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節分の出会い

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節分の出会い

1 - 節分の出会い

♥

27

2024年02月03日

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°・*:.。.☆節分の出会い°・*:.。.☆

⚠🌸📢、R無し、鬼と人(?)、受け攻め特に関係なし、ちと重いかも











〜2月3日〜

今日は節分。

はっきり言って俺は嫌いだ

鬼は外って…

何言ってんだよ

勝手に…

俺を仲間はずれにしやがって

まぁでもそんなことはもうどうでもいい

慣れたから…

子供「(*>ω<*)キャッキャッ✨」

子供「おにはーそとー!ふくはーうちー!」

📢「…」

苦手だ

やっぱり何度聴いても苦手。

{ザーザーザー}

今年は雨らしい

帰る家もないから傘もなくフラフラと歩いていく

?「すみません」

📢「!?クルッ」

?「あ…だ、大丈夫ですか?」

📢「…だれギロッ」

?「あっすみません」

🌸「俺は🌸って言います」

「あの…さっきから傘ささないで…大丈夫ですか?」

「パーカーだけじゃ防げませんよ」

📢「…お前が気にすることじゃない」

🌸「はぁ!?せっかく優しくしてあげたのに…」

「それじゃ俺が満足出来ないから!」

「はい! 」

この男は急に傘を差し出した

📢「…なに?」

🌸「これで帰って!」

📢「…無理」

🌸「はぁ?」

「あ、もしかして申し訳ない感じ?w」

なんだこいつ

📢「違う」

「家が無いだけ」

🌸「え、なんで?」

📢「なに?」

「ホームレスバカにしてんの?」

🌸「そうじゃないよ」

「ホームレスだったら服もっと汚いじゃん」

📢「お前もっとバカにしたろ」

🌸「え!?そんなふうに聞こえた?」

「まぁいいや」

良くねぇだろ…

🌸「ねぇ、今日は家に来なよ」

📢「は?」

🌸「別にいいでしょ!」

「ほら!早く帰ろ〜!」

…これって俗に言う相合傘…?

そういえばあいつが言ってたなぁ…

…またいつか会いたいな










🌸「はい!着いた!」

📢「…ほんとに?」

🌸「うん本当」

📢「え…広くね?」

🌸「まぁたしかに他と比べるとね〜」

比べなくても広いだろ

🌸「ほらほら!とりあえず入ろーよ!」

<ガチャッ>

🌸「ただいま〜!」

メイド「🌸様!」

「どこ行ってたんですか!」

🌸「あはは〜w…ごめんね…」

📢「…」

え、メイド?

