テラーノベル
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主の同僚のお咎めはなくなり、主と同僚と後輩は医局へ向かって行った。他の人は帰ったのかもう医局には3人だけになっており、主はホッとした。
同僚は主を椅子に座らせると、同僚も帰り支度をし始めた。
「…○○、悪かった。ごめんな。最後まで俺ダサいな…」
主は同僚の言葉に違和感を感じた。最後とは何だろうと思ってしまった。
「…最後って、何?辞めないよね?私なんのために頑張ったの?私は…何で!?」
後輩はパニックを起こしそうになっている主の背中を摩り、落ち着かせようとしたがなかなか落ち着く事はなかった。
同僚も様子がおかしい主の方にいき、声を掛けて落ち着かせようとした。
「おい、○○!…もしかしてお前、まだ治ってなかったんだな。結城、紙袋あるか?」
後輩は医局中探したが、なかなか見付からずにいると同僚は主を抱き上げた。
「…悪く思うなよ。」
同僚は主にキスをし、何も抵抗しない主に調子に乗ったのかギュッと抱き締めながら舌を絡めだした。
「っんぅ…んんっふぁ…ぁハァハァっ」
「○○、落ち着いたか?…大丈夫だ。辞めたりなんかしねぇよ。俺の言い方が悪かったな。今日の最後にってだけだ。」
そう言って、同僚は主の事を離す事をしなかったのを見て後輩は主と同僚を引き離した。
「離れて下さい!貴方のじゃないんですから!少なくとも○○さんは貴方よりも俺の方が良いに決まってるんです!」
「はあ!?お前のでもねぇだろ。お前○○の何なんだよ!?今日はずっと金魚のフンしやがって。」
2人はお互い1歩も引かず、主を引っ張り合いしている事にだんだんと冷静になってきた主はもう止めて!と言うと2人はあっさりと止めた。
3人は帰り支度を終わらせ、車に向かう途中で同僚はモヤモヤを晴らすため主のカバンを取り上げた後、主を抱き締めた。
「○○、その彼氏に会わせろ。納得いかねぇんだよ。こんなんじゃ俺が諦めつかねぇ。」
主はアモンの事や指輪の事をどう説明すれば良いのか分からず、戸惑っていた。
「…なんで黙ってんだよ。」
「だから駄目ですって!◯◯さん、困ってるじゃないですか。だいたい先輩は幼稚なんですよ!彼氏に会わせろだとか、先方にも色々都合ってものがあるもんじゃないですか?」
主は後輩と同僚の掛け合いを見て、後輩が本音を出せるのは実は同僚なのではないのか?と思考を巡らせていた。
「お前最近、俺に言うようになったじゃねぇか…お前も◯◯の事好きな癖にやたら余裕こいてるし◯◯と何かあっただろ?」
主と後輩は目を合わせたかと思うと、スッと目を逸らした。同僚はその一瞬の反応を見逃す事はなかった。
「…それみろ。それに◯◯の彼氏引き連れてこの前来てたじゃねぇか。言い訳は通用しないからな。絶対に会わせてもらえるまで帰さねぇから。」
主は観念したのかアモンの事を話す前にカバンを同僚から取り返し、自身のマンションに来るように言った。
同僚は一緒に住んでるのかと疑ったが、主の部屋には誰も居らず後輩が最初に来た時と同じ反応をした。
主は指輪を取り出し、後輩の事を抱き締めた後に指輪を着けた。同僚はその場から主と後輩が居なくなった事に驚いた。
すぐに主が戻って来たが後輩が居ない事にも疑問を持った。そして主が同僚を抱き締めると主と同僚の鼓動が早くなった。
「…早く、抱き締めてよ。」
主は顔を伏せて前髪で顔を隠すようにしていると、同僚は主の髪を耳に掛け顔が見えるようにした。
「…本当◯◯は可愛いな。いくらでも抱き締めてやるよ。」
同僚は主をギュッと抱き締め返すと、主は指輪を着けた。そして、屋敷での主の部屋に着いたのだが同僚は主から離れる事なく周りを見渡した。
「…何だよ、ここ。◯◯の部屋に居たのにどこだよ?」
主は同僚がいつまでも離れようとしないのでもう離れて良いと言ってもなかなか離れようとしなかった。
