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※dtが女体化しております。
(そのため名前を1部変更しています。)
※nbdt mmdt dt愛され要素が含まれます。
(nbdt,mmdtはメインになります。)
地雷等ある方は作品閉じることを推奨致します。
主のひとりごと
投稿止まってしまい申し訳ないです🙇♀️
私生活の方が忙しく全然かけていませんでした😭
今回のお話かなり恋愛要素薄めです。
というか無いです!!
高校生の日常強めですが次回からはどちらが動く形にしていきたいと思います!
⚠︎︎注意⚠︎︎
・fk,sk,nb,dt,iw,ab 高校3年
・mm,ru,kj 高校1年
nb,dt
iw,fk,sk,ab
mm,ru,kj が同じクラスです。
それでも良い方はどうぞ↓
dt side
次の日の夜。
待ち合わせ場所の公園へ翔太と向かう。
昼よりはマシだが夏の夜は暑かった。
nb「…マジで行きたくねぇ…」
dt「翔太苦手だもんね」
nb「逆になんでお前が得意なのかが不思議」
dt「得意というかなんというか」
少し考える。
dt「気の所為かな〜って流しちゃうのかな」
nb「その考え方が分かんねぇんだよ」
dt「ふふっ」
翔太は昔から苦手だった。
小さい頃、
テレビで怖い特集が始まるとチャンネルを変えようとしていたし、
肝試しなんて誘われた日には全力で嫌な顔をする。
それなのに。
結局こうして来るのが翔太だった。
dt「でもちゃんと来るんだね。」
nb「は?」
dt「嫌なら断ればよかったのに」
nb「……みんな来るって言うし」
dt「うん」
nb「お前も来るし」
dt「ん?」
nb「いや別に」
それ以上は何も言わず、翔太は前を向いた。
dt「ふふっ」
nb「何笑ってんだよ」
dt「なんでもない」
夜風が少し吹く。
遠くから聞こえる虫の声。
その向こうに、
待ち合わせ場所の公園の灯りが見えてきた。
dt「あ、もうみんないるかな」
nb「佐久間とかラウールはいるだろ。」
dt「たしかに笑」
2人で歩きながら、公園の方を見る。
遠くからでも分かるくらい騒がしい。
#めめこじ
がぅ
43
nb「……いたな」
dt「いるね」
思わず笑ってしまう。
公園へ近づくにつれて、
聞き慣れた声がどんどん大きくなっていく。
sk「だから俺はその時見たんだって!!」
ab「はいはい笑」
fk「絶対見間違いだろ笑」
ru「えぇ〜でもありそうじゃない!?」
kj「やめてやめて!!始まる前から怖い話せんといて!!」
iw「ほんとそれ。」
mm「岩本くんが賛同してるの珍しいですね」
iw「今だけは仲間。」
そんな声が聞こえてきて、
また笑う。
dt「お待たせ。」
ru「あ!!舘さんに翔太くん!!」
ラウールが真っ先に気付いた。
sk「お!来た来た!!」
ab「これで全員かな?」
mm「ですね」
公園の時計を見ると、まだ集合時間の少し前。
なのに全員集まっている。
fk「集合時間前にって珍し笑」
nb「誰も遅刻してねぇじゃん」
sk「今日は特別だからな!!」
iw「帰りたいから早く終わらせたいだけ。」
kj「俺も照兄と一緒。」
ru「えぇ〜!?」
dt「ふふっ」
みんな相変わらずだった。
特別なことをしているわけじゃないのに、
なんだか楽しい。
佐久間が急に立ち上がる。
sk「よし!!行くぞお前ら!!」
nb「テンション高っ」
sk「夏休みだからな!!」
fk「便利な言葉だなそれ笑」
そのままみんなで歩き出す。
街灯のある道を抜けて、
少しずつ山道へ。
周りの家も減っていく。
虫の鳴き声が大きくなって、
空気が少しひんやりしてきた。
