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「シア、、、?」
「やぁ兄さんやっと会えましたね」
「でも、今は零雲って名乗ってるんです」
「ふふっどうしたの兄さん、そんな絶望的な顔して、弟にあえて、嬉しくないのですか?」
「弟、、?すまない、灯月には弟はいないんだ。」
「灯月、ね、、兄さん、ノアは元気?」
すると灯月はものすごい力で零雲の胸ぐらを掴んだ。
「お前がその名前を口にするな」
「えー笑こわいなぁ、兄さん、、。」
「凛冷を返してほしいんだけど?」
「いいよ。その代わり条件があります」
「ワタクシに氷華様をください」
その瞬間ただでさえ重かった空気がさらに重く暗くなった。
「氷華は渡さないよ。」
「じゃあ、凛冷くんは渡せない。何かを得るにはそれ相応の対価がいる。お兄様が1番分かっているでしょう?」
「、、、さぁ?なんのことだか」
「とぼけないでよ笑、ノアのためにワタクシの命を対価として与えたくせに笑」
「!?」
(何だこの状況、、零雲が灯月様の弟?、シア、?それにノアって一体、、)
バンッ
「はぁー、待ちくたびれたんでもう来ましたー」
「!」
勢いよくドアを開けたさきには、足でドアを開けたからか、足が少し上がり呆れた顔をした氷華と今にも泣きそうな蘭冷がいた。
「お兄サマ、、!」
真っ先に凛冷に駆け寄ったがひらりと涼渢に凛冷を担がれ、かわされてしまった。
「おっと、麗家のお嬢さま?悪いけどお兄様は渡せないよ」
「ソコを今すぐよけて、!!!」
「世の中には自分の利益の為だけに動く人がいる、、、俺もそのうちの一人だ。だけど、、、君も、、俺と一緒だね。」
「イッショ、、?お前と一緒にするナ!!」
「まったく、こんな部下を持つ人の気がしれない。今、君のボスである灯月は零雲サンと取引をしているのに、それを壊すかのように突っ込んでいく、、、だから兄のお荷物なんだよ」
「、、っ、!」
蘭冷は傷口を抉られるような、少し思い当たりがあるような顔をした。
「お荷物かどうかは本人が決める。お前のような部外者が口を出していいものじゃない」
氷華は涼渢に負けず劣らず大口をたたく。
「なぁ、氷華、お前もお荷物なんだよ、、」
「はぁ?」
呆れた顔で氷華は返す
「お前がいなければ、、いや、アイツと共にお前も死んでれば、良かったんだ。お前は俺の荷物だ。いや、重荷だ。」
今まで見せたヘラヘラとした顔とは違い、氷華に憎悪に満ちた視線を向けた。
「!?」
バタッ
涼渢は氷華に峰打ちを食らわせ、倒れた氷華を担ぎ、さっきまで担いでいた凛冷を離した
「お兄サマ?!」
「痛、、」
「零雲サン、お望みのものは貰えたから早く帰ろうよ」
「うーん、そうだね。久々に兄さんの顔も見れたし。これでいいや」
「じゃあね、兄さん。ノアにもよろしく」
「!氷華?!」
「、、?ここは、、」
「あ、起きた」
「!、涼渢、、」
「あのさー、君何回僕に攫われたら気が済むの?よく今日まで裏社会の人間として生きてこられたよねー」
いつものヘラヘラした態度に戻っている涼渢に安心と少しの恐怖を覚えた。
「、、お前さっき言ってたこと、、どういう意味だ」
「さっき?」
「僕が死んでればよかった、、あの言葉の意味はなんだ」
「あー、やっぱりか」
「?」
「いや、ほんとに君記憶が無いんだね」
「!何故お前がそれを知って、、!」
「それも今から分かるよ、、話してあげるよ
僕と零雲サンの思い出話を」