〇プロローグ
きっと誰も想像できなかっただろう。
私もその1人だ。暇潰しで始めた活動なのにここまで成長した。
これも全部みんなのおかげだ。
「ゲームを攻略する喜びを 楽しんでいた。」
「ただ言われた通りに絵を描いていた。」
「感情を歌にのせられたらそれで満足だった。」
「流行りをつくり続けていればよかった。」
ただずっと注がれたティーカップを泳いでいるだけでよかったはずなのに、 いつしか私たちはそれに飽きを感じていたんだ。
ただ砂糖を足して味を変えるように、いつもの日常から少し外れたことをしてみたんだ。
何度も後悔をしただろう。
何度もこんな人生捨てようと思っただろう。でも、今ではこの味以外考えられない。
誰だって好きにカスタマイズしていいんだ。それを教えてくれたのはきっと、ファンと仲間達のおかげだ。
それに…って、そろそろ配信の時間が迫ってきちゃった。
みんな、今日の重大発表喜んでくれるかな。
それじゃあ、今日の配信スタートだ!
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