みんなで騒ぎながら歩いていると
目的地が見えてきた。
木々に囲まれた細い道。
その先に、
ぽっかりと口を開けた古いトンネル。
昼間ならなんでもない場所かもしれない。
でも夜に見ると、
少しだけ不気味だった。
sk「おぉ〜……」
珍しく佐久間も声を漏らす。
ab「思ったより雰囲気あるね」
fk「これはちょっと怖いかも」
kj「帰ろや。」
ru「早い早い笑」
dt「……わぁ」
思わず見上げる。
トンネルの奥は真っ暗で、
入口からじゃ何も見えない。
でも不思議と嫌な感じはしなかった。
むしろ、なんか少しわくわくする。
その時。
sk「よーーし!!」
佐久間が振り返る。
sk「グッパーするぞーー!!」
ru「おぉーー!!」
ab「雰囲気無いな〜笑」
みんな自然と円になる。
夜の山道。
街灯も少なく、
さっきまでの騒がしさとは違う空気が流れていた。
sk「いくぞー!!」
sk「グーとパーで!!」
一斉に手を出す。
そして。
ru「あ!!綺麗に分かれた!!」
ab「ほんとだ笑」
dt「えっと……」
自分の手を見る。
グー。
その周りを見ると、
翔太、康二、ラウールも同じだった。
kj「よっしゃ!!舘さんと一緒やぁ!!!」
ru「僕と康二くんと翔太くんと舘さんチームかな?」
iw「えっ宮ちゃんと離れた…。」
dt「離れちゃったね〜」
sk「俺がいるから安心しろ!照!」
iw「頼りにしてるね、目黒。阿部。」
fk「おいおーい俺もいますよ岩本さーん」
sk「俺も無視するな!!」
組み分けしただけなのに騒がしい。
でもそれがいい。
sk「とりあえずトンネル往復して帰ってくるだけな!」
dt「どっち先に行く?」
ab「たしかに」
fk「舘さん組からでいいんじゃね?」
nb「…うげ」
ru「きゃは!翔太くん嫌そ〜笑」
kj「俺も嫌やってぇ…」
4人で入口へ向かう。
sk「じゃいってらー!」
dt「いってきまーす」
ab「これ肝試しだよね…?笑」
中は暗く、
ひんやりとした空気が流れてくる。
kj「雰囲気ありすぎやてぇ…」
dt「割と暗かったね。」
ru「ちょっとこれは怖いかも…笑」
楽しそうだったラウールも雰囲気に圧倒されたみたいだ。
トンネルの中は思った以上に静かだった。
さっきまで聞こえていた虫の声も遠くなって、
足音だけが響く。
コツ、コツ、コツ。
kj「……なぁ」
nb「なんだよ」
kj「なんか聞こえへん?」
nb「聞こえねぇよ」
kj「ほんまに?」
ru「え、ちょっと待って康二くんそういうのやめて?」
kj「いや怖いねんって!!」
dt「ふふっ」
康二の言葉に、
逆にラウールが不安そうな顔をする。
その様子がおかしくて笑ってしまう。
nb「お前ら自分たちで怖くしてるだろ」
kj「怖いもんは怖いやんかぁ!!」
ru「翔太くんも怖いんじゃないの〜!」
nb「…別に」
ru「ビビってるじゃん!!」
nb「うるせぇ!!」
dt「ふははっ笑」
3人のやり取りが面白く吹き出してしまう。
割とトンネルも短くあと少しで出口の方だった。
dt「ほら出口見えてきてるよ」
kj「でも折り返しやろぉ…?」
dt「特に何もなかったし大丈夫だよ」
ru「頼もしすぎる舘さん…」
そのまま進むとあっという間に出口へ着く。
dt「ほら何ともなかった。入口の方戻ろっか。」
そのまま折り返し進もうとした時、
ガサッ
すぐ横の草むらの方で音がした。
全員の足が止まる。
kj「っ!!」
ru「えっ!?」
nb「……っ」
一瞬、空気が固まった。
そして次の瞬間。
バサバサッ!!
真っ黒な影が頭上を横切る。
dt「ひゃっ!!」
反射的に身体が強張る。
次の瞬間には、
その場にしゃがみ込んで頭を庇っていた。
カァッ!!
