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巴那視点
巴那「っ!」
そっか幼馴染だから…か
司はぼk …私のこと知ってくれてるんだ。私も司の弱いところや嘘をついている時の仕草を知ってるのと同じで…
巴那「ありがとう。でもっ…」
泣きながらそういう。隠さないで司に見せながら。
司「ああ。話せたら話してくれ。」
ハンカチを私に渡しながらそう言う。
もう演じなくていいとは思っていない
でも、少し楽にはなれると思った。
ギュ…
いつの間にか抱きついていた。
幼馴染だからできる仕草。
恋愛的感情はない。さすがにね。
司視点
ギュ…
!?頭が回らなくなる
顔が赤くなり、それを隠すために必死になる。
恋愛感情がないことはわかっている。
だけどそれ以上に嬉しかった。
巴那視点
ハグを離して言う
巴那「…じゃね!」
司「ああ…//」
あー
今になって少し後悔する。司に次どういう顔して会えいいのかわからなくなる。
と歩いていると…
?「巴那ちゃん!」
巴那「ひっ?!」
巴那「ああ…美弥妃か」
清楚系に見えてノリのいい女の子、私の小学校からの友達美弥妃(みやび)だ。
美弥妃「久しぶり!」
巴那「久しぶり!」
美弥妃「そういえば、司くんいなかった?」
巴那「あぁ司?そういやあっちに…」
美弥妃「いけいけ巴那!ゴーゴー!」
え?確か美弥妃は司のこと好きなんじゃ…?勘違い?直接聞いてないし…
だが、司と先ほどあったことを伝えると
美弥妃「そっか!司くんと会ったんだ〜!それならいいや!」
巴那「え…?」
美弥妃「じゃあ、私は用事があるから…」
巴那「あ…うん?じゃあね!」
あれはなんだったんだろう…
と思いながら帰宅したのであった…
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ここで美弥妃の自己紹介!
白川美弥妃
白川財閥の娘。清楚系ではなくいがいとノリがいい
司が好きなのではなく、巴那と司をくっつけるために色々な作戦を練る
巴那ちゃんと司くんが付き合ったら…!
なんて勝手に妄想して今の状態である。
宮益坂女子学園中等部。
巴那と同級生
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数ヶ月後のある日(3年生設定にいたしました…ご了承を!)
巴那「じゃ行ってくるね〜!」
さな「はーい!」
いつも通り中学校に向かおうとすると…
?「巴那くん一緒に学校へ行かないかい?」
巴那「あぁ類か。いいよ。行く行く。ちなみに今日は早いね」
”いつも”の演技をなくして言う
類「あぁ。卒業も近いし巴那くんとも一度一緒に行ってみたかったものだからねぇ」
巴那「ま…じゃあいこっか。」
あの一件から花凛とは別の時間帯にずらしている。
巴那「あれ?類いない…授業出席してるのかな?」
屋上に来ると類の姿はなかった。
瑞希「そうみたい。」
巴那「瑞希ぃ…ちょっとあそばなーい?」
瑞希「まぁいいけど…何して?」
巴那「これみてみて…」
瑞希「これって…最近でたリボン⁈」
一瞬瑞希に光が戻る
瑞希「というかボクの好きなものがカワイイものってなんで…」
巴那「あはは!いいじゃあん!ほらつけてつけて〜」
瑞希「ちょっ!」
無理にリボンをつけると…
巴那「え…かわいい〜!神!」
瑞希「え…ほん…と?」
巴那「ほんとだよ!」
ぎゅ…
無意識にしてしまった…
一応私も女の子だし?
同性っちゃ同性だし…
ほのかにいい匂いがする…さすが瑞希だと思ってしまう
瑞希「あぁそういうの…男の子にしたらだめだよ?」
巴那「えぇってことは瑞希にしたらダメなんじゃなーい?」
瑞希「じゃあやめてよね…」
巴那「もうこんな時間だ…1時間ってあっという間だねぇ」
ギイとドアが開く
瑞希「あ…類」
類「え…あ…」
瑞希を巴那がハグしている状況
瑞希「あ…ごめん…」(瑞希は類が巴那が好きなのを知っている)
バッ…
巴那「あっ…」
類と瑞希…どうしたんだろ…
気まずい…
巴那「あのさ類…瑞希…ちょっと遊ばない?」
類「そうだね…トランプでもするかい?」
巴那「なんでトランプあんの?笑」
瑞希「類らしいね笑」
この後トランプをして負けた類にジュースをおごってもらったのはまた別のお話…
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