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12 - 不老不死の呪い 2

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2024年10月17日

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青「うる!今日は魚がつれたよ!」

橙「ほんまや!めっちゃ鮮度ええなぁ…」

橙「せっかくやし、刺し身にするか!」

青「そうだね」

日本に来て、10年が経過した。

あの頃は少年だった君も、立派な大男(仮)に。

あの日エドであった、エドッコだったうるみや少年は現在オオサカに住んでいる。

10年も経てば、片言だった日本語も、流暢に話すことができるようになった。

青「あれ、醤油切れてるわ」

橙「ほんま?すまんけど買いに行ってくれへん?」

青「わかった、いくらだっけ…?」

橙「陶器屋の隣のとこは50文やったと思うけど…」

橙「100文持ってって、余ったら米も買ってきてくれん?」

青「行ってくるね」

橙「は〜い、頼んだで〜!」


「45文やで!」

青「じゃあこれで…」

「ピッタリやね!」

「はい!米一升な!金平糖付き!」

青「ありがとうございます!」

「あ〜大出血やわ〜w」

うるみやに頼まれたおつかいを済ませ、うちに帰ろうというところだった。

「きいた〜?」

「あの大商人の…うるみやさん、?だっけ」

「もう26になるのに結婚してないんやって」

「あら〜…」

「親父さんが早くに亡くなって息子が継いだんやろ?」

「ほっつき回って奥さんもいないなんて親父さんが可愛そうやねぇ」

うるみやのことを言われっぱなしにされるなんて、流石に俺でもスルーはできない。

青「こんにちは、奥さん」

「あッ…あら、うるみやさんとこの外国人さんやないの…」

青「今日はお米が安いみたいですよ?」

「そうなんね〜ッ」

うるみやはいつ結婚するのだろうか、あまり考えたことはなかったがうるみやは婚期を逃している系なのか…?

橙「お〜い!!」

ちょっと性格の拗れた婦人達とお話をしていると、遠くからうるみやがやってきた。

橙「あんまり遅いから心配したんやで?」

青「大丈夫だよ、w」

橙「おや、これはこれは蕎麦屋のご婦人と定食屋のご婦人!」

橙「いつも世話になっとるわ〜!旦那さんによろしく言っといてくれるか?」

「わ、わかったわ!」

「また来てちょうだいね〜…w」

橙「どうしたん?」

橙「そんなに重かったか?」

青「んふ〜…madam達とお話してただけだよ、?w」

橙「They’re famous for having bad personalities, aren’t they?」

橙「Did they say something bad?」

青「No.it’s okay. I just poked it.」

うるみやは俺と10年一緒にいるだけあって、英語が使えるようになったらしい。

こんな感じであまり人に聞かれたくないことは英語で話すようになった。

橙「そか、ならええんやけどな」

青「てか、うるみやは結婚しないの?」

青「girlfriendは?」

橙「おらんよw」

橙「しゃるがおったらええ。」

橙「今はあんまり彼女もいらんかもなw」

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