聞き慣れた鳴き声。羽音。
心臓がどくんと跳ねる。
kj「ぎゃぁぁぁ!!」
ru「うわぁっ!?」
nb「うわっ?!」
カラスはそのままトンネルの外へ飛んでいった。
静かになる。
数秒遅れて、
自分がしゃがみ込んでいることに気付いた。
dt「……あ」
ru「舘さん!?」
kj「大丈夫!?」
慌てた声が聞こえる。
顔を上げると、
ラウールと康二が本気で心配そうな顔をしていた。
dt「だ、大丈夫」
そう言いながら立ち上がる。
でも少しだけ心臓がうるさい。
nb「怪我してねぇか?」
dt「え、あ、うん大丈夫…。」
nb「…!カラスか。」
翔太だけがすぐに納得したように呟く。
dt「……うん…まぁ。」
ru「え、舘さんカラス苦手なの!?」
kj「初耳や!」
dt「ちょっとね」
nb「ちょっとどころじゃねぇだろ」
即座に返ってくる。
dt「ちょっ……」
ru「え!?そんなレベルなの!?」
翔太が小さく息を吐いた。
nb「小学校ん時に襲われたんだよ」
kj「えぇ!?」
ru「マジで!?」
dt「襲われたっていうか……」
nb「泣いてたろ」
dt「ちょっ!?」
ru「泣いてたの!?」
kj「舘さんが!?」
dt「その話しなくていいから!!」
顔が熱くなる。
もう何年も前の話なのに。
nb「頭突かれて大騒ぎしてたじゃん」
dt「だから言わなくていいって!!」
翔太は少し笑っている。
でも少しだけ恐怖が和らいだ気がした。
kj「そりゃトラウマなるわ……」
ru「でもなんか安心した!」
dt「何が?」
ru「舘さんにも苦手なものあるんだな〜って!」
dt「もう…失礼だなぁ笑」
そのまま4人で入口へ向かう。
さっきまで少し怖かった空気も、
今はもうほとんど残っていない。
kj「でも何事もなくてよかったわぁ……」
ru「康二くんずっと怖がってたもんね笑」
kj「ラウールもやろ!」
nb「大袈裟なんだよ」
kj「しょっぴーも驚いてたやん!!」
nb「驚いてねぇ。」
ru「驚いてたよね?」
dt「うん」
nb「お前まで言うのかよ。」
思わず笑う。
そんな話をしているうちに、
トンネルの入口が見えてきた。
そして――
iw「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
遠くから叫び声が聞こえた。
4人同時に足が止まる。
dt「……え」
ru「今の岩本くん!?」
kj「何かあったん!?」
nb「マジかよ……」
慌てて入口へ向かう。
すると。
sk「だから違うって言ってるだろーー!!」
iw「いや絶対見たし!!」
fk「だから違うって言ったでしょ笑」
ab「それしかなかったってよ?笑」
mm「そうですよ。」
入口では、
予想以上に騒がしい光景が広がっていた。
dt「何してるの?」
ab「あ、おかえり笑」
ru「何かあった!?」
sk「聞いてくれ!!」
佐久間が勢いよく振り返る。
sk「照が急に叫び出して!!」
iw「だって見たんだって!!」
mm「岩本くんが突然走り出したんですよ」
iw「走ってない!!」
fk「いや走ってた笑」
ab「過去一速かったね」
kj「照兄何見たん?」
iw「白いの!!」
一瞬静かになる。
ru「白いの?」
iw「白いの!!」
sk「で、見に行ったら――」
ab「こちらのビニール袋でした。」
数秒の沈黙。
そして。
dt「ふはっ……!」
ru「きゃははっ!!」
kj「ビニール袋ーー!?」
fk「めちゃくちゃ怖がってたのに笑」
mm「本気でしたよね。」
iw「だって暗かったんだって!!」
耳まで赤くなっている照に、
みんなの笑い声が重なる。
さっきまでカラスで驚いていたことも忘れるくらい、
その光景は面白かった。
夏の夜。
肝試しのはずなのに、