「だって◯◯の方から抱き締めてって言ったんだろ?だったら俺の気が済むまでこうしてても問題はないはずだろ?」
「大アリだ!…てめぇまた俺に殴られに来たのか?いい度胸してんな。」
部屋には後輩とボスキとアモンが居た。
「…お前ら居たのか。俺と◯◯の邪魔しないでくれる?ちょうどベッドもあるし前の続きでもするか?オーディエンスは要らねぇからどっか行っとけ。」
同僚はあっちに行けと言わんばかりのジェスチャーをし、調子に乗ってしまった同僚はボスキとアモンに渾身の一撃を食らわされていた。
「思いっ切り殴る事ないじゃん!?ちょっと調子に乗っただけじゃねぇか。」
「アモン、ボスキ、ちゃんと手加減はしないとダメだからね。」
「○○【さん】、それ全くフォローになってない【っす】」
主はなんのフォローにもなっていない言葉を発し、3人に同じ突っ込みをさせていた。
ボスキとアモンは同僚を睨みつけながら屋敷の案内をし、主と同僚を連れ後輩が居る食堂へと向かった。
「あ、◯◯さん!と…先輩その顔どうしたんですか?」
「どうもこうも…お前は呑気に飯食ってんじゃねぇよ!コイツらに殴られたんだよ。」
「お前が悪い【っす】!」
すると、主は椅子に座りロノが作ってくれた料理を食べ始めた。
「…主様。誰なんですか?あの煩いやつ普通の客人には見えないんですけど…」
主は溜め息をつき事の経緯を説明すると 同僚はロノが作った料理を見て目を輝かせながら言った。
「どれも美味そうだな…すげぇ良いにおいするし、手の込んだ料理ばっかだし…良いな〜俺も食いてぇな。」
ロノは料理を褒められて嬉しくなったのか同僚にも食べさせる事にした。
「美味っ!どれもすげぇ美味いな。…◯◯はこんな料理毎日食ってんのか?」
主はまともな人に説明してもらいたくてベリアンを呼び出し執事達の事、屋敷の事を話してもらった。
「へー!◯◯が主様ねぇ…アイツらが執事ってのは、気に食わねぇけどまぁ納得いったわ!でも執事が彼氏ってそこはどうなんだ?俺から見たら此処に居る執事は皆◯◯に好意を持ってるようにしか見えない。」
主は目ざといと思いつつも、医者としてその勘はとても良いものを持っていると思った。
「俺だけは特別なんすよ!主様である◯◯さんが決めた事は絶対なんすよ。此処に居る執事達も皆その事は承知の上で◯◯さんから愛情もらってるんすから。」
同僚は一瞬食べる手を止め、アモンが最後に言った言葉の意味を考えロノの料理を食べ終わると1つの解答に辿り着いた。
「ご馳走さまでした。すげぇ美味かったな〜また食いたいくらいだ!…その愛情ってのはなんか条件付きって事だったりすんのかな?」
その場に居た執事達は、勘の鋭さに驚き一瞬固まった。同僚は含み笑いをしその条件を聞き出そうとした。
「あくまでも主様に好かれている事が大前提の事ですから、条件付きとは言っても貴方に当てはまるとは限りません。」
ベリアンの言葉に後輩の方をチラっと見て条件が何なのか探るため分析をしだした。
(様子を見る限りでは結城は当てはまってそうな感じか…こうなってくると本人に聞いた方が早そうか?でも…多分、根本的にそうじゃねぇんだよな。)
同僚は主の方に向き直し、主の手を取り真面目な顔で話し出した。主は同僚の手が僅かに震えているのを感じた。
「◯◯は…俺の事、嫌いか?まだ怖いとか思ってたりするのか?あの時は本当にごめんな…怖い思いさせたと思ったし、もう無理にあんな事はしないって誓う。
すぐに調子に乗って冗談半分で絡む事あるだろうけど、…本心は俺はいつだってちゃんと◯◯が好きなんだ。
俺はお前のあの時の彼氏の事もよく知ってる人間だ。だからこそ俺にしか出来ない事もあると思うんだよ。
ちゃんと反省してる。◯◯、好きなんだ。俺だって好きなやつに愛されたいって思うんだよ。…好きで居る事もダメか?
