テラーノベル
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荊棘の道は何処へ。と、傷だらけの手で私達は。は絶対にセットでみたほうがいいです!!!!
これで涙の海できちゃう((
途中曲パロじゃ無くなってたけど許して((
余花!!書いていきま
す!!!
ニーゴ幸せあれ!!!
꒷꒦✝︎ ❥┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❥ ✝︎꒷꒦
私たちが思うよりも、
この世界は優しくないから。
せめて、私くらいは。
あなたの。
絵「そばに、いたかったんだ。」
ザラついた手触りの言葉で。
あなたのこと、汚した私は。
妙に目にしみる茜色に
縫い付けられた、ままで。
瑞「動けない、ままでっ……」
きつく、抱きしめて。
くしゃくしゃになって。
絵「あなたの孤独を、見つけたのにッ……、」
もう傷つける、場所もない、
あなたの心臓が。
切なくなるくらい、
柔らかく音を立てて。
酷く膿んだ傷を押さえながら。
それでも、あなたは笑っていたのでしょう?
それがどうしようもなく、嫌なのです。
絵「せめて私の前では、泣いて欲しいにッ……。」
ボクたちが息をする世界は、
もうとっくに、
瑞「壊れて、いたけど。」
それでも、
あなたと見たその色は。
瑞「ただ、あまりにも。」
瑞「___美しかったんだ、」
歩き方を忘れた私たちは、
どこまで、行けるのかな。
どこにも行きたくないのなら、
それでも、いいよ。
ここで話をしようか。
なにも話したくないなら、
ここから見える景色を見ていよう。
なにも見たくないのなら
ずっとこのまま、
ふたり目を閉じていようよ。
絵「__あなたが、いればいいよ。」
絵「___見つけたッ……!!」(抱きしめる
瑞「ッ……!」
瑞「え、なっ……、」
瑞「どうッ、……してッ、……?」
絵「はぁっ……はぁッ……!」
絵「__もしっ、もし瑞希が補習に来なかったら……ここに来るかなって思ったの。」
絵「Dear Ribbonの新作ッ……絶対、瑞希が大好きなヤツだと思ったからッ……!!」
瑞「ッ……!!」(離れる
絵「っ、痛ッ……!」
瑞「あッ……!!」(立ち去る
絵「___瑞希ッ、!!」(追いかける
瑞「はぁっ、はぁッ……!」
瑞「(どうしようッ、どうしようッ…!)」
瑞「(嫌だッ……)」
瑞「(もうッ、絵名とは会えないッ……!!)」
瑞「(会ったらッ、……ボクはッ、……!)」(走る
絵「瑞希っ!」
絵「おねがいッ!話を聞いてッ!!」
絵「瑞希ぃッ……!」
瑞「ッ……」
瑞「……はぁっ、はぁっ……」
瑞「(……これでッ、よかったんだッ、)」
瑞「(このまま、逃げ切れれば、もうッ__)」
メ「___瑞希!!」
瑞「……メイ、コッ……?」
メ「……本当に、いいの?」
瑞「……どう、いうッ……」
メ「逃げたいのなら、逃げでいい。」
メ「けれど、これで向き合える、最後のチャンスかもしれないわ。」
メ「__少なくも、絵名とは。」
瑞「……っ」
瑞「____っ、」
瑞「おえっ……げほッ、……」
瑞「イヤだッ……イヤだよぉッ……っ」
瑞「どっちもッ、……イヤだッ……!!」(泣く
その躰の真ん中で、
軋んで割れそうな。
噛み殺した声が、聞こえて走り出した。
私が今すぐそばに行くから。
絵「あなたはあなたのままで待っていて。」
その指先が、
体温に触れた、
瑞「ボクの、心臓は。」
隠せないくらいに、
あなたへと音を立てて。
酷く、爛れて濁っていた空さえ、
切なくなるくらい、透き通って見えた。
私たちの心臓が、