結局みんなで笑ってばかりだった。
その後照達もトンネルの中へ進む。
しばらくして。
トンネルの奥から、
聞き慣れた声が聞こえてきた。
sk「だから気のせいだって!!」
iw「いや見た!!」
ab「はいはい笑」
fk「まだ言ってる笑」
mm「戻りました〜」
dt「おかえり」
5人が出口から姿を現す。
みんな無事らしい。
ru「またなんかあったの?笑」
sk「聞いてくれよ!!」
ab「照が途中で急に立ち止まってね」
iw「だって見えたんだって。」
fk「何が?って聞いても説明できないんだよな笑」
sk「だから気のせいだって!!」
iw「気のせいじゃない!!」
mm「結局何だったんですかね。」
ab「謎のままです。」
ru「こわっ!?」
kj「やめてや!!」
dt「ふふっ」
結局最後まで、
何を見たのかは分からなかった。
でも照が本気で嫌そうな顔をしているので、
何かしらあったのは本当なんだろう。
しばらく笑い声が続く。
照はまだ納得していないらしく、
佐久間やふっかに何かを訴えていた。
iw「絶対いたんだって……」
sk「はいはい笑」
fk「もうその話終わりな?笑」
iw「信じてよ!!」
ab「でも照があそこまで言うの珍しいよね」
mm「確かに。」
dt「ふふっ」
相変わらず騒がしい。
でもその空気がなんだか心地良かった。
その時、阿部がスマホを見た。
ab「あ、もう結構遅いよ。」
ru「ほんとだ。」
kj「え、そんな時間!?」
sk「マジじゃん!!」
気付けば思った以上に時間が経っていた。
肝試しだけのつもりだったのに、
集合してからずっと笑っていた気がする。
fk「そろそろ帰るか〜」
nb「だな。」
iw「賛成。」
sk「照だけ即答だな笑」
iw「もう十分でしょ。」
ru「えぇ〜まだ遊びたい〜!」
kj「元気やなぁ笑」
mm「ラウールだからな。」
ru「何それ〜笑」
みんなで山道を下り始める。
来る時よりも足取りは軽かった。
肝試しが終わった安心感もあるのかもしれない。
夜空を見上げる。
雲の隙間から星が少しだけ見えた。
夏の夜の空気。
遠くの虫の声。
隣ではみんなが楽しそうに話している。
それだけで、
なんだか満たされた気持ちになった。
sk「そういや次何する!?」
dt「もう次の話?笑」
ab「気が早いなぁ笑」
sk「夏休みまだあるだろ!?」
kj「まぁ確かに。」
ru「またどっか出かけたいね!!」
fk「いいね〜」
mm「花火もまたやりたいですね。」
dt「楽しかったもんね。」
mm「ですよね。」
nb「俺は何でもいいけど。」
dt「何でもいいんだ笑」
nb「どうせお前ら勝手に決めるだろ。」
sk「正解!!」
ru「きゃははっ!!」
また笑い声が広がる。
山道を抜け、
街灯のある道へ戻る。
見慣れた景色が少しずつ近付いてきた。
もうすぐ解散だ。
少しだけ寂しい。
でも。
sk「じゃあまた連絡するからなー!!」
kj「どうせみんな来るやろ!」
ru「来る来る〜!」
dt「ふふっ」
きっとそうだ。急な誘いでも。
くだらない理由でも。みんな結局集まる。
そんな夏休みも悪くない。
夜風が頬を撫でる。楽しかったな。
そう思いながら、
みんなと一緒に帰り道を歩いた。
続く▶︎
コメント
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めっちゃ夏だな〜!肝試しの空気感と、メンバーそれぞれのリアクションが自然で、読んでて自分もその場にいる気分になった。舘さんのカラス苦手エピソードと照兄のビニール袋騒動、どっちも微笑ましくて好き。特別なことじゃないけど、みんなで集まって笑い合う日常の尊さがじんわり伝わってきて、読了後の余韻がすごく良かったです!続きも楽しみにしてます🔥