今日、◯◯が俺のために頑張ってくれてすげぇ嬉しかった。ありがとな。 …俺は今日ちゃんと◯◯に告白した。
だから◯◯からの返事、ちゃんともらえるまで待ってるから。ずっと待ってるから。それまで好きで居ても良いか?
…俺はもう帰るわ。そこでずっとこっち見てる執事さん達に噛み付かれそうだしな。◯◯、俺の事帰らせて。」
主は初めて同僚がふざけずに本心を言った気がした。
主はそれなりに色んな経験を経て、人を見てきたからこそ本心を言ったかどうかなんて手に取るように分かる。
だからこそ患者さんへの配慮や執事達のちょっとした変化にも、今まで気付いてこれた。
「…もし、今から言う事が出来たら全てを許して受け入れてあげる。出来なかったら私の事は諦めて欲しい。」
同僚は何だってやってみせるとは言ったものの、主の事が好きなら誰が見ても拷問以外の何ものでもなかった。
†††
「ちょっ、ちょっと…待ってよ、隣に居るんだよ!?ダメっん…ぁっ」
主の甘い声が同僚の耳をくすぶり続けそれは、まるで甘い蜜に誘うような甘美なものだった。
そして主が提案した条件とは、アモンを含めた3人で一緒に寝て、もし手を出すなら諦めろという一風変わった条件だった。
主からすると、最初から性の対象としてしか見てないなら誘惑に負けると思っての条件だった。
アモンはこれ見よがしに、同僚の目の前で主の体にむしゃぶりついていた。主の体を見せるのは気が引けるが諦めてくれるならいくらでも誘惑し続けるためだった。
「んっぁっぁ!んんっぁ…ハァハァっ」
アモンは主の中に入れゆっくり動きながら主の胸を堪能していた。横目で同僚を見ながら主は自身のものだと言わんばかりに主の頭を撫でながら深く甘いキスをし、主の中をかき乱していった。
「っんぅハァぁあっんぁ!もう、いきたくないよぉ〜…っんぁっぁああ!」
主は何度も何度も達し過ぎてアモンに懇願するも逆効果だった。
「◯◯さん、それ煽ってるようにしかみえないっすよ?そんなに俺の締め付けて…◯◯さんは可愛いっすね♡もう 1回、出しても良いっすか?」
同僚はどんだけ見せ付けるんだと思いながら主とアモンの行為をずっと見ていた。
(本当すげぇ可愛い声だすよな…俺のも勃っちまったし後で抜いてこよっかな…
これで3回目か、どんだけやるんだよこいつしかも中出しって…◯◯の体の事知ってんのか?)
「っんぁああ!っハァハァ…ぁ…」
主が意識を手放し、そのまま眠りについた後服を着させ主を抱き締めて寝ようとすると同僚に話し掛けられた。
「あんま中に出してると子供出来た時お前どうすんだよ。…ちゃんとお前が責任取れるかどうか聞いてんだよ。」
アモンは同僚の言葉を無視し主を抱き締めて寝ようとすると、同僚は主の体の心配をしての事だと語気を強くして言った。
「 もし次妊娠したら◯◯が●んじまうかもしんねぇんだぞ!」
ぷち
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#願いを叶える
ぷち
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コメント
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うわぁ〜〜〜!!第25話、読み終えたよ😭💕 同僚の真剣な告白、めっちゃグッときた…「好きで居ても良いか?」って誠実な問いかけに胸が熱くなったよ!!でも主が課した条件がまさかの3人で添寝&手を出したら諦めろって…辛辣すぎる😳💦 アモンの嫉妬むき出しのアピールもヤバかったけど、同僚が「子供出来たらどうすんだ」って本気で主の体を心配してるシーン、グッときた…。ふざけた態度の裏にちゃんと愛があるんだなって思ったよ!!次が気になりすぎる…!!