだ」
「へー嬉しいこと云ってくれるじゃん」
「の割には嬉しそうじゃないけどな」
「君は私を何だと思ってるのさっ」
その数分後、2人は別々の道を進む。
夜はまだ長そうだ。
6:00
太宰宅
「さてと、警察…ね、」
頭を掻きながら空を見上げて云う。
「君が居なくなる未来も、そう遠くないのかもしれないね」
「…なんて、未来なんか変えれば良いんだから笑」
そしてとうの昔に森さんから貰ったスーツを着る。
「(織田作によると、警察サポートの“津島修治”で通して貰ってるんだっけ?)」
「どっから出て来たんだよ、津島修治って名前…」
文句を吐きながらも警察署に向かう準備を始める。
「あーあ、これから暫くは自殺が出来なそうだ、やっぱり断ろうかな…」
言葉とは裏腹に行動を進める。
6:40
警察署の目の前まで辿り着く。
「…如何なさいましたか?」
署の前に居た女性警察が声をかける
「あ、私、今日から警察サポートで働かせて頂く津島と申す者です」
慣れた口調でづらづらと述べる。
「津島修治さんですね。話は聞いております」
「彼処の案内室で署長がお待ちになっております」
警察とはこの事を云うのだろう。
笑顔と優しさの声色を忘れていない。
「ご丁寧に感謝します」
優しさとは優しさで返す物だ。
一つ礼をして案内室とやらに向かう。
包帯を外している分、周りの女性は顔を赤らめて見惚れる。
「(….視線が痛い)」
本人は自分が生まれつきの美形だと云う事に気付いては居ない様子だ。
〖案内室〗
「失礼致します」
ノックをして扉を開く。
「本日警察サポートとして働くことになった津島修治と申します」
焦ることなく礼をする。
「君が津島君だね、待っていたよ」
「はい」
顔を上げては満面の笑みで答える。
「私は署長の平井太郎だよ、こう見えてもまだ40だ笑」
「平井署長ですね。宜しくお願いします」
太宰はある違和感を覚えた。
「(…此処に犯人なんて…….)」
表情は変えることなく、頭の中で素早く考える。
「さて、津島君、早速だが君に頼みたい仕事が有るんだが受けてくれるかい?」
「はい。勿論です、其の為に来ましたから笑」
此処で太宰の考えは一つにまとまった。
「(だから織田作は森さんに相談しなかったのか…笑)」
翌日 (太宰宅)
5:00
「…織田作も賢いことするなァ..笑」
「もう警察に行く理由なんて無~い」
空を見上げて勢い良く伸びをする。
ピピピッ(電話)
『何だ?』
「何時ものバーで会おう」
『警察は…?』
「会って話すよ」
『…、、判った』
ピッ(切る)
「…..笑」
なんとも言えない笑顔を浮かべて…。
12:00
カランカラン(🚪)
「…お疲れ様。笑」
「…..嗚呼、急に呼び出して如何した」
判っては居るが一応聞く織田作。
「…織田作、君は私に嘘をついたようだね」
視線は合わせずにグラスを見つめながら聞く。
「………、嗚呼」
「署長の声を聞いて勘が当たったよ笑」
「警察側に織田作の云う犯人らしき人間は居なかった」
「…」
「君は、…」
「私が組織に居ない内に森さんを暗殺する計画だった」
「そうだろう?笑」
「….」
織田作は何も言わない。
「…大丈夫だよ、織田作」
「私は君の友人なんだから、笑」
「….太宰」
「この事は秘密にする。そう誓おう」
「…あぁ」
「、、笑」
瞬きをした瞬間に目のハイライトが消える。
「!! (真っ黒に染った目…)」
その黒い瞳の中に有るもの…
それを確かに、織田作は見た__。
In the black eyes_。
黒い瞳の中に_。