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このまま消えてしまいたい
私の名前は、如月 るり
高校2年生、私は学校でいつも虐められている
先生からも、クラスメイトからも虐められている
周りの人達はいつも見て見ぬふり
こんな所から消えてしまいたい
いつもそう思っていた
私は消えてしまいたいと思い歩道橋の上からいっその事飛び降りて死んでしまえと思い歩道橋の上に立って覚悟を決め飛び降りたはずだった
けれど、手を誰かに掴まれていた
後ろを振り向くとそこには男性が立っていた
その男性は泣きながら私のことを止めてくれていた
なぜ泣いているのか聞くと、男性も同じ気持ちで今日、ここから飛び降りて消えてしまおうとしていたらしい
その後色々話を聞いたり、話をするうちにほんの少しだけ心が楽になった気がした
久しぶりにたくさん人と話せた
言いたいことはほとんど話せたと思う
男性も少し落ち着いた感じがした
その日はそのままバイバイした
次会うときはこんな形で会うのは辞めようと2人で約束をした
数日がたった
私が同級生に裏路地で殴られていた時
怖くて声が出せなかった、、
けれどこのままでは変わらないままだと思い声を上げた
すると、そこには夜に出会ったお兄さんが居た
そのお兄さんは震えた手で警察に電話してくれていた
その後は警察と話をしたり色々な事があったがその間もずっとお兄さんはそばに居てくれた
お兄さんはずっと震えて居た
私はお兄さんに何度もお礼をした
こんな形でまた会うのは少し嫌だったが仕方ない
お兄さんは、自己紹介してくれた
この間会った時はお互い自分のことを話すだけ話して名前も、年齢も知らぬまま話していたから
お兄さんは、大学生だった
渡会 悠(わたらい ゆう)
そう自己紹介してくれた
お互い消えたいもの同士何とかやっていこうと思った
始めて助けてもらえて自分には味方が居てくれるんだと実感した
消えなくてもいいんだと少しだけ思えた