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太宰治は想い人がいた。然し想い人は男で周りの目を気にする人だった。だから何も出来ずにいた。然し、想い人に対する想いや欲などを満たすため、多くの女と関係を持った。ある日想い人に似た1人の少女がナンパされて居た。太宰治はその少女と想い人が重ねて見え、その少女を助けた。そして、甘い希望を持ってしまった。この子の兄が想い人の中原中也ではないのか、と。然しその少女は“いません”と言った。太宰治は“勘違いのようだね、時間を取らせて済まない。それでは”と言い立ち去ろうとした。すると、少女は太宰治の服を少し引っ張り、“あの、助けって貰った御礼になにかしたいのですが、”と言った。太宰治は微笑みそして“では、連絡先を教えてくれ”そういった。太宰治はこの少女は今までの女と違い自分の想いや欲を満たしてくれるのではないか、と考えたのだった。少女は太宰治に電話番号の書いた手紙を渡し“それでは”と言いながら頬をほんのり赤く染めて何処かへ行ってしまった。
太宰治はそれから頻繁に想い人に似ているあの少女と連絡を取り、関係を持った。想い人に似た少女を大切にしていた為、太宰治は犯すことはしなかった。然し、少女は家に太宰治が来ることを拒み、怪しく思うが太宰治は彼女を利用している身、彼女に言いよる事など出来なかった。けれども、太宰治は想い人と同じ容姿と匂いの彼女に満たされた。然し、何かが足りなかった。何処か寂しかった。
コメント
8件
ブグマ失礼します!続きが気になる~
両片思いっていいよね、、(当たり前です。)