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・基本やってるだけ
・なんで一緒の家?ご都合主義設定
夏を感じたかった!!🍉☀️
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「……はぁ、マジで死ぬかと思った……」
玄関のドアが閉まった瞬間、タクヤがリュックを放り投げてへたり込む。夏も半ば、外は蝉時雨に変わり、外はまだ蒸し暑さを残していた。
「なぁ……この時間に外出んの、やめよや」
「お前がアイス食べたいって言ったんだろ」
「けどこんな、びしょびしょになるとは思わんやんか……」
タカシもTシャツの背中に汗がにじみ、首筋に髪が張り付いている。その姿が、妙に色っぽく見えた。
「……なぁ、脱げよ。着替える前に、さ」
タクヤの声が低くなる。タカシが瞬きしながら首を傾げた。
「へ?なんで今……あっついのに……」
「だからだよ」
タクヤは立ち上がって、タカシのTシャツの裾を掴むと、ぐいとめくり上げた。ぺたりと肌に張りついていた生地が剥がされ、タカシの白い肌があらわになる。
「うわ、べたべたやから……っ」
「……すげえ、汗。……舐めたい」
「っ、な、なに言って……!」
タカシが言い切る前に、タクヤの舌が首筋を這う。塩味を含んだ汗を啜るように吸われ、タカシの身体がピクリと震えた。
「っん……あ、かん……って……」
「汗の匂い……すっげえそそる。……タカシ、こういうのダメ?」
「だ、だめっていうか……っ、こ、こういう時は……シャワーしてからやろ?」
「我慢できねぇ。今のままが一番えろい」
そう言って、タクヤはタカシを抱き上げると、寝室へ連れて行った。
蒸す部屋に汗の匂いと熱が残ったまま、二人の肌が絡み合う。
「タクヤ、ちょ、やっぱ……汗くさいかも、おれ……」
「そんなわけねぇだろ。……なあ、感じてる顔も汗だくだったら、もっとヤバくなると思わね?」
「っ……ひゃっ……!」
タカシの胸元をタクヤが指でなぞり、ゆっくりと唇を落とす。乳首を舌で転がされると、タカシがぐっと肩を揺らした。
「うぅ……っ、タクヤ……そんなんしたら、また……」
「……もう、勃ってるじゃん」
下着の上からくいっと押されると、タカシは枕に顔をうずめた。
「恥ずかしいねん……汗でべたべたやのに、こんなんなって……っ」
「かわいいって言ってんの。ほら、もっと気持ちよくなって?」
タクヤはローションを取り出すと、汗でぬめったタカシの尻の割れ目に指を這わせた。
「んんっ……!」
「汗で滑りやすいな。……これ、逆にいいかも」
にちゃ……と水音が立ち始める。タクヤの指が一、二本と奥へ入っていくたび、タカシの太腿が震えた。
「ひぐぅっ……タクヤ……!い、いくん?もう……っ?」
「挿れたい。中、ぐちゅぐちゅだよ?」
「ふあっ……っ、や、優しくしてな……?」
タクヤが膝立ちの体勢でタカシの脚を持ち上げ、汗ばむ腰を押し付ける。
「いくよ……っ」
ずぶっ……と太い熱が押し入ると、タカシの口から漏れそうになった声をタクヤが唇で塞いだ。
「っ……ふ……っ、う、ううっ……!」
「声、我慢すんなよ……苦しいだろ」
「で、でも……んっ、ふぁ、っ、はっ……!」
パンッ、パンッ……汗の雫が落ちて、交わる音と一緒に淫らなリズムを奏でる。
「タカシ、奥、締まって……!やばっ……っ」
「っあ、ああっ……タクヤ……イ、イくっ……っ!」
「いっしょに……っ、タカシの中、熱くて……っ!」
ぐちゅっ、ぱんっ……ぬちゅっ……
汗と体液まみれのまま、二人は同時に絶頂へと駆け抜けた。
「っは……はぁ……すげぇ……出たな……」
「はぁ……うぅ、しんど……でも、……すきやで……」
タカシの濡れた頬を撫でながら、タクヤが微笑んだ。
「俺も。なーんか今日のタカシ、やばかった」
「暑さのせいやな……タクヤもやばかった……」
「…シーツ洗わな、タクヤはよどいて」
「えーもうちょっと〜」
蝉の声はもう聞こえなくなっていた。