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注意事項
本作品(小説)は東方projectの二次創作作品です。
上海アリス楽劇団様とは一切関係はありません。
-設定-
・秘封俱楽部とほぼ同じ設定を持った作品です
・幻想郷の謎ではなく”幻想郷の過去”や”夢”の謎などを解決していく物語です(一部例外)
・本作品にはバトルなども含まれます
・世界観は秘封俱楽部と同じ未来の世界です(幻想郷視点)
それではどうぞ、ご覧ください。
「友よ、見ているか 希望の光だ、やっと奴を…」
「ふぅ、学校帰りのカフェは最高やな」突然 声をあげた人がいた
「店員:お客さん、今日も同じメニューを注文するのですか?」店員さんが俺に対して言った
「あぁ、いつのもをよろしく頼む」
どうも皆さん 八雲紫ですわ、彼の名前は 七瀬 律(ななせ りつ) 本作品の主人公ですわ
どうして私がこの作品にでているのかですって? フフッ それは秘密よ
あら、そろそろ時間ですわ またね皆さま
「七瀬:いやぁ、やっぱこの店が1番うまいなぁ」
「店員:いえいえ、そんなことありませんよ」
「七瀬:えぇ、そうか?俺が行った中では1番うまいんだけどなぁ」
「店員:そうなんですね、あ 七瀬さん、昨日の新聞見ました?月面旅行の」
「七瀬:見たぜ、あれ凄いよな、やはり人類は諦めない限りなんでもできるな」
「店員:そうですね」 俺は店員さんと軽くお話をしながら、お店を出て行った
「店員:またのご来店を」 「七瀬:あぁ、また来るぜ」俺は店から去った
帰り道、俺はとある少年に会った
コロコロと転がっていくサッカーボールと共に
「少年:そこのお兄さん!そのボール取ってくれませんか?」と少年は言った
「七瀬:これか?いいぞ」俺は少年にボールを渡した
「少年:ありがとうございます!」と感謝をしてくれた
「七瀬:どういたしまして、今度から気を付けるんだぞ?」と返した
人生って何が起きるのかがわからないなぁ
俺は家に着いた
「七瀬:ただいま」と俺は言った
誰もいないはずの家に、いや 感情はいる、どの生物、物や物質にも
俺にはわかるんだ、その”感情”というやらを
そして、俺は自分の日記を見た「夢世界」いつから書き始めたのだろうか
俺もあんまり覚えてない、俺は今までに人の悪夢を見てその”夢”から抜け出せるようにしていた
ちょっと昔の話を思い出してみよう。
俺は昔、他人の悪夢や夢などを見れるようになっていた、それは次第に夢か現実の見分けがつかないレベルにまでに
俺はいろんな人の悪夢や夢を 抜け出す/見れないように 解決していった
怪物に襲われる夢で傷を負ったが、その悪夢も解決していたが眠りから覚めたとき
俺は傷を負ったほうから痛みを感じて見てみたが傷はなかった、そして鏡を見たときに見えたんだ
その”傷”が、痛みはあるがみるみるその傷は消えていった…
皆さんは「ミラータッチ共感覚」を知っているか、「ミラータッチ共感覚」とは他人が触られているのに
なぜか自分が触られていると感じてしまう現象だ 俺はそのような現象が起きているみたいなんだ
「幻触」とはなんか違うようで、同じような感じなのだろうか、俺にはわからない
俺も、そろそろ寝ようかな と思い 寝た
そして、ベットにいるときに「俺も月面旅行に行きたいな」と思って寝た
「…ありがとう」
俺は目が覚めた、ここはどこだ?と思った”夢”と認識しているわけでもなかった
っふと立ってみると、自分は鎧を着ていた、だが上半身だけだった、そんなに重くはなかったが
結構頑丈だった、俺は歩いていると とある中華風のお店を見つけた、結構小さいから現実で言う休憩所かな
