テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
kzlr
ご本人様とは一切関係ありません
BL
喘ぎ✕
直接的ではないです
キャラ崩壊かも……
短い
OK?
ローレンの肩が、微かに震えている。部屋の照明は落ち、ベッドの上にふたりだけ。
葛葉はローレンの頬にそっと手を添えた。
その瞳が、不安そうに揺れているのを、葛葉は見逃さなかった。
葛葉「やめる?」
ローレンは小さく首を振る。
けれど、すぐには何も言えなくて――葛葉の胸に顔をうずめた。
ローレン「……だって、お前、ずっと……そういう顔してた」
葛葉「俺? どんな顔」
ローレン「……食べる気まんまんの」
葛葉はふっと吹き出した。
葛葉「あれ?、バレてた?(笑)。俺、我慢してたんだけど」
ローレン「嘘つけ、ずっと目がえっちだった」
そう言ったローレンの頬はほんのりと赤く染まっていて、声は震えているのに、目だけは真っ直ぐだった。
葛葉は、ローレンの細い指をそっと握りしめる。
葛葉「……怖くない?」
ローレン「……怖くは、ない。でも……優しくして」
葛葉「当たり前だろ。大事にする」
そのまま、ゆっくりとキスが落ちる。
軽くて、けれど深くて――ローレンの肩が小さく揺れた。
ベッドの軋む音が、夜に溶けていく。