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僕があの洞窟に戻り、焚き火で猪の肉を焼いていたところだった。
???「起きていて大丈夫ですか?」
突然森の方から声が聞こえた。
女性の声だ。
何故、僕がここで寝ていた事を知っているのだろうか。
疑問に思った。
また同時に僕は咄嗟に剣を手に取った。
アーサー「だ、誰ですか?!」
焚き火の炎でその人の容姿が照らされた。
白髪で優しそうな顔をしていた。
リサ「私はシスターの『リサ・スミス』といいます。怪しいものではないです。」
危ない人ではないのか。
僕は剣を納めた。
アーサー「そうなんですね、すいません。」
リサ「いえいえ、大丈夫です。」
その人は焚き火の近くに座った。
リサ「お名前は?」
アーサー「アーサーです。」
リサ「アーサーさんですね、分かりました。私のことは気軽にリサと呼んでください。」
僕は先ほど思った質問を問いかけた。
アーサー「えーっと、リサさんは何故僕がここで寝ていたことを知っているんですか?」
リサ「アーサーさんが道で倒れてたんです。それを見て、治療できる場所がないかとここまで運んできたんです。」
アーサー「そうだったんですね。」
この人に助けてもらったのか。
だから焚き火に火が付いたんだ。
この人は僕の命の恩人だな。
その事実を知った後、少し話をした。
そして僕は床に就いた。