中原中也には誰にも言えない秘密があった。それは、女装癖がある事だった。
ある日中原中也は趣味である女装をしてに出かけていた。そもそも何故女装癖があるのか、それは中原中也が想いを寄せている人が原因だった。中原中也の想い人は自殺マニアで“何処か私と心中してくれる美女はいないかなぁ”が、口癖だった。そのため中原中也の想い人は顔がいいこともあり、多くの女と関係を持っていた。そのため、いつか自分は女として想い人と関係が持てるのではないだろうか、と言う甘い希望を持ってしまった。からである。そのため、今日も想い人に話し掛けられる事を期待して出かけていた。すると、レベルの高い女装により、何人かの男達に囲まれナンパされた。中原中也は少し高い女々しい声で“辞めてください”と言う。然し、男達は中原中也を囲み段々と近づく。中原中也は一層のことやっつけてしまおうか、などと考えていた。すると、“はいはーい、そこまで”と言う声が聞こえた。中原中也は驚いた。その声の持ち主は中原中也が想いを寄せている太宰治、だったからだ。太宰治は中原中也を抱き寄せ“私の恋人に何の用かね?”と言い、男達を追い払った。中原中也は女々しい声で“ありがとうございます”と言った。すると太宰治は“いえいえ、ところで、君、兄はいるかい?”と言った。中原中也は驚き、“え?”と言うと、太宰治は言う“私の、知人の中に君と似た人が居てねぇ”と。
コメント
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太宰さんでも、、分からないだと、?