入ってみると、そこには髑髏(どくろ)が動いていた、妖怪なのだろうか、だが彼は親切で襲う仕草はなかった
俺は思った、ここは多分古代中国だと、年代まではわからないが 隋から唐らへんだと思う
俺はその髑髏に質問をした「七瀬:あなたは人間を襲わないのですか?」と答えた
「我は人間を襲わない、我は人間を愛している だが、私たち妖怪を襲う人間もいますが
それはしょうがないことですよ、だって醜く怪物なのですから」と返事した
俺は「七瀬:そうなんですね、なんか聞いてすいません」と返した
そして、俺はその妖怪の感情を見てみた、そして、現れたもの
それは…
憎しみ、希望 そして悲しみ
俺はなにがあったか聞いてみた、そして衝撃な事実が分かった
彼にはかつて友と呼べる存在がいたのだという、だが突然ナニモノかによって その友は殺された
そして彼だけが生き残った、友が助けてくれたのだ言う、だが友を殺した奴は 無常(むじょう) に似た存在だったという
無常 に似た存在の名は「泡沫 宴末(うたかた えんまつ)」というのだという
そいつは非常に強力な存在であり”陰”そのものであるため、奴を倒すためには”陽”の力を持つ者でしか倒せないなのだという
そして、その髑髏は俺に近寄って言った「お主、まさか陽の力を持っているのか?」と言ってきた
俺は突然言われたので頭が ぽかーんッ していた そして俺は答えた
「七瀬:自分に陽の力があるかはわかりませんが、もしあるのだとすればどうするのですか?」と答えた
そして髑髏は言った「それは決まっているじゃろう、お主の力を試してみるのじゃ、我も妖怪としての強さもある」
俺は焦った、自分が戦えるような戦闘能力があるのかもわからない、しかも俺が解決していた夢は
戦いというものはなかったからだ、だがこの体も誰なのかがわからないし、戦闘者なのかもしれない
俺は、そこに賭けてみた
「我の名は紗骨(シャーグゥ)、お主の名前は何という?」
「七瀬:俺の名前は…」と自分の名前を言おうとしたが、自分の名前が言えない そして、勝手に答えた
「七瀬:俺の名前は、旭陽(シューヤン)だ、よろしく」 俺の名前は旭陽というらしい
「紗骨:ほぅ、じゃあ早速見せてみろ!お主の力を!」といきなり殴りかかってきた
「七瀬(旭陽):!?」…咄嗟に反撃をした「紗骨:ぬぅ!?」と紗骨がいきなり俺の目の前から消えた
そして、奥にいたのは思いっきり飛ばされた紗骨だった
「紗骨:なんだ、さっきの力は、俺の力がそのまま返されたかのようだった」
紗骨の脳裏には 蚩尤拳に近い性質の武術を使っている という認識をしていた
そう、彼は以前 蚩尤拳 を見たことあるからだ、だがそれとは少し違う性質を持っている武だった
七瀬(旭陽):なんだ、今の力は、紗骨の力をそのまま返したかのような、旭陽は一体 どんな力を…
紗骨は旭陽に近づいて言った「紗骨:その力はなんだ」と問いかけた
「七瀬(旭陽):俺にもわからない、けどなんだが反射的にできたんだ」と返した
(紗骨:本当に反射的にできるような技なのか?到底不可能だ、あの技は 中国武術伝説に近い武だ
とうてい反射的に使えるようなもんではない)
「紗骨:お主の実力は、だいたいわかった」と紗骨は言った
「七瀬(旭陽):もういいのですか?少ししか手合わせしてないのですが…」
「紗骨:大丈夫じゃ」と言った
「紗骨:てかお主の目的はなんだったんだ?」と言い 俺は答えようとしても答えれなかった
やっぱり、自分の体じゃないから、思考もそのものではないからだ(旭陽の性格や考え、目的がわからない)
そしたら、俺は気絶していた。
「旭陽:余は、この先にある町に行こうと思うておる、そこに依頼主がいるからだ」と
「紗骨:お主、いきなり口調が変わったな、まぁ気にすることなかろうか、それならここの道を辿るとよい
