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バンタンと赤ちゃん

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バンタンと赤ちゃん

1 - 第1話 出会い

♥

49

2022年11月10日

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『』➩セリフ

《》➩心の声


E p i s o d e .1

〜ユンギside〜

《さむいな……雪は降っていないけど12月は寒いな……寒すぎる……》


そう思いながら車を待っていた。


?『うわーん。🗣うぎゃー』


どこからか、赤ん坊の声がする。

《赤ん坊が泣いているのか、、、》

すぐに泣き止むも思っていたがずーっと泣いている。ずーっと……


ここは人通りが少ないから誰かいたらすぐ分かる。でも周りを見渡しても誰もいない。ただ赤ん坊の声がするだけ。

《少し怖いな……》


?『うぎゃぁぁぁ……』

ずっと泣いている。

《……もしもこれが本当の赤ん坊だったら……》

そう思った瞬間頭で考えるより体が先に動いていた。おそるおそる近づくとそこには…


天使のような、小さな小さな赤ん坊がいた。小さなカゴの中に、ふわふわのあたたかそうな白い服を着て…ほっぺたは、りんごのように赤く火照っていた。

本当に天使みたいだった。


《赤ん坊が泣いている…どうすればいいのかわからない… あぁ、もしここにテヒョンやジミナがいれば…なんて思ったが、今頃は家でのんびりホットココアでも飲んでいるのだろう…》


とりあえず、赤ん坊を抱き上げた。その瞬間、赤ん坊は「ニコッ☺️」と目をすぼめて笑った。

つられて僕も笑ってしまった。

《可愛いやつだな…》

そう思っていたら、赤ん坊のリンゴみたいな赤いほっぺたに、、ふわふわと何かが落ちてきた。

《あ…雪だ…》

とても美しかった。


ここ数年、しっかりと雪を見ていなかった。12月はクリスマスシーズン&年明けの仕事がバァーっと舞い込んでくるから。

まだデビューしたての頃はメンバーと一緒に雪遊びをしていたのに…  少し悲しくなった。


気がつくと雪がどんどん強くなりふわふわよりもザァーザァーになってきた。

《赤ん坊が風邪をひいてしまう…早く帰ってこの子を温めさせないと… あっ、でもメンバーにはなんて言おうか、、、》

そうこう考えてるうちに車がきた。🚗³₃




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