猛暑が続く夏。
気温はいつも30度以上で外に出るのが嫌になる。
「あっぢ〜〜」
「そうだねぇ、、」
「…アイス食べたい」
「すいちゃんもぉ」
「「………」」
「あ、あんだよ」
「え、?取ってきてよ」
「はぁ?なんでみこが行かなきゃいけないんだよ!!」
「だってぇ、みこちのほうが冷蔵庫に近いじゃん」
「ぐぬぬ、、、」
確かにここはリビングで、キッチンからもみこのほうが近い。
でも今、みこはソファの上!!ということは行かなくていい!!(?)
ここが一番クーラーが効いてるし、寝そべっている状態だから行きたくない…
「そんなに食べたいならすいちゃんが行ってよ」
「そう言って、みこの分も取ってきて!とか言うんでしょ?」
「……」ソ~
「目を逸らすな!わかったよ、すいちゃんが行くよ…」
「おぉ!✨すいちゃんやっさしぃ〜!」
「うっせ、、、」
すいちゃんは立ち上がり冷蔵庫へ向かった。
「あっ、」
「んえ、どうしたの?」
「アイス、一個しかない…」
「……え?」
どうせ嘘だと思い、仕方なく立ち上がって冷凍庫を見る。
「マジでないじゃん、」
「っ!!」
「おい!アイスを後ろに隠すなよ!!」
「これはすいちゃんの!!」
「みこの!!」
「はぁ、、、わかった。二人で分けよう!」
「……えー、みこ一個のアイスを一人で食べたいのにぃ、、」
「じゃあコンビニで暑い中買ってこい」
「嘘です嘘!!一緒に食べよう!!」
二人でソファに座ってアイスの包紙をあける。
「みこちからでいいよ」
「え、?いいの?」
「うん」
「すいちゃん暑さでやられた?」
「いいから食えよッ!!」
「シャクっ!」
みこはアイスをかじった。
その瞬間、だるかった体が嘘のように軽くなり、アイスの冷たさとクーラーが一緒にきて最高だぁ、、、
「はい、すいちゃん!!」
「……みこち一口大きい、、」
「これが普通だよ!!」
「はいはいw」
みこたちは交代交代で食べていった。
♢♢♢
「アイス食べy…あ、なかった。…ん?」
アイスのパッケージっぽい物が見えた。
気のせいかと思ったが一応確認するため他のものをどかした。
「アイスあるじゃん、!」
アイスがもう一本残っていました。
「すいちゃん!!!」
「なに?」
「アイスあったじゃん!!!」
「あー、ね…」
「ちゃんと確認してよ」
「ごめんねw」
「もぉー、みこはもう寝るね?」
「わかった〜」
私はみこちが寝室に向かっているのを見てホッとした。
「今日も楽しく過ごせてうれしかったよ。」
あの時アイスを隠してよかった
コメント
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アイスを愛す...ケヘヘヘッケヘヘヘヘヘw(?) すいちゃん頭良いなぁ....みこめっとは今日もてぇてぇです....
良き…… パソコン大丈夫そ、?()
そーゆことか!!すいちゃん頭いいな、パソコン打つの大変じゃね、!?