お主が言うておる町はそこにあるじゃろう」と返し
「旭陽:わかった、感謝する」と言った
そしては俺は目覚めたがそこは知らない道だった
前に道があったので行ってみたら町が見えてきた、俺は多分この町に入らないといけない
と持ったので、近寄ってみたら門番らしき人がいた
この町に入りたいと言ったが、自分が着ている鎧が怪しいと思ったのか、なかなか入れない
だか旭陽はここに目的のものがあると言っていたため、なるべく入らないといけなかった
ここで、困っていると、旅人が突然後ろから到来してきて「この人は俺の連れだ」と言った
そして、門番の人は驚きの感情を見せて、入口を開けてくれた
「七瀬(旭陽):どうして俺をここに入れてくれたのですか?」
俺は旅人に言い、こう返した「どんな理由で入りたいかはわからないけど、君には陽の力を感じたからね」と言った
この旅人は陽について知っているようだ、俺は聞いてみた その旅人が言っている陽について
「陽の力はね外に向かう活動的なエネルギー、明るさ、熱、上昇、能動性などを指しており、
行動、発言、前向きさといった性質と結びつきがある。主な力の源は光、日、天 などに例えられている。
陰はその逆で闇、月、地 などだね」と説明してくれた
「七瀬(旭陽):要するに、陽は+のエネルギーで陰は-のエネルギーってこと?」と問いかけたら
「そうだね」と旅人は答えた
その後、旅人は自分と違う目的地へ行くこととなったが、一旦ここで休息をとることになっていた
ここが皇居か と俺は流れるかのように入っていった
するととある兵士が叫んだ「だれだ!」と 俺はここの女帝に会いに来たと 言ったがどうも通してくれなかった
いや “俺”ではない、旭陽が言ったんだ 旭陽は続けるように言った
「旭陽:俺はとある目的でここの女帝に会いに来た、依頼を受けて来たんだ」と言った
俺は依頼?と思った、なぜって俺はそんなことを知らなかったからだ、この町に入る前 旭陽は突然俺に体を譲ったのに
また出てきたのだ、いや 出てこれなかったのが正解なのだろうか 自分はすべて旭陽に頼った、
頼えざるおえないのだ、すると奥からとある影が見えた
そこにはとある老人がいた「お主、墨蘭様(ぼくらんさま)が言っていた希望の者か?」と言った
そして旭陽がそれを聞いた瞬間、また出てこなくなった、どうしておればいいかわからなかったが自分は
「七瀬(旭陽):そうです、俺は女帝から依頼を受けた希望の者です」と答えた
すると、その兵士は道を開け、その老人は女帝のところまで連れて行ってくれた
「七瀬(旭陽):どうも女帝さん、旭陽で御座います。依頼を受けて遥々遠くから参りました」と俺は言った
これでいいのかは多少?わからなかったが、女帝はそれに応えるかのように言った
「墨蘭:私の名前は 魏 墨蘭(ぎ ぼくらん) あなたは、旭陽様ですね。
お待ちしておりました あなた様にご解決してほしいことがあります」
と意味深し言葉を言った
「七瀬(旭陽):ん?解決してほしいことですと?」と俺は返した
「墨蘭:えぇ、そうです。 最近この町で行方が分からない者が増えてきており、
いままで消えていた者が見つかった時には残酷な姿で発見されていたのです。
人間ができるようなことではなく、魂なども取られてた者もいました。」 女帝はそう説明した
そして流れるように老人は言った
「あれは妖怪がやった可能性が非常に高く、色んな者に退治させようとしておりましたが
その者達は全員、諦め または無惨に殺されてしまいました」と聞きたくないようなことも言った
そして俺は答えた
「七瀬(旭陽):もしかして、その妖怪という者は 死神に近い性質を持っているのではないでしょうか?
