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めためた良い♡
めっっちゃ可愛い~!禁断の恋、ってやつですか!いいね、かわち♡ いつも栄養(?)ありがとうございます~♡ 頑張ってください!
続き待ってます!
少しくらい期待させてよ、先生
生徒 剣持 × 先生 𓏸𓏸
剣持「貴女は、
本当に期待だけさせる」
『嫌いなの、
自分の気持ちに素直になれない自分が』
「本当に」
『本当は』
「『好きなのに』」
『…ほんとに?』
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剣持side
『は~い席ついてよ~?』
そう言って生徒を座らせているのは かぐや先生
音楽の教師だと言われても疑いようのない綺麗な声、
そんな声を聞きながら授業を受けるのが好きだ
先生の声で呼ばれる僕の名前が好きだ
『剣持く~ん…お菓子あげるからノート持ってってくれない…かな…?』
なんて僕だけをこっそり頼るところも、
全部全部好きだ
これはある夏の生徒と教師の物語
『国語1時間目だぞ~!よろこべー!』
なんて大袈裟に喜んで見せるのは僕の好きな人であり担任だ
えぇ~…
と言いつつも嬉しそうなクラスの反応に気付かず、
『えぇ~ってなに!?w』
と笑っている
『っとぉ…』
『誰かノートとこのプリントの回答配ってくれない~?』
そうにこやかに呼びかける彼女の問いに答える生徒は多くいる
「俺配るよー」
「え私が配るんだけど!?」
けど
「先生、ノート、ください」
『おっ剣持くん!』
『いつも助かるよ~!』
皆が取り合っている中僕はさっと取る
『…』
剣持「…なんですか」
『あれ?笑
顔に出てたかな?笑』
剣持「出てました」
『あはは…
お恥ずかしい』
『ところで剣持くん、
また手伝ってくんないかな…』
と可愛い顔してお願いしてくる先生
剣持「別にいいですけど」
まただ。
先生を前にするとつい素っ気ない態度を取ってしまう。
でもその事に構わず先生は
『やった、
ありがとね!』
とニコニコしている
ふいに“どんな時も笑顔の貴女が好きだ”
なんて柄でもない言葉が出そうになった
危ない危ない…
この気持ちは“まだ”秘密なんだ