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緑星ふうま
第四章 浄化の深淵
「あ、が……っ! やめ、ろ、rm……ッ! 中が、熱い……溶けちゃう……ッ!!」
rmの指先が、fuの背中の中心——悪魔の魔力が集まる「核」を強く圧迫した。
指先からダイレクトに流し込まれるのは、純度百パーセントの神聖魔力だ。それはfuの体内に巡る黒い濁った魔力と衝突し、バチバチと激しい火花を散らす。
「抵抗しなくていいんだよ、fu。君の中の『汚れ』を、俺が一滴残らず掃き出してあげるから」
rmの声は、まるで子守唄のように穏やかだ。
しかし、行われているのは残酷なまでの精神と肉体の再構築。
rmがfuの首筋に深く歯を立てると、そこからさらに眩い光が溢れ出した。fuの視界は真っ白に染まり、思考がバラバラに砕け散る。
「ひ、あ、ぁ……あああああぁッ!!」
fuの黒い翼が、苦痛と悦楽の混濁にバサバサと激しくのたうち回る。
だが、rmはその翼を大きな自らの白い羽で上から押さえつけ、逃げ道を完全に塞いだ。
fuが魔界で培ってきた傲慢な記憶、仲間の笑い声、自分を「悪魔」だと定義していた誇り。 それらが、rmの唇が触れるたびに、音を立てて崩れ去っていく。
「あ、ぁ……っ、おれ……俺は……っ」
「そう、君はもう、地獄の住人じゃない。俺の腕の中で震える、ただの愛しい小鳥だよ」
rmの手が、fuの下腹部を容赦なく愛撫する。
悪魔の象徴である鋭い尾の付け根を、天使の白い指がねっとりと這い回る。本来なら耐え難い苦痛であるはずの「聖なる接触」が、内側からせり上がる熱い快感に変換され、fuの身体を弓なりに反らせた。
浄化が進むにつれ、fuの瞳から挑発的な光が消え、代わりにトロンとした、熱に浮かされたような悦惚が宿り始める。
「……rm、さま……っ、熱いの、もっと……ここ、壊して……っ」
自ら腰を振り、天使の指を、その光をねだる言葉がこぼれる。
その瞬間、rmの瞳が冷酷な愉悦に細められた。
「自分から求めるなんて、本当に素直な子だ」
rmはfuの身体を裏返し、項から背骨にかけて、一筆書きのように唇を這わせた。触れられた場所から、黒い紋章が黄金色の「聖痕」へと上書きされていく。
それは救済などではない。
rmの色でfuを染め上げ、二度と魔界の毒を寄せ付けない体質へと作り替える――永久不滅の「刻印」だった。
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