ここに来る道中、とあるお店で聞いたのですよ 女帝さんなどが言っていたことものかはわかりませんが
その者は”泡沫 宴末”という無常という死神に近い存在であり、その死神となんらかの
関係があるのかもしれません」と俺は説明をした
すると、女帝や老人はその説明を聞いていた、するとさっきいた兵士が言った
「まさか、その店って、紗骨 という者がいる店か?」と俺に訪ねてきた、俺は そうだ と答え 兵士は言った
「紗骨さんが言っていたのであれば、その死神が実在するのは本当ってことになるな
ということは、今回のこの出来事は その死神さえ倒せれば問題はないんじゃないのか?」と言った
それについても俺は説明した
「七瀬(旭陽):宴末はそう簡単には倒せない、陽の力があれば倒せると言っていたが
陽の力だけじゃ倒せないかもしれない」と答えた どうしてここまで言い切れるかというと
あの頃、俺は紗骨の感情を読み取った結果、不安の感情が見えた こうなると”陽”だけじゃ足りないことを意味していたのだ
「そうすると、どうやって倒すのだ?」と言った
「七瀬(旭陽):俺にもわからない、だがここに倒すためのものがあるかもしれない」と言った
みんなは どういうことだ?という顔をしていたので俺は続けて言った「七瀬(旭陽):感じるんだ」と言った
またもや どういうことだ?という感じの顔をしていたから最後に言った「七瀬(旭陽):俺を信じろ!」
…気まず
その頃 外はすっかり夜であり 自分は泊まるところがなかったので皇居で泊まることになった
銅瓦で、明るく暗い夜空を眺めていたら後ろから殺気を感じた、次の刹だ 感で俺は飛び上がり後ろにバックステップをきった
バックステップをすると、そこは空中だ、床に落下するところで自分は手すりのようなものに触り
その下の階に飛び降りた、攻撃を避けたはずなのに自分の鎧には傷跡があった
誰が攻撃したのかがわからなかった、だが言えることはただ1つ、闇からの攻撃
紗骨が言っていた 泡沫 宴末 が襲ってきた可能性が非常に高い、だがそいつの姿は捉えれない
足音だけが聞こえる、次はどこから攻撃が来るのかがわからなかった
そして俺は見た、鏡を その鏡には奴を捉えていた、次の攻撃がくる そうすると俺は避けた、鏡 それはすべてを反射する
光や闇もさえ反射する、鏡には見えないものが見える性質がある 俺の幻触も同じような感じだ
俺は鏡を利用し、攻撃を避けた だが奴の攻撃は激しく素早い、この空間は奴の攻撃範囲内だと思い鏡を外に投げ
自分も外に飛んだ
日は完全に沈んでおり、鏡だけが頼りだ、だが奴の姿はどんどんと霞んで見えなくなってくる
すると皇居から声がした
「墨蘭:旭陽さん!これを受け取ってください!そこには陰の力があります!
それならきっと、そいつを視界にとらえることができるかもしれません!」と言ってネックレスを俺に投げた
確かに俺には陽の力はあるが陰の力はない、そして俺はそれを掴み、首に着ける
やっとだ、奴の視界を捉えることができた、奴の見た目は
洋風な死神の見た目に似ているが、顔は半分人間 半分髑髏の見た目をしており
服は白く、青銅剣を持っている、そしてドス暗いオーラ見たいのがにじみ出ている
すると奴は突きをしてきた、俺はそれを受け流そうとしたが奴の動きが1枚上手であったが
ギリギリのところで奴の攻撃を受け流すことができたが受け流した瞬間 宴末は横凪ぎを見せた
俺は皮一枚のところで避け、距離を取った いくらこれが夢だとしてもここで死ぬわけにはいかない
と思い俺は反撃をした俺は奴に蹴りを入れたが、まったく効果はなく、奴は俺を投げ飛ばした
「七瀬(旭陽):奴が見えたとしても、実力の差がありすぎる」休む暇も与えることはなく奴は連続攻撃をした
避けて避けて避けまくった、だが体には無数の傷と鎧にも数か所の軽い損傷があった、
やつの攻撃速度はまるで閃光かのようだった
皇居で出会った人達が俺を見守る中、宴末は次の攻撃を繰り出した それは一突きだった
だがそれはさっきの攻撃より遥かに早く正確、俺は咄嗟に左手でその攻撃を受け流そうとしたが
左手にある鎧は砕け、そのまま俺の顔まで迫ってくる
奴の剣には血がついていた、そして俺はぎりぎりのところを避けていたが、左腕を損傷、傷を負った
使えものにならなくなった、これは非常にまずい状況だ。
