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リアの見聞録

1 - 第1話 「人体発火トンネル(1)」

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2025年02月26日

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第1話 「人体発火トンネル (1)」


ここはとある地方。

心霊スポットのトンネルに来た若者達が居た。

「おい、なんだか暑くないか?」若者の1人が滝のように汗を流してそう言った。もう1人の若者が「は?今2月だぞ?全く暑くないしなんなら寒いぐらいだろ?」そう言って暑がる1人を置いてぐんぐん前に進み始めた。すると突然、「熱い!!助けて!!」と叫び声が後ろから聞こえてきて「どうせ脅かそうと演技をしているに違いないと」後ろを見ると暑がっていた若者がつま先から頭まで覆うように炎に包まれていた。

「うわぁぁぁ!!たすげ…」言い切る前に若者は灰ひとつ残さず消えて行った。

残された若者の名前は、石動 連夜(いするぎ れんや)

石動は半狂乱になりながら元を通った道を全力疾走で戻り家に着いた。

次の日、石動は学校に行く気分ではなく欠席をしインターネットのオカルト掲示板見ていた。昨日のトンネルについてももっと情報を仕入れるために。するととあるスレが目に入って来た『心霊現象研究所に行ってきたんだが質問ある?』というスレだ。

普段ならバカバカしいとあまり目を通さないが昨日のこともあってスレを読み始めた。

気になる所を読んでいるとどうやらスレ主は家で奇怪な現象に悩まされて居た時に知り合いのつてで研究所にたどり着いたという経緯だ。さらにスレを読み進めるとほかのスレ民達も「そこ行ったことある!」などという声が飛び交っていた。さらにどうやらその研究所「本物」という声も上がっていて毎晩金縛りに困っていた時研究所に相談したところしっかり解消されたとの事だ。

石動は半信半疑だが今は「きっと自分も昨日の友人のようになるのでは…」という不安もあり研究所に行くことを決めた。

『九ツ市○○』スレに書いてあった通りに道を行く思ったより家から遠くない距離。到着すると寂れた一軒家に「心霊現象研究所」というこれまた寂れた看板が下がっていた。

どうしていいものかと扉の前で立ちすくんでいると後ろから「うちになんか用?」と声をかけられた。振り向くと中性的な人物がたくさんの本を抱えてこちらを見ていた。「あの、ここの、研究所の方ですか?」そう言うと

「あー!相談しに来たの?まぁ入って入って。」とたくさんの本を持ちながら石動の背中をグイグイ押して研究所の扉を開けた。

中に入るとたくさんの本とよく分からない人形や仮面、郷土品などが飾られていた。お世辞にも綺麗で片付いた研究所とは程遠い。「そこ座って。コーヒーでいいよね?」そう言って両手いっぱいの本を床に置いて物にまみれた通路を通って台所に行った。本を床に置いた際にホコリが舞っていた。「はい」と机に置かれたコーヒーだったがコーヒーカップでは無く湯のみに入っていた。「ごめんねー!コーヒーカップどっか行っちゃったみたいでさー。それで?なんか相談があって来たんでしょ?」

ほんとにこの人が解決してくれるのだろうか?

そんな不安を抱きながら石動はトンネルで起きた内容を話した。

彼?彼女?の名前は森山 リア(もりやま りあ)

「なるほどねー。人体発火か…」そう言って大量の本の山から1冊の本を取り出した。「そのトンネルの途中になにか祠のようなものは無かった?」そう言われると石動はトンネル内を思い出し「確かにありました。石の山のようなものが…」さらに「友人はその石の山を足で…」と言い切る前に「そのトンネルの祠には『松明丸』って言う天狗が生み出した火の妖怪が封印されてたんだよ。」そう言って本を見せてきた。

松明丸とは炎の形をした猛禽類のような妖怪で松明のように明るいが良い火では無くお坊さんの修行を妨げるものとされている。

「本来は人を燃やすような妖怪じゃないんだけどなー。祠を壊したのが良くなかったのかな?」と言いながら立ち上がりどこかに出かける準備をし始めた。「あの、どこに行くんですか?」そう石動が聞くと。「トンネルに行くんだよ。君も、あーごめん名前まだ聞いてなかったね。あと、ボクは森山リア好きに呼んでよ。」そう言って来たので石動は少し緊張したように自分の名前を伝えた。「石動くんね!珍しい苗字だねー」そう言って身長よりも大きな白衣を来て「石動くんも来る?まぁトンネル内は多分危ないから外で待ってて貰うけど。それともここで待ってる?」

「俺も着いていきます。」と少し食い気味に言いリアの後をついて行った。まぁ、研究所の色んなところから視線を感じる雰囲気と大量の本で落ち着かないというのが本音。

移動後、例のトンネルに着いた。


続く


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