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2010年
「痛い」
「お前なんて産まなきゃ良かったわ」
母はそう言って毎日暴力を振るっていた
数時間後
「帰って来ないで」
「えっ」
数時間後
ぐぅっ
「お腹すいたな」
「寒いよ」
そう
親に捨てられた
朝姫鳴タクトは
朝姫鳴家の落ちこぼれ
タクトには兄弟が居る
タクトより優秀な弟が居る
「誰か助け… ウッ」
意識が朦朧としたその時
「大丈夫かい?」
「あっあなたは?」
「スゥスゥ」
「寝ちゃったか」
数日後
「うっうう」
「おはよう」
「君3日も寝てたよ」
「自己紹介がまだだったね」
「私は天坂奏」
「天使悪魔という術式を持つ呪術師さ」
「君は」
「朝姫鳴タクト」
「朝姫鳴家の落ちこぼれです」
「朝姫鳴家」
「呪詛師家庭か」
「呪詛師?」
「呪術師じゃなくて」
「ああ」
「だからか」
「僕の術式が原因で」
「その腰にぶら下げているのか?」
「セラフです」
「呪力はソコソコあるみたいですが」
「そこそこというよりかなり強い呪力があるよ」
「そうなんだ」
「ああ」
「お腹すいたな」
「3日も飲まず食わずだからね」
数時間後
「美味しかったです」
「それは良かった」
10数年後
普通に学校に通う
「おはよう」
「おはよう朝姫鳴」
放課後
「カラオケ行かね?」
「うん行く」
数時間後
自宅
「ただいま」
ニョロニョロ
「なんだ」
呪力?
「タックト君逃げて」
「ぇぇ」
ひたっ
「やめろぉぉぉ」
バシュッ
バタッ
「奏さん」
「タクト君ありがとう」
「うわあああああああああああああああああああああああ」
リビング
手紙
「天坂奏はもう死んでいる術式は殺した」
だが
術式の残穢が残ってる
式化出来れば
「はああああああっ」
「よう新たな主様」
「よろしくおねがいします朝姫鳴タクト様」
式神
陰陽師従えていた鬼神
または式化札によって式化された術式
十種影法術などが挙げられる
天魔や悪使は術式自体に武器を持っているため
呪具を渡す必要が無い
翌日
学校ヘ
自宅は奏の呪力を式化した式神に守ってもらっている
そのため遺体が式神に変化した
「行ってくるね」
「はい行ってらっしゃいませ」
学校
「今日は転校生を紹介します」
ガラッ
「こんにちは」
「綺麗な人だなあ」
「天坂ルルです」
「天坂って」
「天坂奏の」
「おーい朝姫鳴落ち着けぇえ」
「すいません」
「席は朝姫鳴の隣な」
「はいっ」
「よろしくっ(*`・ω・)ゞ」
「はい」
「あなたが朝姫鳴タクト君ですね」
「姉がお世話になりました」
「ごめんなさい僕のせいで」
「カラオケに行かなかったら奏さんは」
「いえあなたは万全に戦える状態じゃなかった」
「あなたのせいじゃありません」
「うんありがとう」
数時間後
きゃああああああああ
「なんだ」
プルプルプル
「はいっ」
「ルルさん」
呪霊だ祓ってくれないかい
「分かりました」
「君は逃げて」
「えっでも」
「呪力は強いけど君呪詛師じゃない」
「僕は落ちこぼれなんだ」
「えっ」
「親に捨てられた」
「グララァ」
「天使」
「はっ」
バシイイイイイイイ
「キャッ」
「はああああああああああああああああああ」
バシイ
「うう」
まずい
ルルさんが
やられてしまう
「セラフィムコード」
次回予告
天坂ルルを守るため朝姫鳴タクトは
セラフを使い1級呪霊に果敢に挑む
次回「最強のセラフ使い覚醒」