「…ハァッ…ハァッ…」
(吐き気と血が止まらない…)
(心臓が張り裂けそうだ、!)
(なんで俺がこんな目に…)
(アイツのせいだ…)
「「山田浩二、!!」」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遡ること数時間前…
居酒屋にて…
「ハッハッハッ!
「お前案外良い奴だな!」
「いえいえ…私はそんなにいい人では無いですよ」
「ほら、せっかくの二人だけの飲み会なんだ」
「好きなもん頼めよ〜?」
「ありがとうございます」
ーーーーー
「そういえば…お前の名前は?」
「私の名前ですか?
私の名前は…」
「山田浩二と申します」
「山田浩二ねぇ…なんか仕事とかしてんのか?」
「仕事は旅行ガイドを」
「結構いいじゃん〜羨ましいな〜」
「███さん、良ければ、私と働きませんか?」
「え?でも俺、サラリーマンだよ?」
「いいんです。1週間だけでも」
「なら…試しに、」
(名刺を渡す)
「A月Q日にここに来てください」
「はいよ〜」
ーーーーーーーーーー
バタン!
「はァ〜」
「俺も海外か〜」
「身支度しないとな〜」
「えーっと、歯ブラシ、着替え、後は…」
「…海外なら武器もいるか?
嫌、そんな治安悪かったっけな…」
「まぁいいや、持ってこ」
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