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これで分かった、




私は目黒くんといてはいけない、、、




きっと彼も思ってることだろう、




この間の彼からの誘いは、




最期の印なんだ、




目黒くんなりの優しさなんだよ、




私は勝手に浮かれて、




馬鹿みたい。




これ以上目黒くんに関わっちゃだめだ、




明日、仕事を辞めよう。




次の日はいつもより早く家を出た、




目黒くんに会わないためにね。




会社に行き、




退職願をすぐに出し、




自分の荷物をまとめて会社を出た。




家も引っ越して、




目黒くんの連絡先を、、




、、、消せない、




ここまでしたのになんで消せないのかな、




これも捨てたら、




ほんとに全てが終わってしまう気がする。




その日はとりあえず、




いつものバーで泊まらせてもらった。




ママに出来事を話した、




そうしたら意外な答えが返ってきた。




「とっておいていいんじゃない?」


『え、?』


「唯一の思い出として」




確かに思い出の品はひとつもない、




でも、けじめをつけると決めたのに、




『じゃあ、また会えるって信じていいのかな?』


「もちろん」


『、、ありがと、』




もし生まれ変わったら、




目黒くんの隣を歩ける人になりたい、

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