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「へぇ、綺麗にしてるんですね……モデルハウスみたい。セキュリティもしっかりしてるし……。高かったんじゃないですか?」
タクシーを降り、ホテルのフロントのようなエントランスを抜けて、エレベーターで自室へと向かう。 部屋に入るなり、瀬名の第一声がこれだった。
「そこまでじゃない。中古の1LDKだ」
確かに一昨年建ったばかりのこのマンションは、都心に近く、リビングのバルコニーからレインボーブリッジを望める絶好のロケーションが売りだ。理人自身、高層階から見えるこの夜景が気に入って購入を決めた。
「……そんなことより、早く脱げ」
玄関で靴を蹴り脱ぎ、理人は待ちきれないとばかりに、ネクタイを緩める瀬名の腕を引いた。
「っ……もう我慢できないんですか? ほんっと、好きですね」
「うるせぇ。いいから、さっさとしろ」
焦れるまま瀬名のベルトのバックルに手をかけ、ベッドに腰掛けるなり下着ごと一気に引き下ろす。
「うわっ、大胆……」
「……やっぱ、いつ見てもでけぇな」
ごくり、と喉を鳴らし、躊躇いもなく瀬名の熱を口に含んだ。赤い舌が根元から舐め上げ、先端に吸い付くと、瀬名がびくりと身体を震わせる。 その反応に気を良くした理人は、さらに深く喉の奥まで飲み込んだ。頬を窄めて激しく上下させながら、カリ首を丁寧に舌先でなぞる。
「理人さん、上手すぎ……っ」
「ふん……気持ちいいんだろ?」
咥えたまま、勝ち誇ったような瞳で見上げると、瀬名は額を押さえて溜息を吐いた。
「あー……わざとやってるでしょ。その顔、すっごいクる……っ」
瀬名のスイッチが入ったのが分かった。頭を両手で強引に押さえつけられ、そのまま腰を突き入れられる。
「んぐっ……んっ……んぅ……っ!」
突然の暴挙に驚き、咄嗟に押し返そうとするが、腰をがっちりと抱え込まれて逃げられない。喉を突かれる苦しさに、生理的な涙が滲む。
「っ……くっ……あー……やばい、これ……」
「んっ……ぅぐっ……ふっ……」
顔を歪めても、瀬名は容赦なく喉の奥を突き続けた。込み上げてくる吐き気を必死に堪え、歯を立てないよう唇を窄める。 苦しい。けれど、頭を掴む瀬名の指先や、見下ろす熱っぽい視線にゾクゾクする。いつもとは違う、完全に「支配」されている感覚が、理人の奥底にある欲望を呼び覚ましていた。
もっと乱暴に扱われたい。めちゃくちゃに犯してほしい。 吐き気と共に、どろりとした願望が頭をもたげる。
「はっ……理人さん、もう、出す……っ」
「っ……はぁっ……いい……このまま、出せ……っ」
じゅぷっ、といやらしい水音を響かせ、激しく抜き差しされる。理人が舌先で鈴口を執拗に刺激すると、瀬名は堪らず息を詰め、喉の奥を塞ぐように熱い飛沫を放った。
「っ……はぁ……はぁ……」
「んぐっ……んぅ……はぁ……っ」
どく、どくと断続的に溢れる白濁をすべて嚥下していく。口の端から漏れた飛沫が、胸元を伝って流れ落ちた。
「っ……、全部飲んだんですか?」
「……当たり前だろ」
理人は眉間に皺を寄せ、口元を拭いながら答えた。その淫らな姿に、瀬名がごくりと喉を鳴らす。
「あぁ……顔射したい……」
「……やっぱ変態だろ! てめぇは」
「理人さんがエロいのが悪いんですよ」
瀬名は理人をベッドの中央へ引き上げると、四つん這いの体勢でシーツに沈ませた。突き出された尻を撫で回し、ゆっくりと双丘を割り開く。
「ひっ……あぁっ……!」
外気に曝された後孔が、期待でヒクついて収縮するのが自分でも分かる。
恥ずかしさに身を捩るが、瀬名の大きな掌に腰を固定され、逃げることなどできない。
「ひくひくしてますよ、ここ。俺のをしゃぶってるだけでこんなにしちゃうんですか? 本当にいやらしい……慣らさなくても入りそうですね」
瀬名は未だ鎮まらぬ楔を、窄まりの入り口にぴたりと押し当てた。理人は無意識に、物足りなさを埋めるように自ら後孔を押し付けていた。
それを見た瀬名は低く笑うと、あえて挿入せず、先端だけで入り口をなぞり始めた。
ちゅぽっ、ぬちっ……。 焦らすような愛撫にもどかしさを覚え、理人は強請るように腰を揺らしながら振り返る。
「んっ……! あ……んんっ。なぁ、もう、早く……っ」
潤んだ瞳で誘うように腰を押し付ける。だが、瀬名はその姿を愉しむように薄く笑みを浮かべるだけだった。