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🇺🇸「勿論だ、俺が今までお前に嘘をついた事があるか?」
☀︎「……なら少し考えてやっても良い。」
俺は奴に別れを告げては、寮に戻った。
☀︎「只今、帰りました。」
卍「会議か、ご苦労だったな。」
☀︎「あれ、伊国は….?」
卍「あ〃、さっき散歩をすると言って出ていったぞ。」
チャンスだと思った。今なら聞けるんじゃないかと。
☀︎「あの、先輩。」
卍「何だ?」
☀︎「もし私がこの場からいなくなると言ったら、どうしますか?」
卍「…….それはどういう意味だ。」
☀︎「….枢軸から抜け….」
その時机が大きく揺れたのが分かった。
卍「まさか、まさかお前、抜けるのか?此処から。」
悲しいような、怒りのような、よくわからない感情を先輩はしていた。
☀︎「…..いえ、例えの話ですよ。”もしも”の話。」
その圧迫に耐えきれなかった私は、失礼します。だけを述べて自室へ向かった。
俺が過剰になっているだけかもしれない。一時はそう思った。
果たしてこれを周りの言う嫉妬と言うんだろうか。
でも先輩に対する嫉妬でもなく、伊国に対する嫉妬でもない。
ただ…….少し、_________かった….
(🇺🇸「俺は待ってるぜお前を。」)
こんなにも必要とされた事があっただろうか。
俺は一体何を求めたいのだろうか。
少しおかしくなっているのは分かっていた。
別れの最後に告げた奴の言葉がずっと頭から離れなかった。