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道枝「へっ、ちょっと、ッ..、」










。「は、ちょ、待てッ」








.「追いかけろッ!」







道枝くんが来て、相手の気が引いたところ

思いきって逃げる私。







道枝「ちょ、と、とにかくにげよっ」














道枝くんと私は無我夢中で走り続けた。









鈴野「はぁ、はぁッ…..、」





長距離を久々に走ったからか、

息があがる。





後ろに誰も行かないかを確認すると

膝から崩れ落ちた。







鈴野「こ、わかった….、っ」







居場所から数百メートル。

人気の少ない、日差しが眩しい道路で

今まで我慢していた不安と、怖さと、涙が一気に溢れ出した。







鈴野「うぅッ、ひっ、く、み、ちえだく、ん、ッ泣」







道枝「ぇ、ちょ、だいじょうぶ…?」








道枝「怖かったよね、…もう、大丈夫だから」








そう言ってぎゅっと抱きしめ背中を、

とんとんしてくれる道枝くん。







鈴野「んぅ、…、あ、ご、ごめん私っ…」








鈴野「こんなところで、っ」








涙がおさまり、我に返る。






道枝「いや、僕は全然…、」







道枝「、だいじょうぶ、?おさまった、の?」









鈴野「うん、。ごめんね、。なんか急に話しかけられちゃって、…笑」







道枝「そ、なんだ..、っぁ、怪我とか、してない、?」








鈴野「うん、だいじょうぶ、笑」







道枝「そっか、良かった…、」










next.













子犬彼氏に要注意 .

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