メ「音を立てて」
重なるくらい、
メ「近づいたなら。」
壊れたまま、進んでいく。
世界の中。
それでも、
ふたりで。
みずえな「息を、している。」
絵「___瑞希っ!!」
絵「はあッ、……はぁッ……!!」(抱きつく
絵「お願いッ……!ちょっとだけでいいから、……話を聞いてッ……。」
絵「私ッ……あのときからずっと考えてたの。」
絵「瑞希がいなくなってから……ずっと。」
絵「もっと、違うこと言えればよかったとか、もっと違う態度が取れてたら、瑞希はここにいてくれたのかもとか……、」
絵「……”あの時、どうすればよかったんだろう”……って。」
瑞「……っ」
絵「今も、瑞希を引き止めてることが正しいのかどうか……わからない。」
絵「ただ、正しいかどうかなんて考えてる自体が、瑞希はイヤなんだって……それだけは、わかってるッ……」
瑞「ッ……なら、___」
絵「でもっ……でもさぁッ……!」
絵「瑞希と友達でいたいからッ!どうしたって正しい選択でいたいじゃないッ!!」
瑞「っ……!」
絵「……私はもう、そうなの!1回後悔したら、そのあとも、ずっと考えちゃう!」
絵「そうやって考えることが瑞希を傷つけるかもしれない!」
絵「でも……でもッ!」
絵「そうなっちゃうのは、瑞希とずっと友達でいたいからっだって……ッ!」
絵「それはッ……わかってよッ……!」(泣
瑞「…………もう、いいよッ……、」
瑞「もう、離れようよッ……?」
瑞「絵名だって、いろいろ気を遣っちゃうでしょッ……?」
瑞「どう話せばいいのかなとか、悩んだり……迷ったりするだろうからッ……」
瑞「……一緒にいて、いいことないと思うんだッ、」
絵「……っ!」
絵「違うッ……」
絵「私はッ……!私は、そんな話がしたいんじゃないッ……!」
絵「瑞希だってそうなんじゃないのッ!?」
瑞「っ……!」
絵「それが本心なら、なんでっ……さっきみたいに逃げ出そうとしないのッ……!?」
瑞「……ッ!」
絵「私は、瑞希と離れたくないッ……!」
絵「私の何かが瑞希を傷つけるようなら、もうしないように努力する!」
絵「それは……瑞希にとってイヤな優しさなのかもしれないけどっ、」
絵「でも、傷つけたくないって、__そう思うのは絶対、絶対、私は変えられないッ!これは、これからだってずっとそうッ!」
絵「だって__瑞希は大切な友達だからッ!!」
瑞「……なん、で……?」
瑞「なんでそんな風に言うのさ……」
瑞「ボクと一緒にいたら、いちいちいろいろ考えなきゃいけないんだよ……?」
瑞「一緒にいる時に、ボクが周りから変な目で見られたら……?全然関係ない人から、噂話されたらッ……!?」
瑞「そうなったら絵名は……絶対、優しくしてくれるじゃないかッ……!」
瑞「そして、ボクはきっと、その度に絵名の顔を覗くんだッ……!本当は見たくもないのにッ!!」
瑞「一緒にいなかったら、そんなことしなくてすむし、絵名だってッ__!」
絵「私のことはどうだっていいッ!!」
絵「気を遣うのも、周りからあれこれ言われるのも__」
絵「瑞希がいなくなることに比べたら、全然、どうだっていいの!!」
瑞「……っ!!」
瑞「でもっ……!でもッ!!」
瑞「__ボクはどうでもよくないッ!!」(泣
瑞「絵名の、みんなの優しさを、素直に……普通に受け止められないことも……っ、」
瑞「それをきっと、何度も繰り返しちゃうこともッ……!!」
瑞「もう、苦しいのはイヤなんだ……ッ!!」
瑞「みんなが優しくしてくれても、きっと、ボクはいちいち傷ついて……!『こんなことなら』って……そんなことばっか考えて……ッ!!」
