テラーノベル
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初兎の部屋のドアは固く閉ざされ、中からは何の物音もしない。
重度のうつが極まった彼は、起き上がることどころか、布団から手足を引き抜くことすらできないでいた。
体中に数トンの鉛が乗せられているかのように重く、意識はあるのに、思考だけがドロドロに濁った泥沼のように沈んでいく。
「…動かなきゃっ、」
頭の中ではそう焦っているのに、動くどころか、指一本動かす気力が湧かない。
自分がここにいる価値がどうしても見つからず、誰かの声が聞こえるたびに、取り残されたような疎外感に胸が締め付けられていく。
夕方になっても、彼はただ薄暗くなってきた部屋の天井と向き合い、孤独に耐えていく。
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みぃ⌒🍣
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