やっほー!!これマジで久々すぎる、、これ見る前に前のやつ見てからの方がいいかも!内容覚えてなかったら見てね!
今回めっちゃ頑張るからまじで最後まで見て!!お願い!
そんじゃスタート!!
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レイン「もうやめろよ、、」
本人には届かない掠れた声。
「もうやめろよ」この言葉が届くのはあと何日だろう。俺が話しかけるまで、話せるようになるまで届くはずのない言葉。いつかこの言葉が届くように明日も明後日もずっと、ずっと待ってる。
その時が来るまで
レイン「嫌われたって思われたな、、絶対。 」
皆そうだよな。無視すれば嫌われたって思う。
嫌う理由がなくても。マックスだって言ってた、俺だってそう思う。「俺のやり方で守る」でもたまに見るフィンが誰かに虐められてるのを、でも今ここで手を出したらもっとフィンが虐められるんじゃないかっていう可能性が出てくる。
「助けた方がいい」「助けない方がいい」この2つが俺を苦しめる。結局その場を離れると胸が痛くなる。
レイン「もう、話せない、、のか」
そうやって机の上でフィンから届いた手紙をもってつぶやく。
隣に「すっ」とマックスが座った。
マックス「レイン、絶対悩んでるでしょ、、言えたらでいいよ、俺の答えられる範囲だったら何か出来るかも」
そう言ってマックスは机に温かいコーヒーを置いた。
レイン「少しだけなら、、」
マックス「少しでいいよ」
レイン「俺はこのままフィンの兄でいていいのかって。人目のつかない廊下でフィンが虐められてるのをたまに見る、、その度に助けた方がいいのかって。他の人なら絶対に助けた方がいいって答えるだろうな、だけど今助けたらフィンの虐めが悪化するんじゃないかって思う。結局その場を離れるけど、あの状態がずっと続いてるなら助けた方がいいんだろうって。でもその勇気が出ないのが俺だから、、」
マックス「そっか、、そうだよね」
マックスはいつもよりも優しい口調で俺の言葉を丁寧に聞いてくれる。
レイン「ありがとな、、ここまで聞いてくれて」
マックス「いいよ、俺の親友だから」
マックス「レインまず最初にレインはフィン君のお兄ちゃんなんでしょ、その関係を崩したらダメだよ。弟ができた以上ずっと兄弟でいて?よっぽどの事が無い以上。」
マックス「それと、フィン君が虐められてるのは知ってるよ。俺も助けてあげたいだけどフィン君の虐めの矛先が俺に向くんじゃないかって、思っちゃうよね。」
マックス「助けた方がいいんだろうね、、そういうのって。俺らが助けないと虐めは続くし。
勇気が出ないのは皆そうだよ」
レイン「そ、そうだよな。」
マックス「疲れたでしょお風呂入ってきな」
レイン「あぁ。」
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レイン、相当悩んでるんだろうな。
あんなに悲しい顔してるレイン見たことないし、、
レイン「もう、、話せない、、のか」
そうやってつぶやくレインを見て以上助けないと親友じゃないだろ、、だからって悩み聞いて答えただけなんだよな。結局俺はただ悩みを聞いただけ、レインに直接何か出来るわけじゃない。フィン君とレインの関係を戻すのはレインが行動しないとどうにもならない。本人は卒業する前に話したそうだけど。
マックス「やっぱり、レインを1人にした方がいいのかな。一人でいた方が楽な時もあるし」
そう言って部屋にいるうさぎを撫でる
ねぇ。うさぎさん。君は悩んでる人をどうしておくべき?放っておく?それともできる限り話を聞く?本人がどうして欲しいか分からないから俺にはどうにもできないんだ、、”あの人”ならそうするだろうね。でも俺はできないから、、そういうのができる性格じゃないんだ。
マックス「君は楽そうでいいね、、こうやって気持ちよさそうに人の膝で撫でてもらってさ。疲れたから俺も撫でてよ、、」
「ぽんっ」俺の頭の上に手が乗った。レインが風呂から出てきたのか、、っていうか今のやつ全部聞こえてたの?!恥ずかしっ!!
レイン「でた、早く入れ」
マックス「はーい、、」
♢♢♢
俺は何がしたいんだろう、、放っておいて欲しい。誰かにこれを聞いて欲しい。どっちなんだろう。、、、、どっちも。一人でいたい時もあるし、聞いて欲しいこともある。だけどこれを2つお願いしたら相手も疲れるだろうな、俺の私情だ、相手を巻き込む訳にも、、。
そうやって考えてるうちに30分たっていた
レイン「あ、、早く出ないと」
”あの人”ならこんな事悩まずに全部一人でできたんだろうな、、でも俺にはできないから”あの人”みたいには
ただ”話したい”こんな簡単なことも出来ないなら俺は、、俺はもう無理なんだろうな、、幼稚園児でもできることなのに
ただ声をかけるだけ。その簡単なことが出来ない
勇気が出ない。どうやって話しかければいいか分からない。これが弟と関わらなかった人の末路、、完全に自業自得だ。
♢♢♢
何年前だろうね話さなくなったのはっていうか、関わらなかったのは。兄様元気かな。無理してないかな。”話したい”そんなことができないからみんなから”無能”って言われるんだろうな。たまに廊下で見る。「今日こそ話しかけるんだ!」って思ってても上手くいかない。嫌われた。僕がこんなのだから、嫌うのも無理もない。
僕はこんな事を考えながら一人夜の廊下を歩く。
どこに行くかって?散歩。なんか寝れなくなっちゃったさ。
フィン「ここって、、」
僕は3年のある寮部屋で足を止めた。ドアのしたから少し光が漏れている。中からは聞き覚えのある声が2つ聞こえる。
フィン「兄様。」
気づいたらぽろっと言葉に出ていた。会話の内容を少し聞いてしまった。
フィン「、、、」
僕はその場を走り去った。
フィン「結局走って出てきちゃったな、、でも少し兄様の本音、、聞けた気がする。盗み聞きだけど」
小さい頃こら親がいなかった僕はたった一人の家族。兄様がいることだけが唯一の幸せだった。でも兄様が神覚者になったと同時、兄様の対応が冷たくなった。話しかけうとしても「話しかけるな」と言ってすぐに通りすぎてしまう。
最後に話したこと今も覚えてる。
「行ってくる。留守番は頼んだ。」
「うん!行ってらっしゃい兄様!」
こんな会話をしたのが最後だった。これが最後の会話になるなんて。僕は、予想なんてしなかっな、、。
フィン「こんな弟でごめんなさい。」
話せるようになったら言いたい「ごめんなさい」って。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
区切るところ分からなくてここで区切っちゃった💦
今回まじで頑張った!!長いのに最後まで見てくれてありがとう!!!
そんじゃバイバイ!!
コメント
2件
ぎゃあ〜っ!マックス先輩優しすぎっ!