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ピピピピ、ピピピピ
ピピピピ、ピピピピ
ピピピピ、ピピピピ
ピピピピ、ピピピピ
ブルーク)…ん〜、
カチッ
ブルーク)…ふぁぁ、
朝だ。いつもなら嬉しいはずなのに、今日は全く嬉しくないなかむに僕の種類がデメンということがバレた。僕、また嫌われるのかな、また虐められるのかな。
今日は、お母さんに頼んで休ませてもらった。
部屋からは出たくない。
お腹も全く空かない。いつもならお肉食べたくて食べたくてしかたないくらいなのに。
<ピロン
ブルーク)…、
なかむ)ブルーク、大丈夫?
ブルーク)今日はちょっと休むことにしたよ
なかむ)そっか、気軽に学校に来て大丈夫だよ。俺達はブルークを差別したりなんてしないから!
ブルーク)うん、ありがとう。
なかむ)いえいえ、!今日学校終わったらノート送っておこうか?
ブルーク)うん、お願い
なかむ)OK!
ブルーク)それじゃあまたね
なかむ)うん!またね!
ブルーク)なんで、なかむはこんなに優しいんだろう
なかむは僕がデメンどういうことを知ったのに普通に接するどころかいつもより優しかった。
もちろんみんなからもLINEがきた。
内容を見る限りなかむが教えたらしい。でもみんなも何故か差別はしなかった。本当にみんなって
でも、僕と一緒にいるとみんなが嫌われちゃう。
みんなには嫌われて欲しくない。
みんなには苦しんで欲しくない。
みんなには迷惑かけたくない。僕のせいでみんなが苦しむのはやだ。だから、、、、だからッ、
グループLINE___
ブルーク)みんな、
みんな)どうした?
ブルーク)もう、ほっといて。
なかむ)え?
さめ)どうした?
ブルーク)わかってんじゃんッ!僕がデメンなこと!どうせ心の中ではうざいとかキモいとか思ってんでしょ?!
🎤)急にどうした…?
みんなのおかん)そんなこと思ってない!!
わかってる、わかってるよ。みんなが思ってないことなんて。でもさ、僕と一緒にいると不幸しか訪れないんだよ。だから、離れてよ。僕から。
ブルーク)思ってるじゃん!絶対!もう、僕から離れてよ!
なかむ)…どうして?
🎤)俺は離れないよ。離れたくないよ。
さめ)ブルーク、
スマイル)おい、ブルーク。
ブルーク)なに、
スマイル)今部屋には1人か?
ブルーク)そうだけど…、
スマイル)今、電話して話そう。
ブルーク)、わかった。
ブルーク以外『』、ブルーク「」
sm『もしもし、』
Br「なに?」
Na『なに?じゃないよ!』
sha『そうだぞ。』
kr『どうせ、ブルークのことだから【僕といると不幸しかない。不幸になって欲しくない。迷惑かけたくない。】そう思って今これをやったんだろ?』
はは、やっぱりみんなってすごいな。僕の嘘なんてすぐに見抜いちゃうんだから。
Br「そうだよ、w」
kn『そんなこともう考えないで!』
Br「…なんで、」
kn『何回言わせるんだよ、俺達、仲間だろ?真友だろ?』
na『そうだよ。迷惑をかけて?嘘をつかないで。もう、迷惑をかけたくないなんて考えないで。そんなことを考える方が迷惑。そう考えて。』
Br「…うん。ごめん。みんな。ありがとう。でも、少しの間僕は学校休むね。」
kr『いっそのこともう伝えちゃおうぜ?』
sm『俺もそう思う。』
na『そうだね!伝えちゃおう!』
br「?」
na『俺達この街を出ようと思ってる。もちろんブルークと一緒に。こんな種類で区別された町なんてやだ。だからさ、みんなで一緒に逃げよう?平和なところに』
Br『ポロ』
僕が言われたかった言葉。待っていた言葉。
Br『うわぁぁぁぁぁぁぁぁあポロポロポロ』
kr『ww、』
kn『(*´︶`*)』
sm『ははw、』
Br「みんな、ありがとう!ポロ」
僕はあのなかむの、あの一言で救われた気がしたんだ。『みんなで平和な世界へ。』
考えただけで涙が溢れて、泣いちゃって。
でも、何回考えても思う。平和って凄いんだろうな。って。
僕は、
『この世界、この町、この家に生まれてよかった。』
と生まれて初めてそう思いました。そして、
『この人と友達になれてよかった』
とも思いました。
次回、第4話 計画を練る【シャークん視点】
お楽しみに!