瑞「そのうち、絶対……そんなままで”みんなと友達でいていいのか”って思うんだッ!!」
絵「__っ、」
瑞「そんなの……苦しくなるばっかりで……っ」
瑞「それなら……っ、このまま離れてたほうが、ずっとマシじゃないかッ!!」
絵「なに、それ……」
絵「”いていいのか”って……なに……?」
瑞「だってッ__」
絵「……あるわけないっ……!」
瑞「……えっ、?」
絵「友達でいていいとか、よくないとか__そんなの、あるわけないって言ってるのッ!!」
絵「私は瑞希のこと、友達だって言ってるじゃないッ!!それとも、瑞希が私のこと、そう思ってないってことッ!?」
絵「そうじゃないなら……勝手にこっちのことまで決めないでよッ!!」
瑞「……っ、」
絵「なんでわからないのッ!?わかってよッ……!」
絵「あの日から今日まで、瑞希のことたくさん考えたし、私が知らなかったことも知った!けど__」
絵「私の想いは、何も変わってない!」
絵「変わったのは瑞希じゃない!!」
絵「こんなに話しても、何も聞いてくれなくなって……!ひとりで逃げようとして……!!」
絵「友達でいていいとか、バカじゃないの!?私にとって瑞希は瑞希で__」
絵「ずっとずっと、大切な友達なのにッ!!」
瑞「__っ!」
絵「それくらい、ちゃんと伝わってよ!」(泣
絵「私は……変わってないっ……」
絵「びっくりはしたけど……絶対……変わってないんだから……っ、」
絵「………話したかったことは、これだけ。」
絵「それでも行くなら……私はもう、止めない。」
絵「きっとその方が……瑞希にとって幸せなんだろうから」
瑞「え……な……っ、」
瑞「ボクは……ッ」
?「__変なの」
瑞「……ボク、は……っ、」
メ「逃げたいのなら、逃げでいい。」
メ「けれど、これで向き合える、最後のチャンスかもしれないわ。」
瑞「………どうしたら、いいんだろう……?」
瑞「……いいのかなぁッ……?」(泣
瑞「ボク、まだ、一緒にいて……ッ」
瑞「きっと、ボクはまた、怖くなって……逃げたくなるときがくるんだッ……」
瑞「怖くてッ……信じられなくてッ……!どうしようもなくなる時が、絶対にくるんだッ!!」
瑞「でもッ……」
瑞「でも……っ」
瑞「それでも、傍にいていいって、ボクも思いたいッ……!」
瑞「友達でいたいよッ……!」
瑞「ずっと、そうしたかったんだッ……!一緒にいても、後ろめたくない……そんな友達に、ずっとッ……!!」
瑞「……なりたくてッ……!でも……っ、ダメでッ……!」
瑞「……きっと……これからもうまくできない……っ、」
瑞「…………それでもッ……」
瑞「……こんなボクでもッ、……ほんとに、いいのかなぁッ……!?」
絵「__いいとか、よくないとかじゃないってば。」
絵「自分で決めなさいよ、瑞希。」
絵「もう__走り回るのはごめんなんだから。」
瑞「__っ」
瑞「……ぁあ、……あぁぁ……っ」(座り込む
瑞「……ボクもッ……!」
瑞「……迷惑、かけてもッ……!イヤになってもッ……!」
瑞「一緒に……いたいっ……!!」
瑞「一緒にいていいって、……ずっと思えるようになりたいッ……!!」
絵「___じゃあ」
絵「一緒にいようよ、瑞希。」
絵「ニーゴのみんなも、待ってるよっ……!」
瑞「……っ!」
瑞「っ、うぁあああああっ……!」
___おかえり、瑞希。
コメント
6件
うお😢😢😢なくよこれは😢😢😢あまりにも愛!!!
危うく泣きそうだった…危ねぇ…、略(親が近くにいるから泣けない めちゃ好きなんだが、!?友情とゆうか絆とゆうか…とにかく最高… 最後に写真使うのめちゃいい…!!!
マジ泣きそう