1941年、日本、ドイツ、イタリアで日独伊三国同盟を結んだ。
この話は、日本が会議から帰ってきた時の話です。
同じ寮に住んでいる設定で読み進めていってください、
☀︎「やはり..抜けたほうが良いのだろうか…」
いつからだろう、誰かに認めて貰いたいと思ってしまったのは。
あの人たちは悪くないのだ、ただ……
一人にしないで欲しかった______。
☀︎「随分遅くなってしまった..、片付けをしてから今日は寝るか..」
俺は早走りで急ぎながら自室に行っていた。
すると何処からだろうか、部屋の中から声がするのだ。
今はもう深夜の1時、こんな時に声が出るほどするような事はない。
☀︎「ったく何時だと思っているんだ..」
俺はその部屋の国に注意しようとドアノブに手を近づけた。
それが問題だった。
窓から見えた景色には、卍と👑🇮🇹が体を寄せ合い、抱き合っていた。
驚いた。
流石に開ける事ははばかられて、俺はその場を去った。
あの日から自分の中で何か、ぐるぐると回るものがあって、よくわからない感情が続いていた。
連合国との会議に行った。
🇺🇸「日本、これ以上中国に軍進めるのは良してくれないか、?」
🇬🇧「そうですね、そこは私たちの領土でもありますし、」
☀︎ 「いいや、貴様らの意見には賛同しない。押し付けてこようとするな。」
🇺🇸「このままじゃ全面戦争になっちまうぜ?」
☀︎ 「別にそれでも構わん。俺は帰る。」
スタスタとその場を離れては、俺は寮に帰ろうとした。その時。
🇺🇸「なぁ 、日本。」
奴が追いかけてきていたのだ。
俺は少し警戒しながらも返答した。
☀︎「何の用だ、?」
🇺🇸「まぁそんな警戒すんなよ、今は武器持ってねーんだからさ。」
何も持ってないぞ、と言わんばかりに両手をひらひらとさせた。
「受け入れてくれるならの話だが、お前、今アイツらと関係薄いだろ?だからさ、
“こっち側”に来ないか?」
奴は俺を枢軸国から連合国に引っ張ろうとしているのだ。
何を企んでいるのかは知らないが、俺はそれを了承するわけにはいかない。
☀︎「遂に頭でも狂ったか?、何故お前らのような連中に入らんとならんのだ。」
🇺🇸「悪い話でも無いはずだぜ?お前との石油輸出はストップしてるんだ。
だがもし受け入れてくれるなら、俺との戦争も無くなるし、お前の求めている
アジアの所有権も取れる、味方なら俺は何も言わないさ。」
本当に悪い話ではなかった、ABCD包囲網で経済的な圧迫を食らっている。
石油の取れない我が国からしたら美味い話だった。
だが、俺には尊敬する先輩たちがいる。
裏切る事はできるわけがない、と思っていた。そのはずだった。
けど俺は断る言葉が口から出なかった。
☀︎「本当にそちら側に行けば、経済制裁をなくしてくれるのか…?」
聞くはずではない言葉を俺は無意識に奴に聞いていた。
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