テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
269
楓 菜 ㌠ @ ただいま!
2,073
はじめに
性癖に性癖を重ねた作品なため、
どんな性癖にも寛大な方のみの視聴をオススメします
作者の実体験も入っており、
かなり人を選ぶ作品になっております
また、以下に書かれている文章の意図が分からない方はブラウザバックを推奨します
pr×tg、tg×pr (露骨な𝖼𝗉要素は無し)
鬱展開、暴力表現、性的表現、その他諸々
prさんメイン
※この作品はフィクションであり、実際の人物、団体とは一切関係ありません
___Warning ___
転載(スクショ含む)
自作発言
誹謗中傷目的での拡散
他、作者が不快と感じる行為
以上を禁止行為とさせていただきます
本当に大丈夫ですね?
ダメダメ
世界が七色に輝いた日
pr side
死ぬほど憎い相手がいた
根拠のない噂を広められ、
俺の持ち物を盗られ、
暴力はもちろん、
性暴力まで受けた
“ばら撒かれたくなかったら、金を寄越せ”
そう言われて
俺は必死にアルバイトをした
でも、全然足りなかった
ある日、兄弟から金を盗んだ
罪悪感で心が押し潰されそうになった
兄弟だけには迷惑をかけたくない、
そう強く思った
いつしか俺は寝る間も惜しんでアルバイトをするようになった
家にいる時間はほとんどない
睡眠も食事も、
家以外で済ませるようになった
兄弟の顔や声は
もう一年近くは見ていないし、聞いていない
それでも、金を稼がなきゃいけなかった
そうしないと全部が壊れてしまうから
ある日、体調を崩した
身に覚えがありすぎて
どれが原因なのかなんて分からない
まぁ、全部だろうな
体温計なんて持っていなかったが
たぶん40℃近くはあったと思う
スマホを見る余裕すらないほど
身体が暑く、重かった
その日は大学を休んだ
一日、たった一日だけだった
そして次の日
破裂しそうなくらい痛む頭を抱えながら
俺は大学へ向かった
教室の扉を開ける
一歩、足を踏み入れた瞬間
痛いほどの視線が俺に向かって降り注いだ
状況を理解するのに時間はかからなかった
嘘だ
何かの間違いだ
ただの気のせいだ
そう思いたかった
後ずさろうとした俺の身体を
たった一つの言葉が止める
「prくんって、あんな姿するんだね(笑)」
冷や汗が止まらなかった
心臓が、痛いほどに鼓動する
気づけば俺は路地裏で息を潜めていた
…そんなときだった
俺をこんな目に遭わせた張本人
いじめの主犯格が、ちょうど目の前を通った
咄嗟に、声が出た
何を言ったのかはもう覚えていない
ただ、そいつはこちらを振り返って
気味の悪い笑顔を浮かべた
そこから先の記憶は途切れている
きズぃたラ
ぉレは
ゃつノクびヲ
しメテ
コロシテイタ
…その瞬間
俺を縛っていたものが全部なくなった気がした
今まで押し込めていた
疲れも、
怒りも、
欲も、
全部が一気に溢れ出した
そして何より
俺はずーっと、誰かに褒めてほしかった
頑張ったなって
偉かったなって
俺はあいつらのために頑張っていた
だったら
最後くらい、とびっきり褒めてほしかった
記憶を辿りながら自分の家へ向かう
合鍵なんて、とっくに失くしてしまった
仕方なくインターホンを鳴らす
電子音とともにインターホンが繋がった
『はーい、どなたでしょーかー?』
久しぶりに声を聞いたもんだから
一瞬、誰かの彼女かと思った
「……俺」
たぶん今の俺は
承認欲求が限界まで膨れ上がっている
気づかれたい
覚えていてほしい
俺のことを、
まだ兄だと思っているのか確かめたかった
…そんな俺の欲望を、tgは見事に拾ってくれた
『……pr、にぃ……?』
「ん、早く開けろ」
インターホン越しにドタバタと物音がする
そして、扉が開いた
「prにぃ……!?」
「ほんとに、prにぃなの……!?」
「おれ、ずっと探して……」
tgはもう涙でぐちゃぐちゃだった
その顔を見た瞬間
胸の奥が暑くなった
ああ、
ちゃんと覚えていてくれたんだ
それだけで
俺の承認欲求はどんどん満たされていく
「……今、家にいるのtgだけ?」
「んぅ……そう、!」
「おれだけ、今日、学校休みで……」
「そっか」
「なぁ、tg」
「……なぁに?」
「俺」
「人を」
「殺しちゃった」
…、あーあ
言ってしまった
本当なら
ここまで言う必要なんてなかったのに
でも
tgがあまりにも良い反応をするから
もっと俺を見てほしくなった
もっと、俺のことを気にしてほしくなった
「なん、で……?」
tgの顔がみるみる青ざめていく
なんで、か
「俺、虐められててさ」
「復讐ってやつ?」
「そっ、か……」
tgが俯いた
長い沈黙が起こる
「…………prにぃ」
「30分だけ、待ってて」
「は?」
突然そう言うと、
tgは俺の手を引いて自分の部屋へ連れていった
「お、おいtg?」
返事はない、
そのまま俺を部屋に残して
tgは奥へ消えていった
やがて時間だけが過ぎていく
そして
30分ほど経った頃
tgが戻ってきた
「tg、遅……」
言い終わる前に
ぐい、と手を引かれた
思わずよろけるほど強く
玄関まで連れていかれる
「ちょ、tg、!痛いんやけど……」
「…、prにぃはさ」
tgが俺を見る
「悪いこと、したんだよね?」
「……まぁ、そーやな」
「嘘……じゃないんだよね?」
「嘘なわけないやろ、」
「…このままだったら、警察に捕まるんだよね?」
「……確かに、そーやなぁ」
「……」
「はは、考えとらんかったわ」
tgはしばらく黙っていた
そしたら
「おれは」
「prにぃが、捕まってほしくない」
そう言って、俺の目を真っ直ぐ見つめた
「だからさ」
少しだけ震える手を
俺の目の前へ差し出して
「おれと一緒に、世界の果てまで逃亡してくれない?」
その言葉を聞いた瞬間
俺の視界は七色に弾け輝いた
コメント
2件
没とまではいかんけど展開早過ぎて(´・ω・`) ただひたすらに鬱展開書きたかっただけで書いたからゆるして 多分他の方と似てるとこあるカモ 不快に思われましたら消させて頂きます🙇♀️ 続き書くかは気分やね ハートいっぱい来たら書くカモ
**みぅ🤍🥀:** うわ…第1話からこれ、重くて美しくてやばいっす…。prくんの追い詰められ方が痛いくらい伝わってきて、♡♡♡ちゃった後の「全部が一気に溢れ出した」とこ、息できなかった。でもそれ以上に、tgくんが「おれと一緒に、世界の果てまで逃亡してくれない?」って差し出した手に、視界が七色に弾けるラスト…もう、胸がぎゅってなった。承認欲求の塊になってたprくんが、たった一人に覚えてもらえて、それで救われる感じ、すごく刺さりました。続き、読みたい…。🥀🤍