…あ、そうだ苗字見とこ

っ…終わった…

できるだけ早く帰ろう

メイド「こちらの方は?」

📢「ビクッ」

🌸「あぁ〜さっき知り合ったの」

「📢って言うんだ!」

📢「ど…どうも…」

メイド「そうですか 」

「この方誰かわかります?」

📢「?」

「🌸です」

メイド「そうじゃなくて…」

あぁ〜そっちか

📢「知ってます」

もう忘れたいくらいだ

だって…こいつのじいちゃんは

俺の仲間を殺したんだから

📢「鬼灯ほおづき…ですよね」

メイド「はい、なにかやらかしたら…分かってますね?」

📢「…ブルブル」

🌸「……」

「あ!寒かったでしょ!」

「お風呂入って来なよ!」

📢「あ…え」

🌸「着替えはあるよ!」

…やばいツノが見られる

📢「分かった…」

でもこう言わないと怪しまれるんだよなぁ…






📢「…なんでついてきてんの?」

🌸「いや、心配で…」

📢「1人で入れる」

🌸「でも!」

📢「いいから…!」

🌸「…分かった」

「ちなみに俺の部屋あそこだから」

「出たら来てね」

📢「……」

そのまま帰りてぇ…

📢「分かった」

「着替え出来ればパーカーが良かったな」

🌸「そうなの?」

📢「うわぁぁぁぁぁ!?!?!?」

🌸「うわぁぁ!?」

📢「え、まだいたの?」

🌸「まぁね…てかそんなに驚く?」

📢「しょうがねぇじゃん」

🌸「あ、そうだはい、パーカー」

📢「準備いいな」

🌸「( *¯ ꒳¯*)フフン」

📢「ありがと」

🌸「はい!どういたしまして!」

「じゃ、あとでね!」

📢「ん、」













📢「風呂っていつぶりだったっけ」

「まいっか」

とりあえず🌸の部屋に行こう

📢「……」

誰も…いないよな

📢「…」

メイド「何をしてらっしゃるんですか?」

📢「うわっ…!?え、あ…」

「ら…🌸が…部屋に来いって…」

メイド「そうですか。」

「では…ペコッ」

📢「…ペコッ」

何あの人こっっわ

<ガチャッ>

🌸「あ!📢!」

<ガチャ>閉める

え、なになになになに!?

なんか刀めっちゃ置いてあったんだが?

刀といでたんだが?

そのまま斬られるとこだった?

<ガチャッ>

🌸「ねぇどうしたの?」

{刀の先が見える}

📢「ぁ…ぁ…うわぁぁぁぁぁ!?!?」

「殺される!?!?」

🌸「え、なになになに!?」

📢「だ…だって…刀…」

🌸「刀?」

「うわぁぁぁ!ほんとだ持ってる!」

📢「ほんとだ持ってるって…気づいてなかったん!?」

「無意識怖…」

🌸「(´∇`;)アハハ」

「とりあえず中入ろうよ」

📢「う…うん」



📢「すげぇ怖いんだが」

🌸「そう?」

📢「無意識も怖いけど慣れも怖い」

🌸「確かにそれはそうだな…」

「そういえば、なんでフード被ってんの?」

📢「…別になんでもよくね?」

🌸「なんでよ!」

「いいじゃん!教えてくれたって!」

📢「深い意味は無いから」

🌸「じゃあ尚更いいじゃん!」

「おりゃ!」

📢「うわっやめ!」

🌸「あはは〜w待て〜w」

📢「ちょ!マジでやめろ!」

🌸「……えい!」

「やった!……て、え?」

📢「あ…」

…終わった

角はまだ小さいから…フードで隠せてたけど…

もう…無理だ

📢「ッッッ!(泣)」



°・*:.。.☆°・*:.。.☆°・*:.。.☆°・*:.。.☆

📢「おとーさん?おかーさん?」

「ねぇ…お返事してよ…」

「また…あそぼーよ…」

「ねぇ…ねぇってば!ポロッ」

父「📢…」

📢「!」

「おとーさん!」

父「刀…を持っ”…てる人…には」

「気を…つけろ…よガハッ」

📢「え…おとー…さん?」

父「…」

📢「おとーさん…おとーさん!」

「ねぇ…おとーさんポロポロポロポロ」








📢「おにぃ…ちゃん?」

兄「ガハッゲホッゲホッ」

📢「おにぃちゃん!おにぃちゃん!ポロッ」

兄「📢…は、しっ”…かりゲホッ生きろ…よ」

📢「おに…ちゃポロポロ」

「うわぁぁぁぁぁぁポロポロ」

「いや…だグスッ」

「置いて…ポログスッいかないでよぉポロポロ」

兄「📢…大好きだよ」

📢「!!」

「おに…ちゃポロ」

「おにぃ”ちゃぁん!!ポロポロ」

「うわぁぁぁぁ!!!!(泣)」

鬼灯(爺)「うるせぇな…」

📢「ぁ…ポロポロ」

いやだ…いやだイヤダ嫌だ!

