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これは俺が経験した話だ。
俺は生まれつき心臓が弱い。
医師から 「13歳まで生きてられるか」 と 余命宣告をされていた。
小さい頃の俺は、入院ばっかだった。
外の世界なんて一切見てない。
見たのしても写真か、 窓の外。 ずっと隔離した部屋に閉じこまれていた。 3歳の誕生日前に俺は、4回目の手術をした。
そして俺は、その手術で
脳梗塞になってしまった。
記憶障害、 身体障害、
俺は自分が、障害者になったなんて
知らなかった。と言うか、小さいから
まだわかんなかった。。
でも、俺の父親は。。。
全然悲しそうじゃなかった。
父親は、俺に興味がなかった。
俺は、記憶障害、 身体障害、 を持っていたから。
当時の俺は何もわかってなかった。
でもそれは年齢を重ねる事に、
辛く重くのしかかった
父親の嫌な言葉。
母親がいない所で虐待。
嫌だった。苦しかった。
なんで自分は、左手が動かないんだろ。
なんで自分は普通の子みたいに早く
走れないんだろ?
なんで、 自分は、 病院ばっかなんだろ。
障害。 その言葉で俺は、
何度もいじめられて
何度も貶されて
何度も苦しんだ。
呪いみたいに、
でも、そんな酷い父が
俺の7歳の誕生日で死んだ。
原因は孤独死だった。
元々父親のDVが激しかったから、
俺の母親と父親は、別居をしていた。
でも父親は俺に会いたい一心か、
何度も俺らの住んでいるアパートに
足を運んでいた。
そんな父親が亡くなった。
部屋の一室でガラケーを充電したまま、
うつ伏せで死んでいた。
死後1ヶ月当たりだったそうだ。
白骨化して、 全然顔がわかんなかったらしい。
俺はその時ある言葉を放ってしまった。
その言葉は、「ママ、 なんでパパは、
あそこで寝ているの? 起こしに行かないの?」
と言って父親のところに行こうとしたそうだ。
最低な父親でも俺は大好きだったから。
でも、母親は、俺の手を引いて、
その場を後にした。
俺も、俺も感づいていたんだよ。
7歳ながらお父さんはこの世に居ない。
ってわかっていた
でも、、俺は、泣かなかった。
悲しくなかったのだ。
なぜなら、父親に精神虐待や、
身体的虐待を受けていたからだ。
でも母親は泣いていた。
何が寂しいのか俺にはわからなかった。
俺は、付き添いの、お姉ちゃんの
車に乗った。その時、俺は見てしまった
なにかの車に乗せられる
死んだ父の姿を。
俺はこの目ではっきりと見た。
父は顔がなかった。、
顔がない。つまり白骨化していた。
怖かった。怖くて怖くて、
固まってしまった。
お父さんは死んだ。死んだんだと
その瞬間でわかってしまった。
それから段々と話は進んて行った
DNA鑑定。時間が過ぎていく中
俺は眠さで耐えきれなくなっていた。
そして俺はいつの間にか寝てしまった。
朝になると、全てが終わっていた。
夢だと思いたかった。
でも夢ではなかった。
それから数年後。
父親の死を受けいれた俺は、
小学校5年生になっていた。
その時の俺は、恋をしていた。
小一から好きだった
寺坂くん。
彼に振り向いて欲しくて
必死に頑張った。
なれないメイクや、なれないお菓子作り
全てが楽しかった。
でも彼と俺は住む世界が違った。
俺は、根暗で、障害者、
おまけに、陰キャ。救いようもないぐらい
話せない性格だった。
それに対して彼は、
誰に対しても明るく元気で、面白い。
そんな性格だった。
障害者でもいい。彼と関わる時間が
死ぬほど嬉しかった。
ずっと、この幸せな時間が続いて欲しい
そんな日々を願っていた。
人を好きになることは簡単。
でも嫌いになることは、なかなか出来ない。
……そんなある日…
寺坂くんが俺を呼び出した。
俺は内心ドキドキした。
告白されると思った。でも…それは
大きな間違えだった。
「もうさ。お前俺に近づかないでくれる?
気持ち悪いんだけど。」
そんな言葉を彼は言っていた。
俺は一瞬にして頭が真っ白になった。
大好きな彼が、俺を呼び出し
そんな酷い言葉を放ってる
そんなの嘘だと思いたかった。
その時初めて、(死にたい)って思った。
そして、小5の秋……ー
俺は、特別支援学級に入ることになった。
何が何だか分からなかった。
好きな人のせいで、担任の先生のせいで、
今俺は、、、特別支援にいる。
その現実が嫌で、今にも逃げ出しそうだった。
そんな時……俺は、”彼”と出会った。
彼は、絵を書くのが好きな人だった。
俺に話しかけた時も(好きなアニメの絵)を
見せてきたのだ。
その時の俺は、小学生ながらも
希望も見えなかった。て言うか見たくなかった。
なのにも関わらず彼は、話しかけてくれた。
「君、絵は好き?」そう話しかけてくれた。
元々絵が大好きだった俺は、その言葉に
反応をし、問に答えた。
「……うん」そう言った。
そう言った途端彼は、
「マジで!?俺さ○○が好きでさ!
絵書いてんだよね!!」と、
俺に好きなアニメの絵を見せてくれた。
俺は、ぶっちゃけ興味がなかった。
でも絵が好きな俺、アニメが好きな俺
からしたら、彼は、救いだったのかもしれない。
「へーそうなんだ、、、
俺はね、△△が好き。」そう笑顔で返した。
それがまさか、後に、俺の人生に大きな影響を
与えてくるとはこの時は知らなかった。
そして、、、俺は、
“いじめ”と言う理由で、俺は、小6の春に、
正式的に
特別支援支援級に入ることになった。