右腕で攻撃しようとやつには速攻がある、そしてその状態で奴は次の攻撃の準備をしている
その瞬間、どこからか声が聞こえた
「旭陽!その剣を使え!それで それで奴を宴末を倒せるかもしれない!」と
俺は声がするところを見た、そしてそこにいたのは紗骨、そして俺の目の前に剣が刺さった
そして俺は即座にその剣に手を伸ばした…するとその剣は紅く明るく強く光った、陽の力がその剣から放出されたかのようだ
そして、皇居の老人が言った「な、あれは伝説の剣、赤霄剣じゃないか!」と叫んだ
そしてその老人に声をかけた者がいた、それは旅人だった
「あれは赤霄剣ではありませんよ、あれは 未完聖刻(みかんせいこく)、幻の武器です、
そしてあの死神が手にしているの武器の名は、月満不窮(げつまつふきゅう) という神器です」
旅人がそう説明すると皇居の人達は言った「なぜ、ここにいるのです?」と言った
そして旅人は笑った後、言った「この未完と絶頂の戦いの戦いを見たくてね、地面にいたら巻き込まれるかもしれないからさ」
と、まぁ確かにここの戦いに来れるような人間は今後現れないかもしれないな
「七瀬(旭陽):紗骨、感謝する!」と言い、奴に質問をした
「七瀬(旭陽):泡沫 宴末、お前はなぜ人間を殺す」と、そして宴末は答えた
「宴末:強さを求めてだ、人間には負の感情というものがある、俺はそれを吸収し強くなり続ける」と
今まで無口だった宴末がこの質問で喋ったのだ。そして続けるように言った
「宴末:そろそろ本気を出してやろう、お前みたいな奴はこれで十分であろう」と言い放った後
終焉の一泊(しゅうえんのいっぱく) と宴末は言い、今まで見せなかった一突きが俺を襲う
それは、まるで今まで殺されてきた人の負の感情をそのまま出したようだった
俺は一瞬にして、防御態勢に入った、そして俺は放った
未完・赫卸天(みかん・かくしゃてん) と俺は言い、その一突きを止めた
力がどんどんと湧き出て、奴の攻撃を見切れるようになっていた
「宴末:我の攻撃を止めるか」と言い、奴は後ろに飛び、攻撃をした 月蝕・万物終焉(げっしょく・ばんぶつしゅうえん)と
次は斬撃技、そして俺は斬撃技でその攻撃を返した、未完・日蝕!(みかん・にっしょく)と、あたり一面の光を未完聖刻に
集め、一気に解き放つ 闇と光のぶつかり合い、煙で前が見えなくなった
すると、その煙から1つの泡が見えた、何かまずいと思い俺はその泡を切り捨てた瞬間
奴はもう目の前にいた、防御する余裕すら与えなかった、奴は横一文字に描くように攻撃した
月満・閉幕(げつまん・へいまく) 奴はその技を繰り出し俺に致命傷を与えた
ギリギリのところで剣をいれたが、深手を負った状態、ここで終わらせなければ確実に負ける
次の一手で決着をつけなければならなかった
「宴末:そろそろ終わりにしよう」奴がそう言い放ち
宴末がもつ奥義。月不窮・無常ノ極点(つきふきゅう・むじょうのごくてん)を放ち一気に迫ってくる
俺も対抗するかのように、奥義を放つ「七瀬(旭陽):未完・日輪ノ不知!(みかん・にちりんのふち)」
俺は迎えた、奥義と奥義のぶつかり合い、それは陰と陽が混ざり合い周辺の建物は消し飛ぶほどの威力を見せた
でもやはり宴末の方が強い、旭陽は圧し負ける、このままだとまずいと思った
そして、究極の決断をする、自分の左腕を犠牲にし、やつをきろうと思った
そして行動に出る、自分はわざと剣を後ろに引き 左手を差し伸べ刺された、宴末はまずいとおもったのか俺の腕から
剣を引き抜こうとし引けたが俺の方が一手先、奴にとどめの一撃を放った
「七瀬(旭陽):未完…いや、絶頂・天岩戸開闢(ぜっちょう・あまのいわとかいびゃく)」
そして奴の体を一気に裂いた、命に届く一撃だ。だが奴は諦めなかった相打ちに持っていこうとし奴も技を出した
「宴末:黒月・袈裟螺旋(こくげつ・けさらせん)」と反撃をした、俺にもう避ける余裕はなかった
その瞬間、俺はその攻撃を食らうことはなかった…
「七瀬(旭陽):紗骨…お前。」 そう、その攻撃は俺を庇った紗骨に致命の一撃を与えたのだ
そして、宴末は力が抜けたかのように倒れていった、奴の体は時間が経つにつれて塵となってゆく、武器も同じように
そして、俺は紗骨に寄り添った
「七瀬(旭陽):紗骨、お前なぜ 俺を庇ったんだ」と俺は大声で言った、そして紗骨は答えた