鬼灯(爺)「はぁ…ふっ…!」

<刀を振り下ろす>

📢「っ!(泣)」

<目を瞑る>

仲間「アガッ…ゴホッゴホッ」

📢「え…?」

仲間「📢!逃げろッ”!」

📢「なんで…おれものこる!(泣)」

仲間「だめ…だお前はまだ…未来がある!」

📢「いやだ…1人になりたくない…」

鬼灯(爺)「しぶとい奴だな…」

📢「いやだ…(泣)」

鬼灯(爺)「はぁ…ッ!」

📢「いや…だ…」

「だめぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

<ピカァァァァァ>

仲間「!?」

鬼灯(爺)「!」

「へぇ…なかなか興味があるなニヤッ」

📢(覚醒)「…俺の仲間に手を出すな」

仲間「え…📢…?」

📢(覚醒)「…」

鬼灯(爺)「ははっ…勝てる未来が全く見えねぇ笑」

「今日は帰るとするか」

仲間「!…待て!」

「逃げる気か!」

鬼灯(爺)「勘違いするなギロッ」

仲間「ッビクッ!」

鬼灯(爺)「お前から逃げる訳では無い」

「じゃあな」

📢「…ぁ…」

<バタッ>

°・*:.。.☆°・*:.。.☆°・*:.。.☆°・*:.。.☆




📢「はぁはぁはぁはぁカヒュカヒュゴホッ」

🌸「!」

📢「カヒュカヒュゴホッゴホッカヒュゴホッ」

嫌だ…嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!

🌸「📢!落ち着いて!」

📢「…ぃゃ…」

「来ないで!」

<ひっかく>

🌸「痛っ」

あ…

📢「ごめんなさいカヒュカヒュゴホッゴホッごめんなさいッゴホッカヒュカヒュ」

🌸「!」

「📢!俺の真似して!」

「すぅー」

📢「すぅー、」

🌸「はぁー」

📢「はぁーゴホッ」

🌸「すぅー」

📢「すぅーカヒュ」

🌸「はぁー」

📢「はぁー」

🌸「すぅー」

📢「すぅー」

🌸「はぁー」

📢「はぁー」

🌸「…大丈夫?」

📢「…ごめん」

🌸「ぜぇんぜん!」

「📢が無事でよかった!」

📢「…殺さないの?」

🌸「え?」

📢「いや…だって…」

🌸「殺しなんかしないよ」

📢「…ッなんで…」

「だってお前の爺ちゃんは…!」

🌸「俺はあの人の事爺ちゃんだって…思いたくない」

「もともと…鬼とは仲良くする家系だったんだよ」

「爺ちゃんのせいでそれがひっくり返った」

📢「え…?」

🌸「そのせいで世の中では鬼は敵とかデマが広がった」

📢「どうして…」

🌸「メイドは鬼なんてこの世に要らないみたいな目してたでしょ」

📢「コクッ」

🌸「ごめんね」

「爺ちゃんは…裏切りだよ」

📢「でも…なんでそんなこと知って…」

🌸「…生まれ変わりだからだよ」

「今まで誰にも言ってなかった」

「面倒だったから」

📢「…誰の?」

🌸「このたくさんの刀はね」

「歴代の家主の刀なの」

📢「…これ知ってる」

🌸「そう、これが爺ちゃんの刀」

「昔の俺からしたら孫の孫くらいかな」

あの…憎いやつの…

🌸「…んで!」

「これが俺の!」

📢「!…これ…」

🌸「…知ってる?」

📢「…俺の父さんが見せてくれた…」

🌸「そういえば鬼は人間よりも長生きだったね」 

「君のこと見た事あると思ったら…」

「君のお父さんか」

「大きくなったね」

📢「…」

なんか…年上って思うとやりづらいな…

🌸「俺は前世の記憶なんてもうほとんど捨ててるよ」

📢「え?」

🌸「俺は鬼と仲良くしてる記憶くらいしか覚えてない」

「だから…もっと距離近くしよ? 」

<ギュッ>手を

📢「!?」

🌸「俺は…📢の事さ…好きだからニコッ」

📢「!…ありが…とうポロポロ」

🌸「…ニコッ」

「俺こそ…」

「ありがとね」

何故鬼は外なのか…

どうして鬼は悪いモノ扱いなのか…

本当に悪者なのか…

…かっこつけすぎたかな

もう台詞思い浮かばないな〜w

あの2人の“モノ”が…実りますように

では!

またの御会場でお待ちしております

節分の出会い 𝐹𝑖𝑛.

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