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リクエスト作品
「自殺しようとした事やろ?」
うつ視点
トントン 「そうやんな。こんな事聞くのもあれやけど、なんでそんなこと?」
うつ 「…ほら、とんちだって知っとるやろ。俺はっ、」
トントン 「なんで、希死念慮があるかは分からん。うつ、誤魔化すやん」
「何をそんなに躊躇うことがあるん。
何年も一緒にいて、そりゃ俺だって信頼されてないんかなって」
トントン 「シャオロンから話を聞いた時は思った」
うつ 「、…や、」
トントン 「何か、言えない事があるん?」
うつ 「あ、…えっ、と」
トントン 「…」
トントンは俺の事をじっと見てきた
それで妙に安心した
人に見てもらえているという安心感
最近はずっと感じてなかったあの感覚
うつ 「…おれが、死にたいって思ってるのは、」
「ショッピが関係してんねん」
トントン 「ショッ、…ぁおま、」
「昨日庭の木の裏、既視感あると思って、」
やっぱ忘れてたんかな
俺も死んだらこんな風に忘れられちゃうんかな
トントン 「まさか、あいつと同じ死に方っ、」
うつ 「俺、もうアンチが原因で仲間がいなくなっちゃうのは」
「ショッピで終わりにしたかってん」
トントン 「それは、俺だって同じや」
「…。ぇ、もしかして最近アンチが居らんかったのって、」
うつ 「…」
トントン 「お、ぃ。そんな事したらっ、お前が辛くなるだけで」
うつ 「おれ!」
「猫になろうと思う」
トントン 「…ねこ、?」
前の俺と同じ反応
ショッピはこんな気持ちで俺に言ってきたんやろか
うつ 「だから、トントンに任せてもいい、?」
「ねこになるから。もう使い物になんかならんで。おれ」
「アンチで仲間が居なくなるのを止めてくれん?とんち」
トントン 「えぁ、おれ、」
人一倍責任感の強いトントンにお願いしたら
きっと俺と同じ道を来てしまうかもしれない
でも、
俺は猫になりたい一心でそんな事考えられなかった
うつ 「ごめん、」
トントン 「アンチ問題は、みんなで解決すれば、」
うつ 「見た事あるやろ、ゾムやチーノがアンチで泣いとったの」
「あんまり表に出して話したないねん、」
トントン 「だったらっ、」
うつ 「ええんよ!みんなが嬉しそうな顔してれば…俺はそれだけで良かったんよ、」
「トントンもそうやろ、?」
トントン 「っ、そう、だけど」
トントン視点
「トントンもそうやろ、?」
トントン 「っ、そう、だけど」
うつの問いかけに言葉が詰まる
俺だって仲間が居なくなるのはもうごめんだ
でも俺はそれよりも
うつの言い方に妙に引っかかった
「猫になる」
そして俺に代わりにって、…
なんだかいなくなる準備をしている様な気がした
トントン 「おまえ、代わりを探して死ぬとか、なしだからな?」
「お前だって、大事な仲間だ」
うつ 「、。」
図星だったようだ
黙るうつに声を荒らげそうだった
お前が死ぬのなんて誰も望んでない
そして何より
ショッピと同じ死に方だなんて
チーノはまた、
チーノ 「やだ!おれもっ、おれもショッピんとこ行く!置いてかんといてっ!!」
トントン 「チーノ、!ショッピはっ、もう」
チーノ 「いやや、」
ばたん )
トントン 「チーノっ、!」
あの時の事を思い出すだけで身の毛がよだつ
ショッピを見て泣き叫ぶチーノの声はいつになっても忘れられない
うつ 「俺が、大切な仲間、?笑」
「みんな、あんな顔して嫌がって、」
うつ 「嫌いの間違いやろ」
うつ 「みんなショッピのあの時のことなんか
言われなきゃ思い出せないくせにっ、」