※ nmmn
※ irxs 🤪🍣 🐤🍣
※ Bl
※ ご本人様には全く関係がありません
⚠️スクショ、拡散、二次配布、全て❌でお願いします
株式会社VOISING社の社長。
内藤ないこ。
彼は聡明であり、普段はキビキビと社員に迅速かつ効率的に仕事を振り分け、自分も限界まで活動している。 なら堅物で近寄りがたい人物なのかと問われれば、全員が首を振るだろう。賑やかなことが大好きで、楽しそうなことは進んでやるような人好きのする無邪気さを持っているし、どこかミステリアスな部分も孕んでいる。そんな魅力溢れた人物だ。
…そんな彼が、ふわふわと、完全に、とろけている。
赤「…ないくん」
桃「…ん、〜…」
ぱちぱち、と瞼を開閉する。
正しくは眠いだけなのだろうが、会社ではめったに見られないゆるゆるな彼の姿を見ると、優越感を感じる。 ただでさえ隙を見せることをあまり好まないないくんに心を開いて貰えたような、そんな気分。
青「ないこたん、眠い?」
…まぁ見てるのは俺だけじゃないけど。
赤「ねるなら布団いこ?」
青「腰痛なるで」
桃「…ん”〜…」
眉をひそめて、抵抗の意を見せるないくん。
可愛い。
桃「……つれてって」
もそりと起き上がると、両手を広げ、あろうことかそれをこちらに向けてくる。
……ないくんは一度同じ部屋に入った相手にはパーソナルスペースが無くなるタイプなのだろうか。
どうなっても知らないからね俺?! と叫び出したくなるのを堪えつつ、その手を取る。
赤「…簡単にそんなの頼んじゃいけません 」
桃「まろとりうらだからじゃん…」
随分信頼されている、と喜ぶべきか、意識されていない、と嘆くべきか……
どっちにしろ彼の無防備さは矯正の必要がある。
こんなままじゃうかうか元の家に返すことも出来ない。
2ヶ月前、唐突に「誰かシェアハウスしませんか」とないくんが言った。
その真意は、「ないこハウスの場所がネット上に流出したのでしばらく誰か泊めてください」だったので全員が即おっけーを出していたが、距離と大きさ的に選ばれたのが俺の家だったという話である。(ちなみに「ないくんには防犯がちゃんとしたところに居て欲しい」という思いから俺の家はこの2ヶ月でいきなり防犯能力が上がっている)
俺は元よりないくんをメンバーや家族以上の存在として見ていたので、これは他でもないチャンスだ、と大いに喜んだ。
…まろが着いてきたのは予想外だったけど。
赤「…まろはいつ帰るの?」
青「1人居候させんのも2人居候させんのも変わらんやろ」
赤「変わるわい」
青「仕事効率も上がるやん」
確かにそれを言われると何も言えない。
チャットやLINEを介さずにすぐに報連相出来るし、ここ2ヶ月、この2人関係の仕事はスムーズに進んでいる。ないくんもそれを気に入っている節もある。
赤「でも会社行くのまろん家からのが近くない?」
まろは、会社員と歌い手、2足のわらじで生活をしている。その会社員のほうの仕事場は、まろハウスからの方が近い筈だ。
青「…そんなんよりここにいる方が大事やもん」
言外に「お前とないこを2人きりになんてするわけないやろ」と言われた気がするが、気にしないことにする。
コメント
8件
神作! 続き楽しみです!
アッッ…(昇天_:(´ཀ`」 ∠):) 青赤桃……良きだわッッッ!!!!!!もうだいすしッ💘🫶💕💖
連れてってと頼む桃さんを 想像したら可愛すぎました( 赤桃も青桃も同時に書かれるなんて 天才ですか、、✨