「紗骨:お主をこのまま死なせてはならぬ、希望の光が消えたらこの世界の闇は誰が抑える」と
俺はなにも言い返せなかった、そして紗骨は言った「紗骨:ありがとう、我らの敵を、仇をとってくれて」と
彼はこのまま消えてゆく、命の魂がどんどんと消えてゆく感じがした。
「七瀬(旭陽):ダメだ、お前はまだ死んではならぬ!頼む」と言ってももう遅い、彼は最後にこの一言を言った
「紗骨:お前の技と剣術、美しく素晴らしかったぞ。」そして彼は倒れた
最後に見た紗骨の感情は「感謝と喜び」に満ち溢れていた
ここは?と紗骨は思った、我は死んだんだな よかった もう苦しむことはないんじゃな
「なーに勝手に死んでるんだよ紗骨」、懐かしい声が聞こえた
「紗骨:お…お前は、ジン。」と紗骨は泣き崩れた、そしてジンは駆け寄る
「ジン:倒したんだな、あの死神を、旭陽殿が」と、ジンはすべての出来事を知ってたようだ
彼ら2人は決して消えない絆でつながっていたのだ、離れていても死んでいても、その”絆”という陰陽は消えなかったのだ
そして目が覚めた、自分はベットにいた
現実世界のようだ「七瀬:ここは、あれ、痛みを感じない」
そう、なぜか今回の出来事は痛みを感じていなかったのだ、そう
彼は”七瀬”自身ではなかったのだ…
その後、図書に行った時に見つけた本があった「泡沫夢幻伝」俺が見た夢と同じだったのだ
だがこの物語には続きがあったようだが、そのページはなぜか消えており、店員に聞いてもわからなかったのだ
泡沫夢幻伝↓ 数ヶ月後
「旭陽:紗骨、あなたのおかげで余は死なずに済みました。そしてあなたのお店は余が受けづかせてもらってます
紗骨、あなたは今 世でなにをしておりますか?かつての友と一緒にいるのであれば 幸せでしょう。
また、この墓に来ます。次会うときも元気にしてください」と旭陽は言った。
そして、俺は去っていく時に聞こえたんだ「ありがとう」と
主人公:七瀬 律
彼は大学生であり、俱楽部やサークルは入っていない
彼の能力は「感情を読み取る程度の能力」であり、人以外に建物や物質、植物などの感情も見れる
幻想郷の賢者の一人:八雲 紫
彼女は 幻想郷の創設に関わった「賢者」の一人であり、幻想郷最強クラスの力を誇る大妖怪です。
常に神出鬼没で、物事の「境界を操る程度の能力」を持っています。
この夢想録では度々出てくる妖怪です
泡沫夢幻伝↓
主人公:旭陽
彼は陽の力を使えるが、それは長い修行を得て取得した神の力
彼も一応神の子であるが、才能がなかったため、長い時間を得て習得したのだ
彼は最終的、未完聖刻という幻の武器を渡される
その武器は完成した武器ではないがそれは 泡沫 宴末 にとって最も有効な武器である
彼の能力は「陽の力を扱う能力」だ
悪役(ボス):泡沫 宴末
彼は中国の死神 無常 に近い死神ですが完全悪であり 陰や負の感情の塊である
彼の武器 月満不窮 は神器であり、泡沫 宴末 そのものある
彼は謎の多いキャラで幕を閉じた
彼の能力は「物事の『絶頂』を強制的に『終焉』へと導く能力」であり
未完聖刻 は”絶頂”ではなく”未完”なため、弱点でもある
中国最古の死神:無常
彼の役割は閻魔大王の使いとして、寿命を迎えた人間の魂を冥界へ連行する役割を持つ
性格は 恐ろしい死神ですが、善人には福(金運など)をもたらし、
悪人には容赦なく罰を与える「勧善懲悪」の象徴でもあります。
仏教の「諸行無常(変化し続けること)」という概念だが中国では「死は避けられないもの」として擬人化さたもの
最も人間を愛した髑髏(妖怪):紗骨
彼は昔、友を泡沫 宴末に殺された過去がある
泡沫夢幻伝では最終的に亡くなったが、旭陽を助けたり
生身の状態で旭陽と渡り合えるわけではないがかなりの実力を持っていたとされている
紗骨の友:ジン
彼は紗骨の友であるが、昔 泡沫 宴末に殺された過去がある
今は天で紗骨と一緒に暮らしているのであろう
町の女帝:魏 墨蘭
彼女は旭陽に依頼した女帝であり
古代中国では最高戦力の女帝として君臨していた
旅人は名前ではなく、不明なところが多いが多分”善悪”でもない
彼はいろんな知識がある
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