この作品はいかがでしたか?
172
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その感情の、宛先は。/br
※没作品
この作品は元々、新連載として出す予定だったのですが、
詰まってめんどくさくなって投げ出して
没になったので、
短編集として投稿しようと思います。
brside
ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ、…
br「ん”〜………」
ピピッ、ピピッ、ピピッ、ピピッ、………
______
br母「ちょっと!!いつまで寝てるのッ!!!」
br「ぅあーッ、うっさ…」
br母「起きなさァァァァァァァ”ァ”ァ”“い!!!!」
br「はいはいッ、!!起きてるから〜ッ!!」
っと…
僕は昨日買ったばかりの、
淡い赤色をした時計に目をやった。
br「…目覚まし時計とか意味無くね?」
「え、ちゃんと鳴ったよね?」
そうやって独り言を吐きながら、
だらだらと支度を進める。
br「ん”〜ごはん…いらないかな……」
不意に時計をみる。
br「は、…?もう行かないとッ」
「いってきまぁ〜す!!」
ガチャ、バタンッッ
br「〜〜♪」
少し田舎臭い町の中、
僕は歩道を踏みしめる。
今日はどんな一日になるだろう。
どんな一日が送れるのだろう。
そうやって思考を膨らませながら、
赤いチェック柄のマフラーを巻いて
足を進めていく。
自分にとって「赤」は好きな色で、
…いや、結局全部好きなんだけど。
赤は様々な色の中でも特に、
元気や熱力をくれる色だと感じている。
自信に満ちた色をしている、
そんな気がする。
あとは……、
…その話はまた今度にしようかな。
しばらくすると、
はらはらと雪が降ってくる。
br「わ〜ッ雪だぁ〜ッw」
どうやらこの地域では少々雪が珍しく、
テンション爆上がりの学生が多い。
br「今日は良い一日になりそうッ!w」
僕もその1人だ。
学校に着いて、
靴を入れ替え、
廊下を歩く。
今では見慣れきった景色。
これがいつまで見られるのか。
そんなことをたまに思ってしまう。
後輩「br先輩おはようございます!!」
br「わぁ〜おはようッ!」
後輩「ちょっと職員室に用があって…w」
br「え、何?wもしかしてお呼ばれ食らっちゃったー?ww」
後輩「ッw、違いますよもうww」
br「だよね〜w」
この可愛い後輩も、
あと数ヶ月で会えなくなっちゃうなんて。
「卒業なんてしたくない」
そう考えてしまうのは、
わがままでしょうか……?
br「あ〜ッ…、卒業やだな〜ッw」
笑って誤魔化しながら、
心の底から思いを吐く。
後輩「あ〜、確かに、先輩今年で卒業ですもんね…」
br「離れ離れになっちゃう〜ッ((」
後輩「w、ですね…」
br「え、え、え、え、もしかして寂しい?」
後輩「あ〜ッうるさいですよもうッw」
br「ツンデレですかぁ〜?w」
後輩「っ……あーはいはい寂しいですッ!」
「ってか、早くしないと用事あるんで!じゃ!!」
br「え〜、可愛くないなぁもう……」
「僕も教室向かうかぁ〜w」
そうして時間は過ぎていった。
____________
br「_じゃ、またね〜w」
今日も変わらない一日が過ぎていく。
卒業へのカウントダウン、
別れと出会いが行き交う季節。
実際“自分”という存在は、
周りの人によって成り立っている。
…と思っている。
自分1人じゃ生きていけない。
どうしようもなくて、
いつも仲間に助けを求める。
駆けつけてくれたあいつらに
僕は安堵して、
慰めてもらっている、
と言っても過言ではない。
だから、何気ないこの時間が、
いつも校門の前で”またね”
を交わす瞬間が、
どうしようもない寂しさに纏われている。
…そんなこと考えたって、
時は戻らないし、人生一度きりだし。
br「しょうがないよなぁ…、、、w」
気づけば、横断歩道の真ん中。
点滅した青信号。
br「ッ?、ぇッッ_」
______ッ
曲がり角から、
突然やってきた軽トラックが、
僕の血を滲ませた。
____________
_白い天井
_白い壁
_白いカーテン
_アルコールの香るこの場所は、
br「_病院だ。」
______
っていうところで終わってます((((((((
続き書いてくれる人がいればいいんですけどn
コメント
16件
書きましょうか((((( (お前まだリク終わってないだろ) (❤のやつ残ってる)
頑張ってくださいね^^ 僕忙しいので〜((逃げ
あまりにも神作過ぎて♡100も押しちゃったわ…